源太ヶ岳〜三ツ石山 スキー縦走


- GPS
- 27:11
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:28
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:09
天候 | 1日目 晴れ(強風) 2日目 風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
源太ヶ岳も三ツ石山も何度もスキーで行っていますが、縦走するのは私は初めてでした。
源太ヶ岳の登りでは、樹林帯までは新雪がうっすら積もっておりシールで大丈夫でしたが、山頂直下の急斜面はカリカリのアイスバーンで、スキーアイゼンを着けないと無理でした。ところどころ積もっていた新雪の場所でターンは何とかできました。予想外だったのは、源太ヶ岳の山頂付近がハイマツで覆われ、そのままスキーでは進めなかったことです。少し迂回すれば途切れるかと思ったのですが、なかなか途切れず、最初から板を脱いで夏道を歩いた方が早かったです。
大深岳からはシールオフして滑りましたが、最初はアイスバーンな上、雪庇が崩れていたりクラックがあったりしたのでハイマツの近くを慎重に滑りましたが、関東森分岐を過ぎてからは急斜面でもむしろ滑りやすい広い斜面で、南向きなのでアイスバーンが少し緩んでおり、快適な滑走を楽しむことができました。
鞍部で小休憩後、再びシールを着けて小畚に向けて登りましたが、ここも心配していたほどではなく、なだらかな西尾根に回りこみながら登ったので、シールで登ることができました。ハイマツに遮られて小畚の山頂は踏めませんでしたが、次のピークの手前でハイマツが薄くなっている場所から北東側斜面へ移動、そのまま三ツ石山まで問題なく行くことができました。
三ツ石山からは岩手山や秋田駒ケ岳などの展望がとても良かったです。シールオフしての滑走もところどころパウダーで楽しめました。
三ツ石山荘ではKさんがデポしていたはずの薪がなくなっており、ストーブは使えませんでした。まあ今の時期はそれほど寒くはないので大丈夫でしたが、、、。水はいつものように雪から作り、できるだけ新雪のきれいな雪を使ったのですが、濾してみるとフィルターがかなり汚かったです。春ですね〜。持ち寄った料理やお酒で楽しく宴会し就寝。
翌朝は下山だけなのでゆっくり起床。最初は天気が良かったので、三ツ石に再び登って1本滑ってから帰ることにしましたが、出発準備をしている間に天気が悪化、雪が降ってきました。10分ほど登ったところで風雪がひどくなり視界不良になったので、1330mでシールオフして滑走しました。途中イグルーの跡がありびっくり。
赤川付近まで降りると平坦になり、登りを避けようとしているうちに方向感覚が狂い、コンパスで確認したところいつの間にか反対方向に進んでいました。軌道修正後無事奥産道に到着しました。
その後天気はますます悪くなり、私はまたしても雪酔いになってしまいました。オープンバーンでなくても酔ってしまうのですね〜。すぐに酔い止め薬を飲んだので、少しは効いたかもしれません。松川大橋手前で2か所雪崩跡があり、最初の方は規模が大きく、スキーを脱がないと越えられませんでした。松川大橋には雪がたっぷり乗っており、落ちないように真ん中を歩きました。その後は多少の登りはありますが、あっという間に松川温泉に到着しました。
今回1日目の天気に恵まれ、無事念願のコースを縦走することができてよかったです。
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