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Yamareco

記録ID: 7979673
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

魚止山(敗退)

2025年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:44
距離
16.6km
登り
993m
下り
994m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:23
休憩
1:21
合計
11:44
距離 16.6km 登り 993m 下り 994m
4:14
110
スタート地点
6:04
39
6:43
6:55
225
取り付き
10:40
11:48
136
魚止山の直下
14:04
14:05
113
15:58
ゴール地点
天候 快晴 無風
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
室谷洞窟の駐車場
コース状況/
危険箇所等
林道:9割がた積雪。デブリ多数
取り付き~魚止山:雪が多い今年でも、藪が出ている部分がある。急斜面では雪が中途半端に崩れていて、ルーファイが難しい。藪に突っ込むことを余儀なくされる部分もある。
その他周辺情報 食事:坂下ドライブイン 馬刺し定食 1100円 ★4.2 (とても良い)
 R49沿いに昔からある大衆食堂。大量の馬刺しを安価に食べられてコスパが良い。日本酒が飲みたい。

温泉:大江戸温泉物語あいづ 600円 ★3.9 (安くて良い)
 遅くまで営業している大型温泉施設。露天風呂が広い。泉質はNaCl系で、循環ろ過。汗を流すには十分。コスパも良い。漫画コーナーもある。
デブリ多数。地味に疲れる
2025年04月05日 04:49撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 4:49
デブリ多数。地味に疲れる
林道の積雪と先行者
2025年04月05日 05:24撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 5:24
林道の積雪と先行者
室谷川越しの傘山
2025年04月05日 05:26撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 5:26
室谷川越しの傘山
太郎山が見えた
2025年04月05日 05:28撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 5:28
太郎山が見えた
登る魚止山の尾根をズーム
2025年04月05日 06:33撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 6:33
登る魚止山の尾根をズーム
取り付き地点の橋
2025年04月05日 06:45撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 6:45
取り付き地点の橋
取り付き地点。古のピンクテープ有り
2025年04月05日 06:42撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 6:42
取り付き地点。古のピンクテープ有り
斜面から太郎山を望む
2025年04月05日 07:27撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 7:27
斜面から太郎山を望む
写真じゃ伝わりにくいが、急登が多い
2025年04月05日 08:42撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 8:42
写真じゃ伝わりにくいが、急登が多い
このような崩壊ヶ所が多数。テン泊装備でのルーファイに疲弊
2025年04月05日 09:52撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 9:52
このような崩壊ヶ所が多数。テン泊装備でのルーファイに疲弊
山頂直下の台地。右が魚止山
2025年04月05日 10:08撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 10:08
山頂直下の台地。右が魚止山
山頂へは逆藪を越えねばならない
近づいて見るとシンドそうで、ここで完全に戦意喪失
2025年04月05日 10:33撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 10:33
山頂へは逆藪を越えねばならない
近づいて見るとシンドそうで、ここで完全に戦意喪失
向かいの駒形山、奥に白く輝く浅草岳
2025年04月05日 10:46撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 10:46
向かいの駒形山、奥に白く輝く浅草岳
向かいの御神楽岳(左)、貉ヶ森(右)
中央のピークは不明
2025年04月05日 10:49撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 10:49
向かいの御神楽岳(左)、貉ヶ森(右)
中央のピークは不明
次第に飯豊山のガスが晴れてきた
2025年04月05日 11:48撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 11:48
次第に飯豊山のガスが晴れてきた
復路の林道が本当に辛かった
2025年04月05日 13:29撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 13:29
復路の林道が本当に辛かった
馬刺しを食べて元気出す
お疲れ様でした
2025年04月05日 18:25撮影 by  iPhone 15, Apple
4/5 18:25
馬刺しを食べて元気出す
お疲れ様でした
撮影機器:

装備

個人装備
冬靴 アイゼン ワカン 冬山テン泊

感想

2540kcal, 装備19.5kg

 矢筈岳を目指すも、魚止山にすら至らず。自分への敗北。
 3月は山休暇が無かったので、妻に頼んで泊りで行かせてもらえることに。この時期に晴れたら挑戦しようと思っていた、矢筈岳へ。藪漕ぎ必須の山で、さらに私の足ではテン泊が必要。デカザックでの藪漕ぎは不安だが、雪が多い今年の早い時期なら大丈夫だろう、と思っていた。積雪テン泊装備は、測ってみると水(2L)・食料込みで19.5kgだった。こんなに重かったっけ。久しぶりだから重く感じるのか。不安要素が複数あるが、土曜は晴れが確約されているので行くしかない。
 前日夜に移動開始、高速のPAで車中泊。ここで帽子とテムレスを忘れたことに気づく。帽子は何とかなるが、この時期にテムレス無しでテン泊は大丈夫か(この日は季節外れの灼熱予報ではあったが)。コンビニで冬用手袋を探すも4月なので見当たらず、やむを得ず農作業用のゴム手袋で代用することにする(これはほとんど役に立たなかった)。
 4時過ぎに室谷洞窟を出発し、林道6kmを歩く。今年は雪が多いので、ほぼ全域で積雪。デブリが多く、19.5kg担いで何度も乗り越えるのは疲労した。6km歩くのに2.5時間もかかってしまった。林道の途中で、まさかの後続者と遭遇。歴40年ほどの大ベテランで、太郎山-魚止山を日帰りで歩くらしい。渋い。重装備の私を颯爽と追い抜いて行った。
 取り付きからしばらくは雪が安定しているが、500mあたりから雪庇崩壊している箇所が多数。大型ザックでのルーファイが疲れる。藪の中に薄い踏み跡が存在する区間もあるが、大型ザックでの突破に難儀。かなりの急斜面で、滑落したらタダじゃ済まない場所もある。こういうのを繰り返しているうちに、無事に帰れるのか不安になってきた。テムレス忘れの件もあり、だんだんと帰りたくなってきた。魚止山直下の台地に出ると、ようやく快適区間。ウキウキで歩くのも束の間、山頂直下は雪が崩壊しており、背の高い逆薮。この先もコレが続くのかと思うと、心が折れた。矢筈岳の姿を拝むことなく、敗退。一番の要因は自分への敗北だろう。
 撤退を決めてカレーメシを食べていると、先行者と遭遇。太郎山と魚止山を超えてきたようだ。薮を難なく突破したようで(先行者は日帰り装備だが)、自分の修行不足を身に染みて実感。
 下りは雪が緩んでいたので、急斜面に気をつけた。薮は下山時は楽に感じた。復路の林道は、とても辛かった。
 下山後は、馬刺しと温泉で慰労。翌日も妻不在でフリーだったので、道の駅会津坂下で車中泊。翌日は芦ノ牧温泉と会津山塩ラーメンを満喫し、帰宅。
 今回の山行では、自分の限界を感じた。残雪期の山に行くには、藪漕ぎの修行が必要そうだ。

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