大比叡


- GPS
- 04:31
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 833m
- 下り
- 838m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
3月末の蓬莱山に続いて、前日の「災害ボランティア車両の高速道路無料」を有効利用して大比叡に登ってきました。
山行には関係ないですが今回もちょっとだけ能登のことを。
(ボランティアについては過去に日記を書いているので良ければ読んで下さい)
ボランティア活動は社協などの拠点、ボラ活動を行なうお宅、災害ゴミ仮置き場の三箇所の行き来ばかりになります。
そのため何度も訪れている割には能登を分かってないことも多いんです。
28日のボランティアは珠洲市で、ボラの班は女性1名を含む5名での活動でした。
お昼は社協のテントに戻るのですが、社協には移動式トイレが3台あります。
移動式トイレでは快適とは言えないからか、女性が「(通り道の)道の駅に寄ってほしい」と言うので寄りました。
「道の駅すずなり」は駅のような建物で、実際にそこは平成17年まで「のと鉄道能登線」の珠洲駅だったとのこと。
そして敷地内には珠洲駅のホームまで残されていて、レールもそのままになっていました。
私は今回「道の駅すずなり」を初めて知り、またかつて鉄道が走っていたことも初めて知りました。
「道の駅すずなり」は混雑していました。
他のお店が少ないために集中しているのかも知れませんが、活気のある能登を見られたのでちょっと嬉しかったです。
今回のボラ活動はお宅の納屋の整理でした。
金属の棚が倒れていて、棚に収納されていた段ボールなどが崩れている状態。
持ち主はもうおられないようで、息子さん、娘さんと思われる方の立会いの下の作業でした。
作業中、鉄道のレールそのものを10cmくらいに切断したものが出てきました。
「のと鉄道」が廃線になったときに、希望者に配られたのか、あるいは近隣住民全員に配られたのか、経緯は分かりませんが、恐らく「のと鉄道」で実際に使われていたレールと思われます。
御子息には特に思い入れがないのか、あえなく廃棄処分になりました(汗)
また娘さんとの世間話で、「昔はここから海が見えた(今は木が茂っていて見えない)、そのころは珠洲から佐渡ヶ島まで定期船が運行していた」とおっしゃりました。
定期船が運行し、鉄道も走り、昔は賑やかな町だったんだろうなぁ、昭和は良かったんだろうなぁ、と懐古的な気持ちになりました。
*****
山行に関係ない話を長々とすみません。
今回も地元IC→金沢東ICの高速代は上記のように無料。
ボランティアのあとはそのまま滋賀まで下道を走り、「道の駅マキノ追坂峠」で車中泊。
翌日の大比叡登山に備えました。
朝5時半「大宮川観光駐車場」に着きました。
広い駐車場に車は1台だけでびっくり。
まだ早いから?
ゆっくり準備をし、6時半に出発しました。
登山道はそんなに舐めたものではなく、それなりに傾斜があって息が切れました。
比叡山ということで観光客も多いと思われ、何百人もの人と会うかと思っていましたが、山頂までは観光客は皆無、会った登山者7名という静かな山行でした。
7時台の延暦寺や阿弥陀堂には人っ子一人いませんでした。
出発2時間後、8時半過ぎに山頂に到着。
写真のコメントにも書きましたが、事前に記録を拝見していたら"HIEIZAN"というオブジェを良く見かけました。
それが山頂にあるとばかり思っていたら、とてもシンプルな山頂で拍子抜けしました。
"HIEIZAN"はどこだったのだろう?…謎です。
帰りの延暦寺にようやく観光客が30名ほどいました。
その後登山道に入ると再び静かな山行。
紀貫之氏のお墓の前で昼食を取り、午前中のうちに「大宮川観光駐車場」に戻りました。
見晴らしが良ければ白山や御嶽山も見えるようですが、この日は分からなかったです。
観光客が動き出す前…9時までに延暦寺を通り過ぎて下りに入れば、とても静かで雰囲気の良い山行を味わえると思います。
*****
登山後の敦賀IC→美川ICは自費。
美川で一旦降りた後の白山IC→地元ICはボラ帰りにつき高速代無料となりました。
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