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Yamareco

記録ID: 7823377
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

極楽寺山 千同川中俣〜白ヶ谷

2025年02月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
5.2km
登り
582m
下り
580m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
0:14
合計
4:54
距離 5.2km 登り 582m 下り 580m
10:02
17
坪井公園
10:32
16
千同川最終堰堤
10:48
99
千同川中俣出合い
12:27
12
倉重コース尾根
12:52
12:53
8
13:01
11
13:12
65
観音コース白ヶ谷下降点
14:17
14:23
20
白ヶ谷二俣
14:56
坪井公園
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
城山南交差点より観音台方面に入り、坪井公園駐車場に駐車。山陽自動車道の高架をくぐり、極楽寺山観音登山道入口をすぎて、林道終点の堰堤から入渓する。
コース状況/
危険箇所等
2025年2月現在、千同川の最終堰堤周辺には赤テープが張り巡らされ、何らかの治山事業が始められる模様だが、一般登山道には影響なし。
その他周辺情報 坪井公園にトイレあり。坪井公園下には千同川緑地。
千同川中俣が左岸から出合う。マイナー沢あるあるのガレた貧相な枯れ谷である。やはり、ハズレか?はたして上流に、ゴルジュはあるのか?
2025年02月21日 10:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/21 10:48
千同川中俣が左岸から出合う。マイナー沢あるあるのガレた貧相な枯れ谷である。やはり、ハズレか?はたして上流に、ゴルジュはあるのか?
15分ほど登ると、岩盤の張った谷となり、水流も復活して、5mの幅広滝が現れ、期待が高まる。階段状で容易に登れた。
2025年02月21日 11:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/21 11:02
15分ほど登ると、岩盤の張った谷となり、水流も復活して、5mの幅広滝が現れ、期待が高まる。階段状で容易に登れた。
3×6mの斜滝。落石、落木は多いが。
2025年02月21日 11:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/21 11:07
3×6mの斜滝。落石、落木は多いが。
岸が立ってきた。左岸枝沢にかかる黒い8m滝。
2025年02月21日 11:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
2/21 11:18
岸が立ってきた。左岸枝沢にかかる黒い8m滝。
ゴルジュが始まる。地形図は正しかった!高巻きは難しそうな4m滝だが、なんとか登れた。
2025年02月21日 11:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:20
ゴルジュが始まる。地形図は正しかった!高巻きは難しそうな4m滝だが、なんとか登れた。
続いて3m滝は、右側を登った。
2025年02月21日 11:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:24
続いて3m滝は、右側を登った。
3段6m。
2025年02月21日 11:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:31
3段6m。
ゴルジュの幅が3mに狭まり、いっそう厳しい印象になった。
2025年02月21日 11:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:37
ゴルジュの幅が3mに狭まり、いっそう厳しい印象になった。
ゴルジュの突き当りに3mの直瀑が立つ。一瞬不安がよぎるが、水線を中段までのぼり、右に逃げて登りきった。
2025年02月21日 11:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/21 11:40
ゴルジュの突き当りに3mの直瀑が立つ。一瞬不安がよぎるが、水線を中段までのぼり、右に逃げて登りきった。
滝の上にもゴルジュは続いた。左岸の鋭く切れ込んだ枝沢にはツララが垂れる。
2025年02月21日 11:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:47
滝の上にもゴルジュは続いた。左岸の鋭く切れ込んだ枝沢にはツララが垂れる。
詰めは落石のゴロゴロした狭く急なルンゼになった。左岸には30m垂壁が立つ。
2025年02月21日 11:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:54
詰めは落石のゴロゴロした狭く急なルンゼになった。左岸には30m垂壁が立つ。
同じく右岸にそそり立つ岩壁。
2025年02月21日 11:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:54
同じく右岸にそそり立つ岩壁。
右岸枝沢の8m滝。下から見て本流かと思い、あせった。
2025年02月21日 11:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:56
右岸枝沢の8m滝。下から見て本流かと思い、あせった。
本流の5m斜滝。みためよりも難しい。
2025年02月21日 11:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 11:59
本流の5m斜滝。みためよりも難しい。
ルンゼの最後は、泥壁となり、登れないので、右岸をまいた。
2025年02月21日 12:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 12:05
ルンゼの最後は、泥壁となり、登れないので、右岸をまいた。
稜線への詰めは20mほど続く、岩の凱旋門だ。
2025年02月21日 12:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 12:11
稜線への詰めは20mほど続く、岩の凱旋門だ。
極楽寺山へつづく倉重登山道には、まだ雪が残っていた。
2025年02月21日 12:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 12:37
極楽寺山へつづく倉重登山道には、まだ雪が残っていた。
極楽寺に参拝後、観音登山道を少しおり、右手の白ヶ谷に降りた。ものすごい急斜面で、危ない。
2025年02月21日 13:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:12
極楽寺に参拝後、観音登山道を少しおり、右手の白ヶ谷に降りた。ものすごい急斜面で、危ない。
谷の中間尾根の岩稜沿いにくだったほうが楽だった。
2025年02月21日 13:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:19
谷の中間尾根の岩稜沿いにくだったほうが楽だった。
モミの巨木が谷の斜面に立っていた。
2025年02月21日 13:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:22
モミの巨木が谷の斜面に立っていた。
白ヶ谷は、岩盤は張っているが、落石の多いガレた谷だった。植林帯となり、落木も多かった。2段6m滝を左岸からまき降りた。
2025年02月21日 13:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:33
白ヶ谷は、岩盤は張っているが、落石の多いガレた谷だった。植林帯となり、落木も多かった。2段6m滝を左岸からまき降りた。
3m滝も左岸から巻き降りた。
2025年02月21日 13:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:36
3m滝も左岸から巻き降りた。
4m直瀑。荒れていて美しくはない。
2025年02月21日 13:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:44
4m直瀑。荒れていて美しくはない。
珍しく落石のない5mほどのナメ。
2025年02月21日 13:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 13:51
珍しく落石のない5mほどのナメ。
倒木をくぐる3×5m斜滝。
2025年02月21日 14:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 14:02
倒木をくぐる3×5m斜滝。
これはきれいな5×7m。
2025年02月21日 14:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 14:15
これはきれいな5×7m。
最後を飾る4×8m滝。左側(右岸)を降りることができた。
2025年02月21日 14:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 14:27
最後を飾る4×8m滝。左側(右岸)を降りることができた。
10mのナメ。この下で、平流となり、藪がうるさくなったので、並走する観音登山道にエスケープして下山した。
2025年02月21日 14:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/21 14:29
10mのナメ。この下で、平流となり、藪がうるさくなったので、並走する観音登山道にエスケープして下山した。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ロープ

感想

極楽寺山693m東面の千同川は、観音北コース登山口の上で、右俣、中俣、左俣にわかれ、このうち、右俣、左俣には、地形図では破線道が記されている。前回、右俣を登って左俣を下ったが、風化花崗岩のガレた谷で、遡行価値はなかった。ただ、地形図では、中俣は短いが谷の幅がかなり狭く、ゴルジュの存在が予想された。しかし、右俣の渓相からして、たんに風化花崗岩の土壁をえぐった悪い谷の可能性も高かった。「いつかいちの地名をさぐる」では、中俣は「北椋木」とされ、椋木は岩のむき出した所という。少しばかりの期待をこめて、中俣を登り、観音コースの尾根をはさんだ反対側の千同川白ヶ谷をくだった。白ヶ谷の名称も「いつかいちの地名をさぐる」によった。中俣の出合いは、マイナー沢あるあるの貧相な枯れ沢で、不安となるが、めげずに行くと、だんだんと岩盤が現れ、水流も復活し、幅広の滝も現れ、期待が高まる。なおも進むと、両岸が立って、地形図で予想した通りのゴルジュが現れた。当たりだ。この長いゴルジュは、最狭部は3m、側壁も高くて迫力があり、極楽寺の谷では、たぶん一番のものだろう。ゴルジュの中には3〜4mの滝がいくつかあったが、幸いにも本流には大滝はなく、苦労はしたが高巻くことなく通過できた。白ヶ谷のほうも岩盤は張ってはいたが、植林帯で、落石と落木が多く、荒れた渓相だった。マイナー沢なので、期待をしないで出かけたが、予想以上に面白い山行となった。極楽寺山は、広島市西部の谷の研究を始めた山だが、これだから、知られていない谷の探索はやめられない。

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