記録ID: 8282848
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ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山
雨を越え、光に満たされて─大台ヶ原、夕刻の巡礼
2025年06月12日(木) [日帰り]



体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:18
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 126m
- 下り
- 123m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:06
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:16
距離 4.1km
登り 126m
下り 123m
17:19
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドライト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ナイフ
携帯トイレ
ツエルト
|
---|
感想
八経ヶ岳を訪れたその日、予想外のハプニングが。
下山すると、駐車場に停まる車の前輪が、パンクしていた。
ラッキーだったのは、パンクが一本だった事だ。
そして、修理キットではなくスペアタイヤを積んでいたこと。石による穴は、修理キットでは塞がらなかったと言われた。
山深い、携帯の電波が皆無の地、レッカーを呼ぶのは大仕事になっていた。
スペアタイヤに交換し、40km離れた「ミスタータイヤマン吉野店」へと向かった。
片道1時間──試練の“修行”とも言える道のりの果てに、神のように親切なスタッフと出会う。
まるで山が与えてくれた“意味ある巡り合わせ”だった。
修理を終えた車で再び山へ戻る。
時計の針はすでに16:00をまわっていた。
当初予定していた周回コースから、日出ヶ岳の往復に切り替えた。
大台ヶ原は、日本有数の多雨地帯。年間の降水量は5,000mmに達し、「屋久島と並ぶ雨の聖地」として知られている。
だがこの日は、前日までの豪雨が嘘のように晴れ、神秘的な森が夕陽に照らされ、虹が迎えてくれた。
水分を蓄えた新緑のブナ林のなかを歩く。
目に映るのは、雨によって洗い清められたかのように輝く森。
時間は短くなったが、心は晴れやかだ。
次回は腰を据えて歩こうと心に決めた。
「苦あれば楽あり」
今日という日が、思いもよらぬ形でその深さを増した。
下山後は亀山まで戻り、京都出張の際によく使う常宿へ。
一日の出来事を静かに反芻し、心と体を癒す。
修行、出会い、そして祝福。
この日を忘れることは、きっとない。🙏
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