志賀高原は花ざかりの森・熊の湯とリアルクマとの遭遇



- GPS
- 04:08
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 397m
- 下り
- 402m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:27
天候 | 曇り、ときどき雨、一瞬晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まがたまの丘コースは別の山や池に接続していない単独のコースですが、きちんと整備がされています。この日もチェーンソー持参の方が倒木を取り除く作業をしていました。コースは岩場もあり、木道は滑りやすいです。クマは出てもおかしくない様子なので、熊鈴などの対策要。コバエのような小さな虫がまとわりつき、刺された場所が後で痒くなりました。虫除けなどの対策もお忘れなく。 |
その他周辺情報 | 昼食は志賀高原山の駅に立ち寄りました。定食などがあるかと思ったらレストランはつけ麺の山ノ内大勝軒のみ。食後は同じ建物内にある山のカフェでひと休みし、高原内の某所に移動しサンカヨウを見つけようとしましたが見つからず。代わりにイチヨウランの大株がありました。ウォーキングの後は熊の湯ホテルに移動し、緑色の硫黄泉を満喫。(日帰り入浴タオル付き1,500円)下山後は同行者を駅に送るついでに、更埴ジャンクション近くの信州そば処 一松亭で早めの夕食を頂きました。 |
写真
感想
雨の土曜日は新潟の里山登山、標高500メートルちょっとだしお気楽ハイクだろうと舐めていたら藪のヤセ尾根で思いのほか難儀しました。本降りの雨のなか気合いを入れて降りている途中で山友から着信あり。来月に予定している東北遠征の電話かな。
家に向かう途中で折り返しの電話をしたら、なんと翌日の日曜日に志賀高原に行きたいとのこと。今の時期には希少な花も咲くので一度行きたいと思っていたところに掛かってきた電話は神の思し召しだということで、急遽長野に向かうことにしました。
翌朝は前夜のうちに長野入りした同行者をピックアップし、自分にしては早い時間帯に目的地へ。大荒れ予報の空模様もときおり日差しあり、期待しながら登山道を進むと、まずエントランス部分からしていろんな花のオンパレードで期待が膨らみます。
本格的な山道に入り数分で目当ての花、イチヨウランが見つかりました。まだ早いかなと思っていたけど、上の方も含めて普通に咲き始めていて、あるところには固まって何輪も咲いていて大コーフン。その他の花も盛りだくさんでうれしい悲鳴でした。
まずは見たかったムラサキヤシオ、ツバメオモトにタケシマラン、シャクナゲにイワカガミ、イワナシなどなど、苔むした森でそれぞれの花が我が世の春を謳歌しています。時おり怪しい遠雷が響きビビりますが、どうにか小雨くらいで済み大満足です。
お昼はバスターミナルも兼ねた山の駅でつけ麺を食べ、隣接のカフェではグラデーション豊かな新緑の山肌を遠望。まったりとした時を満喫したら、まだ見ぬ花を求めてちょっと離れた場所にある焼額山を登れるところまで登ってみることにしました。
思い出したように戻る日差しは、各種カエデをみずみずしく光らせます。木陰にあるはずのサンカヨウはここでは遅かったようで見つかりませんでしたが、かわりにまたまた登場のイチヨウラン。それも5本立ちの横にツインズと固まって咲いています。
これでもかというくらいのイチヨウランを拝んだら、車で移動し唸る湯、熊の湯に入湯します。ここはバスクリン色の硫黄泉、まさしく山の湯と言った雰囲気のホテルは古いけど雰囲気抜群で、同行者と来年はここに泊まって花探ししようと決めました。
下山後の信州蕎麦も頂いて満ち足りた気持ちで家路を急ぐと、碓氷峠を越えたあたりでガードレールの端から道を覗き込む黒い顔。てっきりタヌキかなにかかと思ったら、なんとホンモノのクマです。親離れして間もない、大型犬くらいの大きさです。
クマは車が途切れるのを待って、自分の車の後で道を横切って行きました。帰宅してドラレコの画像をチェックしたら黒い影。古い機械なので不鮮明ですが、車からは緑の葉っぱをワンポイントみたいに付けた顔の表情まで、はっきりと確認できました。
今冬に和歌山で見たクマは橋の上から、今回も車中からなので恐怖はなかったけど、歩いているときだったらと思うだけで怖い。志賀高原も前日の魚沼も熊スプレーは車に置きっぱだったし、居る前提で歩かないといけないなと反省した熊の目撃でした。
コメント
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志賀高原のイチヨーさんは期待を裏切りませんね〜
もっとお花が遅れてるのかと思ったらもう平年並み?くらいに沢山咲いて。。
サンカヨウは残念でしたが、イチヨーさんでお腹いっぱいになったようで羨ましい
ときに、濡れた木道は滑りまくりじゃなかったのか気になります!
私的には志賀高原は熊の巣窟😓
行く度に人から目撃話を聞いたり自分で見たり‥
ヤマビルもダニもスズメバチも嫌だけど
熊はダイレクトに命に関わりますし〜
一生バッタリしたくない相手ですよね!
私はガラスの花探しで二か所廻ったあと、yamaonseさんの4時間後に当地を訪れました。ここは道の最初からイチヨウランやギンランが普通にあります。タコ岩のミズバショウや展望台のアズマシャクナゲは終わってましたね。また道の途中にもイチヨウランがたくさんあります。私も全部で15輪見つけたかな。コフタバランも二輪ありました。まが玉の丘周辺のイワカガミもたくさんありましたね。クロベの赤黒い輝きは、黒部渓谷の地名由来通り、厳しい冬の環境でも生き抜く息吹を感じました。
クマですが、結構見ますね。北ドブ湿原でもゴソゴソやってました。
土曜日に田ノ原湿原をうろうろしてました。
信州大の所もちょっと気になったんですけど
雨降りだったから行くのやめちゃいました。
イチヨウランも沢山、咲いていて良かったですね。
最後、道で熊に出会ったのはびっくりでしたね。
お疲れ様でした。
テンさんの一周忌法要、雨の中お疲れさまでした。山の帰りに蕎麦を啜る彼の姿、いくつかのレコで拝見し長森の蕎麦も一度だけお邪魔した事あります、懐かしくレコを拝見しましたよ。
さて本レコ、イチヨウランに始まりイチヨウランに終わる志賀高原でしたね。去年岩菅山を歩いた時探せどもまったく無かったのですが後にまけんさんのレコで大量のイチヨウランを目にすることに💦旬は今の時期なんですね。見たいものがぎっしり詰まった志賀高原、また追っかけしたくなりましたよ😊
熊の湯、スキーや家族旅行、日帰り湯と何度か行きましたが写真の湯船を見てるとまた浸かりたくなるなぁ。硫黄泉ながら弱アルカリ性のお肌に優しい湯、近いうちに寄って見ようかな。
リアル熊と遭遇!何!何!びっくりしましましたが車の中で良かったですね。
そして本レコ、まさしくイチヨウランで始まりイチヨウランで終わる一日でした。あるところにはあるもんなんですね。この花と言えば籠ノ塔山や池ノ平湿原と決まっていたけど、志賀高原のほうが容易に見つかって花数も多いと思いました。蕾だと見つけづらいのは山野草、旬に訪れるとこんなだったのかと驚かされることも多いですね。
熊の湯は今回初めての訪問でした。何度か訪れたことがあるとはうらやましい。硫黄泉なのに優しい肌触りだったのは弱アルカリ性だったからなんですね。志賀高原にはほかにもいろいろな泉質もあるようだし、この宿をベースにして湯巡り、花巡りをしたいと決めました。リアル熊はびっくりですよ。野生蘭同様、居るところには居るんですね。
信州大のまが玉の丘コースではイチヨウランが咲き乱れているようですね。あそこは色々な花が時季を代えて咲くので楽しいですよね。
志賀高原では他の場所でもイチヨウランが咲いているようだしタイミングが合えば行きたい場所ですね。
今年は花の時季が遅く他の花と被るので行く場所に迷ってしまいます。
とても参考になるレコありがとうございました!
お疲れ様でした。
こんにちは😃
私も近々、志賀高原の方行こうかと思っていたので、お花情報ありがとうございます😊
熊とあったので、志賀高原で出たのかと思いましたが違ってました😅でも志賀高原も普通にいるでしょうけど😭
普段あまり脇目も振らず一目散に歩いているので、実際には近くにいた事もあったのかも知れませんが😱
いつも楽しくyamaonseさんの花レコを拝見しております。
行く前にyamaonseさんのレコを見ていたら(同日だったので無理ですが)イチョウランも見に行ったのになぁと悔やまれます。
熊の湯も気になったのですが、調べずお気に入りのつつじの湯(嬬恋)でまったりする事しか頭にありませんでした。
熊の湯の緑色の温泉写真を見てがっかり。次回は信大のまが玉の丘コースと熊の湯も一緒に回りたいと思います。
お疲れさまでした。
志賀のイチヨウラン、すごいですね〜
まがたまの丘はまだ行った事が無いので今度機会があったら行って見ようと思います。
志賀は観光化されてるけど、ちょっと森に入ると珍しい花などがたくさんで奥が深い山ですね。
まだまだ修行が足りませんわ。
今後の参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
リアル熊、大型犬くらいの大きさでしたか。車内からでよかったですね。でもまさか道路に熊が出るなんて思いもよらないですよね。
うちの白熊はAmazonで買ったハーネス、やはり拒否しましたが、無理矢理付けようとしたところ、サイズが微妙に合いませんでした。シロ子は胸周りが大きくて中型犬用では小さかったようです。再購入です。
先日、長森山へtenさんを偲んで行かれたばかりで志賀高原へ。
志賀高原、わたしはスキーでも行ったことが無くて……(スキーは野沢温泉でした)、
志賀高原、って聞いただけで憧れです。
イチヨウラン、ほんとだー、
よーく見ていると少しそれぞれ顔つきが違うのですね(^^)、
yamaonseさんは『美人好き』とみました(^○^)!
タケシマラン、
くっついてぶら下がって、落ちそう〜、
はかなそうだけれども可愛いです!
クマさん遭遇とはビックリ!
クマさん、車が途切れるのを見計らって横断したのですか?
いきなり飛び出す鹿とかタヌキとかと大違いですね!?
(飯能の友人は飯能で走行中に鹿が飛び出し当たり廃車)
1匹見たら百匹いると思え、じゃないけれど、yamaonseさんは車での遠征が多いですよね、
どうぞご安全に!
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