小笠原 母島 乳房山ハイキング


- GPS
- 03:39
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 564m
- 下り
- 568m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
荒れてると「ははじま丸」かなりキマス 絶叫マシンに連続2時間30分乗ってる感じです。 ワタシは大丈夫でしたが酔い止め飲んでもキラキラを大放出します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
外来種の侵入を防ぐため、玄関マット・海水での靴底洗浄 酢スプレーの噴霧 コロコロで衣服の種をとるなど 対策が行われます。 |
写真
感想
小笠原まで行ったので、母島の乳房山にも登ろうと思った。
しかしながら、父島から船で片道2時間30分 ホントに遠いな母島。
行きの「ははじま丸」は大きく揺れることなく快適だった。
沖港に到着。乳房山までは徒歩でアクセス可能。港から歩きだす。
海洋島では強力な捕食者がいないため、そこで生活する者は捕食者に対する防衛を失ってしまうことがある。動物も植物も。
父島ではプラナリアに侵入により多くの固有種かたつむりは絶滅に瀕している。
今のところ母島ではプラナリアの侵入は確認されていないとか。しかし人が移動することで島へ持ち込んでしまう可能性は高い。
乳房山の登山口でも玄関マット・酢スプレーをしていく。
登山口はいってすぐに固有種と思われる小さなかたつむりがたくさん。
乳房山の登山道沿いには、戦争の跡が残されていた。
太平洋戦争では小笠原も戦争の渦中にあった。その跡が色々な場所に残されている。
緑色の鳥が木に止まった。予想よりもぷりっと大きめの小鳥は「メグロ」だった。黒い仮面をかぶっているようでかわいかった。
乳房山の山頂は展望台が設けられ、そこから真っ青な海が望めた。
日当たりがいい所では、オガサワラトカゲがチョロチョロしている。前日に父島で見た外来種のグリーンアノールとは顔が違う。どうしてもその姿を写真に収めたく、じーっと粘って写すことができた。かわいいぞ。
母島は日帰りする。帰りのははじま丸は風がかなり強くなったこともあり猛烈に揺れた。ワタシは何とか耐えたが、キラキラしたものが放出されていた。
小笠原へはボケーっと観光で行った。
行ってみてはじめて、色んなことを知ることができた。
レコにはあげないが、父島の戦跡・ザトウクジラ・イルカの姿も見ることができた。
小笠原の成り立ち 動物・植物の進化 外来種の侵入による影響 戦争の爪痕 ザトウクジラの回遊 大人の社会見学だ。
今回、海況に恵まれず本命の南島への上陸は果たされなかったが、またいつか
小笠原を訪れることが出来たらいいなと思う。その時も同じように固有種・美しい海がそのまま残っていることを願う。
コメント
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>39はシャリンバイという植物だと思います。
旅をしたように眺めさせていただきました。
私も行ってみたいものです。クジラやイルカもぜひ観たいですね〜。
e-mineさん。
こんばんは。返信遅くなりすみません。
ありがとうございます。
シャリンバイですか〜 はじめて知りました。
漢字だと車輪梅かな?
小笠原は海の色がとても綺麗でした。
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