猿ヶ馬場山


- GPS
- 09:39
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
一般的には雪が残る時期しか行けないという猿ヶ馬場山に行ってきました。
体力不足の季節とは言え、距離17km、標高差1,400mはさほど大したことはないと思っていましたが、まさかこんなことになるなんて。。。
この日の白川村は最高気温25度になるという予報でしたが、のっけから暑かったです。
しかも出だしは樹林帯なので無風です。
ここ二回は暴風で大変な思いをしているくせに、こうも風がなくて暑いとなると風が吹いてほしいと思うわがままジュリエット。
最初からチェーンスパイクを付けて歩きましたが、1528ピーク辺りで雪のシャリシャリ度が高くなったためわかんを装着しました。
そうこうして帰雲山に到着。
440年前の天正地震による山体崩壊と内ヶ島氏の滅亡、集落壊滅に思いを馳せました。
ところでわかん装着の少し前くらいから体調に異変が発生したんです。
まずは左の外側くるぶしに痛みが発生。
ただこれは痛いものの、歩行には影響がありません。
ところがその後すぐに左股関節にも痛みが出てきました。
こちらは非常に影響をきたしました。
(これを機にこれまでの山行中の身体の不調について日記を書いてみたいと思います。
近日中にアップしたいと考えますのでそちらも宜しく)
山行中に股関節に痛みが出たのはこれまで数回あり、一度は目的地までは行かずに戻りました。
ただ上りに比べ下りは痛みが少ないんです。
残りは標高で400mくらいなので我慢して山頂まで行こうと思いました。
数分置きに止まりながら12時過ぎようやく山頂に到着しました。
股関節の痛みは足を運んでいる時しかないんですよね。
なので山頂では痛みを忘れ、白山を眺めながらおにぎりを食べました。
30分休んで下山します。
休憩が良かったのかしばらくは痛みが少なかったです。
ところが大シラビソノ平辺りからまた痛みが強くなりました。
急な下り坂など、力を加えずに足を踏み出せる場合は痛みは少ないようです。
脚を運ぶのに力がいる登りや平らなところで痛むのです。
なのでこのあと上りになる部分は極力回避。
トレースはなかったものの帰雲山は北側に巻きました。
1528mピーク辺りまで来た時、ロキソニンを持っていることを思い出しました。
(思いつくの遅すぎっ!)
頭痛持ちなので頭痛用に常備しているのですが、ロキソニンは痛み止めの薬と思い至ったのです。
効果があればと服用しましたが痛みは取れなかったです。
16時少し前にようやく白川郷に到着しホッとしました。
そして知ってはいたものの、人の多さに笑っちゃいました。
ウハウハにもほどがあるだろ、この町!
色んな人種が蠢く中、スキーのストックを持ちザックにわかんを付けた、ここでは異様な姿で「あいたた、いたた」と言いながら歩いていました。
***
この山の記録では半数くらいが利用されているように思える「そぼ屋脇本」に車を停めさせてもらいました。
帰りにお店を利用すれば駐車しても良いという話。
登山者だけが恩典に浴するのかと思っていましたが、前日に了解を得るために電話をしようとネットで検索すると、登山者ではない白川郷の観光客が同様の方法で利用したという情報が複数ヒットしました。
ということは、登山者はたまたま網に引っかかっただけで観光客向けの便宜なのだと思いました。
実際、私が到着した朝6時には車が11台いましたが、この日出会った登山者はソロ4人と1グループなので、おそらく11台の半分以上は観光客と思われます。
おそばはとても美味しかったです。
山行でもたついたために注文したかった穴子天は終わってました。
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