御正体山 山頂からの展望は無いものの途中で富士山を望むことができる山伏峠ルート


- GPS
- 04:23
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 884m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | 快晴だが、雨上がりの低い雲がたくさん出ているので、富士山以外の展望に難がある。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しかし、この場所からは登山道への取り付きが標識も無く不明瞭なので注意を。私は道無き急登の崖を無理やりに登ったので、軌跡を参考にしたスタートは絶対に使わないでください。 ヤマレコの推奨登山口は、トンネルの反対側になっています。つまりこの駐車スペースからはルートが続いていないので大変分かりにくいのですが、トンネル内の歩道を通過して反対側に出てから直ぐに右に入りしばらくして登山口らしき場所にたどり着いて登山道に入るルートとなっています。グーグルマップで確認しましたが、登山口の標識も特に無く廃道となった旧山伏峠トンネルに続く道から入って行くようです。山伏峠からのルートの標識は現地としては整備する気が無いようですので、ヤマレコのGPSで位置を確認しながら歩かれることをお勧めします。確実に迷います。 帰りはヤマレコの地図を参照して道らしき道が表示されているのでそこを通って下山しましたが、下の鳥居を出て振り返って見上げるとロープに括り付けられた通行禁止の赤い布の表示がありました。以前は使われていた道が廃墟になっている建物が営業を止めた時に、通行禁止にしたのだと思われます。今も危険無く通れるような気がしますが、色々と事情があるのでしょう。 上の分岐では通行止めにされていませんでしたのでショーカットで下れましたが、現在はこの道も通行止めにされているようでしたので、私の軌跡をたどるのはお控えください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて歩き易い土の道。岩場と呼ぶほどの箇所は無い。 ただし、所々痩せ尾根が有り、両側ともに深く切れているので、注意を要する。 |
その他周辺情報 | 山中湖温泉赤富士の湯 山中湖湖畔に来たときにはこの日帰り温泉。アルカリ性単純温泉で美人の湯。大人900円で火曜日定休。富士山を望む大きな露天風呂が二つ。内風呂も大きいのが三つでジェットバスや気泡湯なども。サウナも有ります。 |
写真
感想
この日の最初は、雁ヶ腹摺山を登ろうと準備をしていました。天気予報は午前中は快晴で富士山方面への見晴らしもあるとのことでしたが、中央道で山梨県に入った途端、低い雲が垂れこめていて天気の回復が遅れているようだったので、急遽御正体山に変更しました。
雁ヶ腹摺山に比べて、御正体山は富士山の眺望メインの山ではないと判断したためです。日本二百名山、山梨百名山にして大きな山容の山で、山頂からの展望も得られない山との認識でいました。そうした中でも御正体山へ登るいくつかの登山道のうち、登山道の途中の場所から展望があるルートを求めて事前にストックしておいた山伏峠ルートを使うことを談合坂サービスエリア近くを車で走行中に決めて、雁ヶ腹摺山に近い大月インターでは降りず山中湖インターに向かいました。
山中湖湖畔では富士山は見えていましたが、果たしてルートに上がってから雲に影響されずに展望できるかは登ってみないとなんとも言えませんでした。送電鉄塔下の開けた場所で突然パーっと富士山がはっきりと眺められた時は感動しました。樹々の間から登る予定だった雁ヶ腹摺山方向を望むとやはりまだ雲が垂れこめているように見えたので、直前の変更の決断は正しかったと確信しました。
御正体山への登山道は途中に急坂も有りますが、土の道で大変歩き易かったです。ただ、左右が深く切れた痩せ尾根である箇所も多く、気の抜けない所が多々あります。
御正体山山頂はなだらかで広く熊が出没してもおかしくない地形だと思い、昼食時は1人だったことから周囲を警戒しながら食べることになりました。
途中で出会った方も2人だけで、御正体山は静かな山歩きになります。山頂での展望が無いことが影響しているように思います。遠くから見ると大変大きなどっしりとした山容で存在感抜群ですので、日本二百名山などに選ばれていると思いますが、地味な山ですね。一方で非常に登り易いのが良い所です。また、意外にも樹々の間越しに富士山や周囲の山々もチラチラ見えながら歩けましたので、なかなか楽しかったです。
山伏峠のトンネル手前の山中湖側の横道の駐車スペースに車を停めました。奥に続く舗装道路の先の廃墟となった建物付近から登山道の支稜線に上がれるのではないかとバリエーションルートを開くような無理をして登りましたが、間違っておりお勧めしません。軌跡も参考にされませんように。
ヤマレコでのお勧めルートでは登山口がトンネル反対側の道路近くにあります。したがってトンネル内の歩道を通過して反対側にある登山口付近にたどり着いてから登山道に入り支稜線に上がるようになっています。しかしグーグルマップによると現地では登山口の標識が無く不安になりますので、ヤマレコのGPSで現在位置を確認しながら歩かれることをお勧めします。
道志みちは車両の通行量が多くトンネルの歩道部分は狭いので、スピードを落とさず通過する車両にはくれぐれもご注意ください。
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