山行記録: 猿ヶ馬場山《日本三百名山》

記録ID: 8286293

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積雪期ピークハント／縦走

白山

猿ヶ馬場山《日本三百名山》

2005年05月05日(木) [日帰り]

岐阜県

山キチどん

GPS: --:--
距離: 18.6km
登り: 1,597m
下り: 1,597m

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コースタイム

日帰り

山行: 7:30
休憩: 2:30
合計: 10:00

5:05

92分

荻町臨時駐車場

6:37

13分

宮谷林道出合

6:50

73分

尾根ルート分岐

8:03

8:07

23分

帰雲山

8:30

37分

大シラビソ平

9:07

9:10

14分

猿ヶ馬場三角点

9:24

10:10

11分

猿ヶ馬場山

10:21

15分

猿ヶ馬場三角点

10:36

16分

大シラビソノ平

10:52

10:54

28分

帰雲山

11:22

39分

大牧三角点

12:01

79分

宮谷林道出合

13:20

14:55

10分

白川郷の湯

15:05

荻町臨時駐車場

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2005年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車荻町臨時駐車場に駐車アクセスを調べる my出発地登録
その他周辺情報	白川郷の湯\700

写真

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赤頭山、馬狩荘司山(1,704m)
荻町の林道より

2005年05月05日 05:30撮影 by E990, NIKON

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5/5 5:30

赤頭山、馬狩荘司山(1,704m)
荻町の林道より

三方岩岳(1,736m)、笈ヶ岳(1,841m)、大笠山(1,822m)
帰雲山東小ピークより

2005年05月05日 08:12撮影 by E990, NIKON

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5/5 8:12

三方岩岳(1,736m)、笈ヶ岳(1,841m)、大笠山(1,822m)
帰雲山東小ピークより

猿ヶ馬場山(1,875m)

2005年05月05日 08:20撮影 by E990, NIKON

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5/5 8:20

猿ヶ馬場山(1,875m)

白山（2,702m)

2005年05月05日 08:29撮影 by E990, NIKON

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5/5 8:29

白山（2,702m)

猿ヶ馬場山(1,875m)

2005年05月05日 09:10撮影 by E990, NIKON

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5/5 9:10

猿ヶ馬場山(1,875m)

猿ヶ馬場山(1,875m)山頂
後方は人形山、三ヶ辻山

2005年05月05日 09:53撮影 by E990, NIKON

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5/5 9:53

猿ヶ馬場山(1,875m)山頂
後方は人形山、三ヶ辻山

白山（2,702m)
猿ヶ馬場山山頂より

2005年05月05日 09:54撮影 by E990, NIKON

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5/5 9:54

白山（2,702m)
猿ヶ馬場山山頂より

三方岩岳(1,736m)、笈ヶ岳(1,841m)、大笠山(1,822m)

2005年05月05日 10:59撮影 by E990, NIKON

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5/5 10:59

三方岩岳(1,736m)、笈ヶ岳(1,841m)、大笠山(1,822m)

ショウジョウバカマ

2005年05月05日 12:14撮影 by E990, NIKON

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5/5 12:14

ショウジョウバカマ

白川郷合掌集落と桜

2005年05月05日 14:53撮影 by E990, NIKON

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5/5 14:53

白川郷合掌集落と桜

撮影機器：

E990 NIKON

感想

山キチどん

　道の駅から荻町対岸の無料駐車場に車を移動し5:05歩き始めた。荻町BSから世界遺産合掌集落を通り明善寺横から林道に入った。どんどん高度が上がり地形図では林道が終わり登山道に入るかと思っていたら別の林道が枝分かれしずっと続いていた。結構荒れているので車は通れそうにない。標高1,050mあたりで宮谷林道に出会うまでずっと続いていた。宮谷林道は立派な道で下の方に車止めがあり一般車は入れないが現役使用中のようだ。標高1,100m付近で千葉から来たと言う男性が休憩中だった。右手を見ると赤テープがあり尾根ルートに入る谷と推定された。千葉の男性と一緒に進んだ。林道は宮谷の沢に突っ込み雪解け水を集め結構流量があり、水深10㎝位の渡渉を強いられた。
　千葉の男性から先行し、右岸に渡ると林道も荒れてきてもう車は通らないだろう。次第に雪上歩行となり再び渡渉すると宮谷とも分れ標高1,400m位で人の手の入った山葵田があった。こんな山奥に今でも栽培に来られているのだろうか?　流石の林道も山葵田で途切れ後は尾根を適当に登った。資料としたガイドブックにはP1528への登りだったが、どうも方向が違い帰雲山(1,622m)への急斜面を直登しているようだ。雪があるとどこでも登れるからありがたい。傾斜がなだらかになると山頂だが、樹林帯で展望もなくそのまま通過した。ルートを西に取ると踏み跡が幾つも付いておりルートファインディングの必要がなくなった。次のピークに達すると展望が開け猿ヶ馬場山の全容が始めて現れた。振り返ると白山が圧倒的な姿を見せていた。三方岩岳、笈ヶ岳、大笠山なども望めた。
　積雪はだんだん深くなり大シラビソ平付近ではシラビソの木が3m以上も埋もれているが、木の周りは雪解けが進んでいた。なだらかな斜面を尾根通しに登り3等三角点「猿ヶ馬場」(1,827m)に出るが勿論雪の下で確認はできない。東南東に進路を変えると広々とした山稜でどこが山頂か分らない踏み跡を辿って行くとなんと雪の上に頭を出したシラビソの木の先端に山頂標識が掛かっていた。無積雪期にはさぞ不自然な位置になるのだろう。この山、登山道は無いと一般に思われているが、実は国道360号線天生峠から夏道があるそうだ。そして今回登ったルートとほぼ同じルート（帰雲の直登部分は違う）にも夏道が1,827mの三角点と山頂の中間ぐらいまであるようだ。従って道のないのは山頂までのほんの300～500mの間ということになるようだ。
　山頂からの展望は素晴らしく景色を楽しみながら食事をしていると千葉の男性が登ってきた。暫く山の話をした後先に下山を開始した。三角点の辺りで3人の男性とすれ違い、さらに展望の良かった小ピーク付近でまた一人みんな同じルートを登ってきたようだ。縦走マニアの私としては同じルートは取りたくなく、帰雲山からは尾根ルートを行くことにした。少々距離は伸びるが展望もあり歩き易い。新しい足跡はないが、P1528あたりで2パーティー4人とすれ違った。渡りに船と登って来たルートを聞くと宮谷林道の途中から谷を通り尾根に出たとの事で、千葉の男性が休憩していた所が登り口である事がほぼ確実と思われた。この先はトレースが保障され安心だ。
　大牧三角点(1,472m)のピークに立ち寄り方向を大きく変えて北に進んだ。ピーク性のない1,336m標高点辺りから急斜面となり、先に見えるP1178との鞍部を右に反れ谷筋に入ると雪がなくなり若干の薮漕ぎの末、思ったとおりの赤テープの林道分岐点に飛び出した。後は長い林道歩きで荻町に下り、白川八幡神社に立ち寄って無事登山のお礼参拝を行い、合掌集落を楽しみ、バス亭近くの白川郷の湯で汗を流した。15:10白川郷を後にし、明日の野伏ヶ岳登山口の石徹白に向かった。

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