黒法師岳(寸又峡温泉からピストン)


- GPS
- 18:29
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,930m
- 下り
- 2,928m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:50
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:31
天候 | 1日目曇りのち雨 2日目晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日500円でキャッシュレス決済のみで、24時間営業。トイレあり。平日ということもありガラガラだった。休日でも満車になることはまずなさそうだが、遅い時間だと夢のつり橋目当ての観光客もそれなりに利用する。 ※少し離れた場所に第1、第2駐車場もあり。繁忙期以外は無料?と思われる。 https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/news/2024-04-15/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
●寸又峡第3駐車場~前黒法師岳登山口 遊歩道で登山口まで。季節により開門時間は変わるようだが、この時期のは7時00分から17時00分まで開門だった。通行時に協力金500円が必要。登山口に向かいながら夢のつり橋が見える。 ●前黒法師岳登山口~前黒法師岳 前黒法師岳登山口の崩壊が進んでおり、登るはいいが下りが危ない。栗ノ木段、白ガレノ頭、前黒法師岳、それぞれの手前に急登がある。なかなか登りごたえあり。前黒法師岳まではピンクテープも多く比較的登山道も整っている。 ●前黒法師岳~ヘリポート 前黒法師岳から急登を一気に下る。明日ここを登り返すと思うとうんざりする。下り終わると芝生の林道に出る。この林道を歩けば最後の登りを巻ける。 ●ヘリポート(テント泊最適地) 今は使われてない?ヘリポート跡地。広い芝生の平地が2区画あり、100~150張はゆうに設置できるスペースがある。南側は開けており、展望を眺めながらゆっくりテント泊できる。ただ鹿の糞が至るところにあり注意。 ●ヘリポートの水場 ヘリポートの奥の林道を5分ほど歩くと古い消化器(なぜ?)が置いてあり、これが目印。水場は目印の横の崖を下った場所にあるが急登で危ない。更に少し進むと目印のケルンがありここから崖を下ると水場がある。水量は決して多くなく流れも弱いが、すぐに枯れるほどではなかった。念のため浄水器を通してから使用した。 ●ヘリポート~二ツ山 ピンクテープはほどんどないが、踏み跡がついており、また尾根を外さなければ迷うことはない。二ツ山を越える時に急登のアップダウンを繰り返す。登りは良いが下りは滑らないように注意。 ●二ツ山~黒法師岳 黒法師岳に近づくにつれて笹藪が高くなる。山頂直下は背丈くらいの高さ。ただ薄っすらとトレースが付いており、外さなければ比較的楽に登れる。外すと当然辛い。獣道も多く油断していると迷い込んでしまうので注意。私は下山時に獣道にはいってしまい、鹿の死体に遭遇した。 ※この日はヤマヒルとマダニはいませんでした。 |
その他周辺情報 | ●寸又峡温泉 翠紅苑 日帰り温泉で利用。料金は600円。寸又峡第3駐車場の隣にあり、駐車場利用者にとっては非常に便利。綺麗で空いているのでのんびり入浴できた。 https://www.suikoen.jp/s/index.html ●駿河湾沼津サービスエリア(上り) 新東名高速道路に帰るなら食事におすすめ。海鮮、肉、麺類と一通りあり、どれもクオリティが高い。良いSAの割には空いていて使いやすかった(たまたま?) https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=187 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
長袖シャツ
Tシャツ
インナー上下
長ズボン
靴下
グローブ
防寒着
レインウェア
日よけ帽子
着替え(アンダー/靴下等)
靴
水筒(行動時用)
プラティパス(6ℓ程度)
テルモス
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池(バッテリー)
GPS(スマホアプリで可)
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
常備薬
日焼け止め
虫除け
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル(手拭い)
ナイフ
カメラ
ビニール袋(ゴミ袋等 数枚)
テント一式
スリーピングマット
シュラフ
ランタン
ストック(任意)
アタックザック(任意)
熊鈴
朝食
昼食(2)
夕食(足りない分)
行動食
非常食(500kcal)
風呂/着替えセット
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感想
会の同期からお誘いがあり、初の深南部へ行ってきました
苔むした原生の森、というのが当初のイメージ
でもいざ行ってみると意外にも人の手が入っているという印象(300名山だしね)
ピーク直下までは踏み跡も明瞭でとても歩きやすかった
その反面ピーク直下は背丈位の薮で覆われており、油断すると獣道に迷い込んでしまう
幕営適地はヘリポート付近にいくらでも幕営可能
1766m付近も幕営可能
水場も出ていたのでこの付近で泊まるのがいいと思う
登山道上は終始鹿の痕跡が凄まじく、これからの時期はヒルがわんさか出てくるのだと思う
幸い今回は山ヒル、マダニの被害は無かった
今回出会った登山者は1パーティーのみ
ゴールデンウイークなのにとても静かな山行だった
誰にも会わずドップリと山に浸かれる、それが深南部の魅力なのかもしれないと思った
ずっと登ってみたかった黒法師岳へ。
黒法師岳に登るなら寸又峡から入り、ヘリポートで宴会をしたいと決めていた。会の同期を誘うと快く付き合ってくれ、食材たくさん背負い黒法師岳に向かう。
黒法師岳は、思っていたより登山道が整っており歩きやすい印象だが、急登のアップダウンが多く眺望がほとんどないため、ソロで来ていたらまさに修行。トレーニングにもってこいの山かもしれない。
このルートの楽しみは、やっぱりヘリポートでのテント泊と宴会。
展望が良くとにかく広い芝生の平地で周りを気にせずのんびりすることが出来るのは、このルートのウリ。ちなみにこの日は貸切で、好き勝手にテントとターフを張り、豪華な食材で宴会。
そしてとにかく人が少ない。
GWのこの時期に出会ったのは、2人組のパーティ1組のみ。下山時には誰ともすれ違わなかった。そんなに魅力がないのか…?黒法師岳。
確かにこれだ!といえるセールスポイントは…ないかもしれない。急登のアップダウンの先の山頂は展望はなし。登山道も地味。
でも黙々と登っていると山にいるぞ、ということが実感できる感じが私は好き。
北アルプスのような華やかさはないが、この何とも言えない地味さが深南部の魅力な気がする。
GWなのに、こんな地味なルートに付き合ってくれた会の同期に感謝!
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