暑寒別岳→西暑寒別岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,323m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
2025/4/18
ヤリス(530)-暑寒別ピーク(900)-西暑寒別ピーク付近(1000)-ヤリス(1110)
前日に思い立って西暑寒別岳の北東スロープへ。ここは元々滑ってみたかった憧れのスロープ。ただテレマークを始めてからこの斜面に魅力を感じなくなっていた。しかし、最近は少し思い通りに滑れるようになってきたので、また魅力を感じるように。ルートどりに苦労しそうだと感じたので、先行者の記録を入念に読みイメージを頭に叩き込んだ。いざ。
まだ車はヤリス。朝2時半に起き、5時半には登り出す。一般的には西暑寒別の尾根を行くようだが、万一登っている最中にやる気が失せてもいいように、暑寒別岳経由で行くことにした。4時間半くらいかかると思っていたが3時間半で着いてしまった。まだ時間が早いので、雪が緩んでいるか心配になる。とりあえず景色を見ることに。どうも北海道全域が晴れているようで、利尻まで見渡せた。景色は5分くらいで見終わってしまったので、とりあえず斜面に向かう。
向かう途中で、ポンショカンベツ川源流斜面でもいいかもと一瞬頭をよぎったが、思い直して先へ進む。1350~1400に鎮座する大岩は北側をスキーでまいた。斜面上の雪は緩み始めていて余裕だと思った矢先、斜面が硬く板がばたつく。怖かった〜。稜線上には雪庇が両面に、交互に出るが、すべてスキーとシールで突破できた。お目当て斜面上部に着き、覗き込んでみると案外行けそうに見える。西暑寒別の標高点は目と鼻の先だったがスルーした。
久しぶりの緊張しながらのドロップイン。雪質はストップ雪。硬いよりはマシだけど、太ももがすぐにパンパンになる。結局2回休憩し、テレターンも6割くらいしか出せず。。。少し悔いは残るが、達成感が上回った。
このあとはデブリを横目に沢中のストップ雪と格闘する。c430くらいで右岸の進退が窮まる。数百メートル戻れば左岸に渡れたが、ここは素直に右岸の斜面を登り、林道に合流することとした。多分スキーを脱がずに沢で下山することも可能だったと思う。
下山後は田中商店で酒蔵味噌ラーメンを食べた。札幌に到着後は研究室で研究に勤しんでいます。博士学生の鑑です!
久々に緊張する滑りをした。今年はメローメローと鳴いてばかりだったが、こういうピリッと斜面もいいですね。たまには。
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