記録ID: 8156807
全員に公開
山滑走
中国
恐羅漢山
2007年01月29日(月) [日帰り]

コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:10
9:20
310分
スタート地点
14:30
ゴール地点
ー備忘録ー
日時:2007年1月29日(月)
場所:広島県恐羅漢山(おそらかんざん)(1346m)
メンバー:ぽち(単独)
ルート:牛小屋高原登山口−稜線−恐羅漢山−スキー場−登山口
時間:5h−08m(登り4h−10m、下り0h−30m:休憩約55m)
距離:5.2km
用具:BDヌーニョ(170cm)、CobraR4、スカルパT3
航海中からいつになく天気図と睨めっこしながらいらいらしていた。
洋上での情報は専らJMHの気象FAXしかない。1月も終わろうかというのに日本海は凪が続き異常気象が続いている。水温もかなり高いようで冬場あまり獲れないイカも豊漁だそうだ。普段なら時化はいやなのに今年は時化待ち状態?ほぼ諦め状態?今年はシーズンが来ないうち終わってしまうのか?
何とか入港までには!の願いが叶ったのか?寒気が入り込んできた。もう行くしかない!博多入港すると同時にレンタカーをを予約した。
1/28 今回の愛車はホンダの「フィット」FF+スッタドレスで最強といわないが何とか目的地にたどり着けるだろう。すべて高速で行きたいが片道6500円は少々高いので門司までは一般道を使う。戸河内ICに1:30に到着。ETC深夜割引で3100円也!時間短縮のため、今回は内黒峠越えでアプローチする。R191号から林道に入るがいきなり対面不可能なガードレールなしの道である。
除雪はほぼ終わっているのだが、たまにアイスバーンでちょっとケツを振りながらのビビリ走行。何とかスキー場の駐車場に到着し、寝酒をいっぱいやって寝る。
1/29
09:20 牛小屋高原(960m) 身支度を整え出発。牛小屋高原キャンプ場とゲレンデの間を抜けるが、トレースはなく、いきなりくるぶしくらいのラッセルである。結構重い!ゲレンデはまったく人がいない。
10分ほどで少し大きい沢が現れる。これを越して尾根に上がればよかったのだが、せっかくだから登山道には行かず、滑降ルートを探るために一気に稜線まで上がってしまおうと沢沿いに進んでしまった。やはり沢は完全に埋まっておらず沢を右手に見ながら登りやすいルートを探る。傾斜は少しずつ増してラッセルは膝を越すようになってなかなか前進できない。雪も本降りになりジャケットのジッパーを閉めると汗が噴き出てくる。下はアンダーシャツだけなのに暑い!
10:20 1070m付近。大ブナがひときわ目をひく。胸元からカメラを出して撮影しようとするがレンズ曇ってしまっている。かなりの汗だ。出発して1時間だが思ったより標高が稼げない。テレマークは踵は上がるがスキーのトップを上げるのが苦手だ。そのままラッセルして突っ込むと、どんどん潜ってしまって、ブッシュに刺さってしまうのだ。一進一退を繰り返しながら少しずつ標高を稼ぐ。時折吹雪いたり、日が差したりと風も息をついているようだ。とにかく上に上がれば稜線にたどり着けるのだから不安もなく、目の前の雪をラッセルするのみ!結構楽しんでいる。
1100mを越すと等高線が混み一気に難易度が増してくる。しかもまばらだった木々が混んで行く手を阻む。スキーが邪魔になって仕方がない。スキーを外してラッセルするか迷うがスキーを着けて股ラッセルだからもっと大変かも?スノーシューなら楽しいかも?車に置いてきた・・・
12:00 稜線1200m地点 ようやく広い稜線に出る。島根県側からの風が入り、雪が舞ってくる。稜線に出れば少しはトレースらしいものがあるかと思ったが全くの無垢で独り占めだ。ブナの樹林帯に入り、大木も迎えてくれるが、あちらこちらの大木に会いに行くので一向に前に進まない。
13:00-25 立山尾根とのとの分岐(1300m) ここからほとんど埋まっているがトレースらしきものがあり、利用させてもらう。ほとんど潜ることなく高速道路状態である。この日曜日に登ったものだろうか?少し行ったあたりから頂上らしきものが見えてきたので昼食にする。約30分の大休止。ここで乾いたタオルを出してカメラを拭いてあげる。かなり結露(汗かも?)してビショビショだ。大丈夫だろうか?
13:35-55 恐羅漢山(1346.4m) ようやく登頂したが再び雪がちらつき展望はない。展望があれば大まかな山の背景を掴めるのだが・・・記念撮影をしてシールを剥がす。試しに少し島根県側に滑ってみとすぐに止まってしまいラッセルしないと進まない。予定していた台所原を滑り、登り返すとレンタカー返却時間に間に合わないため、早々に退却することにする。山頂からゆっくりと数ターンし、ブッシュ帯をラッセルしながら通過。あっという間にゲレンデに出た。山スキー終了!ここから一気にゲレンデをかっ飛ばし、立山ゲレンデから少し登り返しレストハウスに出た。
14:30 恐羅漢スキー場(975m)到着
せっかくゲレンデを滑らせてもらったのだから、一銭も使わずに帰るには気が引けるので残った時間ゲレンデを滑る。テレマーカーはいないようだ。
さて、滑り終えてお約束のビールで乾杯といきたところだが、運転があるのでソフトクリームで乾杯?し予定終了。いやー充実した山行でした。
これから博多まで遠い300kmの道のりが待っている。帰りは除雪された快適な大規模林道を経由し、深入山の様子を伺うがまだまだブッシュが出ており、滑る対象ではなさそうだ。明日は仕事なので疲れを残さないように戸河内ICから一気に高速で博多まで走らせた。
日時:2007年1月29日(月)
場所:広島県恐羅漢山(おそらかんざん)(1346m)
メンバー:ぽち(単独)
ルート:牛小屋高原登山口−稜線−恐羅漢山−スキー場−登山口
時間:5h−08m(登り4h−10m、下り0h−30m:休憩約55m)
距離:5.2km
用具:BDヌーニョ(170cm)、CobraR4、スカルパT3
航海中からいつになく天気図と睨めっこしながらいらいらしていた。
洋上での情報は専らJMHの気象FAXしかない。1月も終わろうかというのに日本海は凪が続き異常気象が続いている。水温もかなり高いようで冬場あまり獲れないイカも豊漁だそうだ。普段なら時化はいやなのに今年は時化待ち状態?ほぼ諦め状態?今年はシーズンが来ないうち終わってしまうのか?
何とか入港までには!の願いが叶ったのか?寒気が入り込んできた。もう行くしかない!博多入港すると同時にレンタカーをを予約した。
1/28 今回の愛車はホンダの「フィット」FF+スッタドレスで最強といわないが何とか目的地にたどり着けるだろう。すべて高速で行きたいが片道6500円は少々高いので門司までは一般道を使う。戸河内ICに1:30に到着。ETC深夜割引で3100円也!時間短縮のため、今回は内黒峠越えでアプローチする。R191号から林道に入るがいきなり対面不可能なガードレールなしの道である。
除雪はほぼ終わっているのだが、たまにアイスバーンでちょっとケツを振りながらのビビリ走行。何とかスキー場の駐車場に到着し、寝酒をいっぱいやって寝る。
1/29
09:20 牛小屋高原(960m) 身支度を整え出発。牛小屋高原キャンプ場とゲレンデの間を抜けるが、トレースはなく、いきなりくるぶしくらいのラッセルである。結構重い!ゲレンデはまったく人がいない。
10分ほどで少し大きい沢が現れる。これを越して尾根に上がればよかったのだが、せっかくだから登山道には行かず、滑降ルートを探るために一気に稜線まで上がってしまおうと沢沿いに進んでしまった。やはり沢は完全に埋まっておらず沢を右手に見ながら登りやすいルートを探る。傾斜は少しずつ増してラッセルは膝を越すようになってなかなか前進できない。雪も本降りになりジャケットのジッパーを閉めると汗が噴き出てくる。下はアンダーシャツだけなのに暑い!
10:20 1070m付近。大ブナがひときわ目をひく。胸元からカメラを出して撮影しようとするがレンズ曇ってしまっている。かなりの汗だ。出発して1時間だが思ったより標高が稼げない。テレマークは踵は上がるがスキーのトップを上げるのが苦手だ。そのままラッセルして突っ込むと、どんどん潜ってしまって、ブッシュに刺さってしまうのだ。一進一退を繰り返しながら少しずつ標高を稼ぐ。時折吹雪いたり、日が差したりと風も息をついているようだ。とにかく上に上がれば稜線にたどり着けるのだから不安もなく、目の前の雪をラッセルするのみ!結構楽しんでいる。
1100mを越すと等高線が混み一気に難易度が増してくる。しかもまばらだった木々が混んで行く手を阻む。スキーが邪魔になって仕方がない。スキーを外してラッセルするか迷うがスキーを着けて股ラッセルだからもっと大変かも?スノーシューなら楽しいかも?車に置いてきた・・・
12:00 稜線1200m地点 ようやく広い稜線に出る。島根県側からの風が入り、雪が舞ってくる。稜線に出れば少しはトレースらしいものがあるかと思ったが全くの無垢で独り占めだ。ブナの樹林帯に入り、大木も迎えてくれるが、あちらこちらの大木に会いに行くので一向に前に進まない。
13:00-25 立山尾根とのとの分岐(1300m) ここからほとんど埋まっているがトレースらしきものがあり、利用させてもらう。ほとんど潜ることなく高速道路状態である。この日曜日に登ったものだろうか?少し行ったあたりから頂上らしきものが見えてきたので昼食にする。約30分の大休止。ここで乾いたタオルを出してカメラを拭いてあげる。かなり結露(汗かも?)してビショビショだ。大丈夫だろうか?
13:35-55 恐羅漢山(1346.4m) ようやく登頂したが再び雪がちらつき展望はない。展望があれば大まかな山の背景を掴めるのだが・・・記念撮影をしてシールを剥がす。試しに少し島根県側に滑ってみとすぐに止まってしまいラッセルしないと進まない。予定していた台所原を滑り、登り返すとレンタカー返却時間に間に合わないため、早々に退却することにする。山頂からゆっくりと数ターンし、ブッシュ帯をラッセルしながら通過。あっという間にゲレンデに出た。山スキー終了!ここから一気にゲレンデをかっ飛ばし、立山ゲレンデから少し登り返しレストハウスに出た。
14:30 恐羅漢スキー場(975m)到着
せっかくゲレンデを滑らせてもらったのだから、一銭も使わずに帰るには気が引けるので残った時間ゲレンデを滑る。テレマーカーはいないようだ。
さて、滑り終えてお約束のビールで乾杯といきたところだが、運転があるのでソフトクリームで乾杯?し予定終了。いやー充実した山行でした。
これから博多まで遠い300kmの道のりが待っている。帰りは除雪された快適な大規模林道を経由し、深入山の様子を伺うがまだまだブッシュが出ており、滑る対象ではなさそうだ。明日は仕事なので疲れを残さないように戸河内ICから一気に高速で博多まで走らせた。
| 天候 | 雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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