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Yamareco

記録ID: 7997838
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

岡田 山田 平瀬城趾 田沢

2025年04月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:31
距離
11.3km
登り
367m
下り
474m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:48
休憩
0:44
合計
4:32
距離 11.3km 登り 367m 下り 474m
11:45
85
浅間温泉
13:10
13:28
92
15:00
15:26
49
16:15
2
16:17
田沢駅
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
入山途上のラーメン屋に思わず入店。美ヶ原♨福久。ラーメン1100円。ラーメン1000円時代に突入と認識を改める。麺は良い感じのちじれ硬麺、好きなタイプ。汁の旨味が私にはおとなしすぎた。
2025年04月10日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 11:21
入山途上のラーメン屋に思わず入店。美ヶ原♨福久。ラーメン1100円。ラーメン1000円時代に突入と認識を改める。麺は良い感じのちじれ硬麺、好きなタイプ。汁の旨味が私にはおとなしすぎた。
岡田宿の東屋の説明 ここは江戸道と善光寺道の分岐だ。善光寺までの道はほとんど歩いたので、今度は上田への江戸道を歩きたい
2025年04月10日 12:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 12:23
岡田宿の東屋の説明 ここは江戸道と善光寺道の分岐だ。善光寺までの道はほとんど歩いたので、今度は上田への江戸道を歩きたい
岡田宿の東屋の説明 おお!貞享一揆は安曇の中萱嘉助が有名だけど岡田の橋爪さんもハリツケ刑だったのか。知らなかった!ここは江戸行きの米が通るところなのか
2025年04月10日 12:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 12:23
岡田宿の東屋の説明 おお!貞享一揆は安曇の中萱嘉助が有名だけど岡田の橋爪さんもハリツケ刑だったのか。知らなかった!ここは江戸行きの米が通るところなのか
岡田宿の東屋の説明 これを読まずに進んだが、結局、御岳神社跡、六助稲荷、向山と、地形の導くまま登っていった。気まぐれなのに導かれたのがこわい。
2025年04月10日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 12:24
岡田宿の東屋の説明 これを読まずに進んだが、結局、御岳神社跡、六助稲荷、向山と、地形の導くまま登っていった。気まぐれなのに導かれたのがこわい。
岡田宿の東屋の説明 三才山トンネル1976で景観が随分変わったのだ。バイパスができて、宿の鍵型なんかは保存されてよかった。
2025年04月10日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 12:24
岡田宿の東屋の説明 三才山トンネル1976で景観が随分変わったのだ。バイパスができて、宿の鍵型なんかは保存されてよかった。
岡田宿の東屋の説明 この場では詳しく見なかったが、あとから見ると良いコースを歩いていた。
2025年04月10日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 12:24
岡田宿の東屋の説明 この場では詳しく見なかったが、あとから見ると良いコースを歩いていた。
岡田宿 かろうじて残るたたずまい
2025年04月10日 12:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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岡田宿 かろうじて残るたたずまい
明治元年廃仏毀釈でやられてしまった大願寺 松本平随一の浄土宗寺なら、円空も来たかもしれない。松本市岡田町向山中段とはどこのことだろう?
2025年04月10日 12:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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明治元年廃仏毀釈でやられてしまった大願寺 松本平随一の浄土宗寺なら、円空も来たかもしれない。松本市岡田町向山中段とはどこのことだろう?
明治元年廃仏毀釈でやられてしまった大願寺の名残
2025年04月10日 12:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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明治元年廃仏毀釈でやられてしまった大願寺の名残
おお、8世紀の世界
2025年04月10日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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おお、8世紀の世界
思わぬところに水たまり
2025年04月10日 13:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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思わぬところに水たまり
ここも以前は水田耕作をしたのか
2025年04月10日 14:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 14:00
ここも以前は水田耕作をしたのか
デイラボッチはこの地域の伝説の巨人
2025年04月10日 14:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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デイラボッチはこの地域の伝説の巨人
タツノコ太郎はこの地域の伝説。犀竜の背に乗ったのはここ
2025年04月10日 14:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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タツノコ太郎はこの地域の伝説。犀竜の背に乗ったのはここ
松本市島内と、豊科との町ざかいからスタート
2025年04月10日 14:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/10 14:42
松本市島内と、豊科との町ざかいからスタート
安曇野を見下ろす 間伐手入れ中
2025年04月10日 14:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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安曇野を見下ろす 間伐手入れ中
見通しが良い
2025年04月10日 14:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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見通しが良い
カタクリ名物とのこと
2025年04月10日 14:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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カタクリ名物とのこと
かわいい
2025年04月10日 14:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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かわいい
かわいい
2025年04月10日 14:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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かわいい
このカタクリ群落、よく見ると城の裏の竪堀にかかった土橋あるいは虎口だった
2025年04月10日 14:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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このカタクリ群落、よく見ると城の裏の竪堀にかかった土橋あるいは虎口だった
堀で切った尾根の急斜面
2025年04月10日 14:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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堀で切った尾根の急斜面
土塁を縫って道はゆく
2025年04月10日 14:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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土塁を縫って道はゆく
本丸の高まりは10mほどの壁。ここを刀振り回して突撃は辛い!
2025年04月10日 14:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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本丸の高まりは10mほどの壁。ここを刀振り回して突撃は辛い!
本丸はかなり広大。10年ほど前にかなり一気にほどよく整備したみたい。見晴らしよし。
2025年04月10日 15:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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本丸はかなり広大。10年ほど前にかなり一気にほどよく整備したみたい。見晴らしよし。
204名討ち死に。平瀬橋の左岸にある島内のお侍
2025年04月10日 15:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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204名討ち死に。平瀬橋の左岸にある島内のお侍
展望よく整備されている。
2025年04月10日 15:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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展望よく整備されている。
欅の大木も素敵に残っている。
2025年04月10日 15:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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欅の大木も素敵に残っている。
雨パラリだが常念も辛うじて見えているよ。西の空は暗い暗い。
2025年04月10日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雨パラリだが常念も辛うじて見えているよ。西の空は暗い暗い。
でも白馬方面も山は見えてはいるんだ。
2025年04月10日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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でも白馬方面も山は見えてはいるんだ。
安曇野見渡すとこ
2025年04月10日 15:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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安曇野見渡すとこ
帰りの急斜面に桜のおもてなし
2025年04月10日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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帰りの急斜面に桜のおもてなし
今年の花見はこれだ
2025年04月10日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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今年の花見はこれだ
右には山田への道もあったのかあ!
2025年04月10日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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右には山田への道もあったのかあ!
右には山田への道もあったのかあ!
2025年04月10日 15:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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右には山田への道もあったのかあ!
山麓集落の登山口
2025年04月10日 15:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山麓集落の登山口
その案内
2025年04月10日 15:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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その案内
いい感じの道祖神ほんもの
2025年04月10日 15:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いい感じの道祖神ほんもの
クヌギの大木、佇まいもよい。
2025年04月10日 15:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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クヌギの大木、佇まいもよい。
土蔵を改良したいい感じのたてもの
2025年04月10日 15:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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土蔵を改良したいい感じのたてもの
また素敵な道祖神
2025年04月10日 15:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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また素敵な道祖神
謎の道標
2025年04月10日 15:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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謎の道標
篠ノ井線の橋脚をくぐる
2025年04月10日 15:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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篠ノ井線の橋脚をくぐる
田沢のPlatformより
2025年04月10日 16:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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田沢のPlatformより

感想

この山スキー最適期に単独上信越山越え6日山行の準備を終えながら何故か出発できない気分の3日を過ぎ、天気周期も悪くなり、ポツポツ雨の降る日に近場の山城歩き山行に出かける。何やってんだか自分でもわからない。

自宅から歩いて行く未踏の山城がまだいくつかある。松本駅からバス便の多い浅間温泉まで自転車で行って少し時間を稼ぐ。浅間温泉から野を越え山を越える。車ではいつも通らない細い道を選んで芥子坊主方面へ。岡田の河岸段丘を登っていくと岡田宿。地域の歴史看板は全読する。何度来ても面白い。

六助池下あたりで廃仏毀釈でやられた廃寺跡があり、周囲の雰囲気なども見る。みていると近くでネギを植えていたおじさんとあいさつして、このあたりのことをあれこれ聞いたり話たりする。土地の人と話せてとても楽しい。

六助池脇からお宮に上がる道を登って、名も無い山に登頂。この山は10年ほど前から松くい虫で松が枯れ、倒木、伐木で景観がガラリと変わったが、近頃は少し落ち着いてきた。松本のどこからでも見える山なので山頂に行ってみたかった。松の作業道もすでに役割を終えて藪に覆われていた。山頂部も藪の中だった。

田溝池の辺に降りて、山田集落を目指す。山間の小盆地山田は謎めいた集落だ。今回も地元通行人には会わなかった。道路工事の人には会った。

通過していよいよ平瀬城背後の尾根を下り始める。このあたりも松枯れの片付け作業で伐採現場だ。木が減って冬枯れもあって安曇野がよく見える。裏から攻められたらヤバい城だ。あの山田集落は、16世紀には平瀬城防備の武装集団集落だったのだろう。

急な斜面のコルにカタクリの群生あり。花を愛でた後はたと気づけば、このコルは虎口か土橋という立地だった。すでに城の背後の要害エリアに入っている。ここから本丸への急斜面は巧妙に地形を加工してある。これでは駆け上がる間に刺殺されてしまうだろう。

本丸台地は10年以内前に地元の島内と山田がかなり丁寧に整備した模様。余計なものは無く、戦国さながらの展望があり、案内看板も充実。やはり山城は丁寧に保存してあるとうれしい。常念もかすかに見え、白馬方面も雲を纏いつまだ見える。しばし草に寝転んであれこれ思いを浮かべる。ここからは梓川奈良井川の合流点、全安曇野が丸見えだ。
1550年の武田軍信濃侵攻の戦役では、ここで平瀬八郎左ヱ門以下204人が死んだ。南無阿弥陀仏。

下り道は急だが標高差150mほど。山麓に小規模ながら良い佇まいの集落あり。篠ノ井線の山側で、19号線からは引っ込んでいる。田沢駅までの車のうるさい19号線歩きはつまらなかった。

田沢駅では3分差スレスレで汽車が来て松本へ。浅間温泉までバス。浅間温泉からはデポした自転車で家まで帰る。 結局、雨は降らなかったな。

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