ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8373611
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

【日本三百名山 #186】奥茶臼山(しらびそ峠からピストン)

2025年07月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:40
距離
15.3km
登り
1,148m
下り
1,148m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:19
合計
5:39
距離 15.3km 登り 1,148m 下り 1,148m
6:45
29
7:14
7:15
33
7:48
28
8:16
36
8:52
8:53
43
9:36
9:50
40
10:30
36
11:06
24
11:30
11:32
31
12:03
12:04
20
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【行き】
🚗 中央道、座光寺スマートICから一般道経由で、しらびそ峠まで東京から約4時間半
🅿️ しらびそ峠

【下山後】
🚗 南アルプスエコーラインで、途中、御池山クレーターを見ながら、下栗の里へ
🍚 下栗の里のはんば亭
  https://tohyamago.com/stay_and_eat/hanbatei/
🏬 ヨシマルヤストアーでいろいろ買い込み
  https://tohyamago.com/stay_and_eat/yoshimaruya/
🏨 いろりの宿 島畑
  https://irori-shimabata.com
コース状況/
危険箇所等
特に注意を要するところはなし。
その他周辺情報 【下山風呂】
しらびそ高原 天の川
https://shirabiso-amanogawa.com/facilities/
しらびそ峠から車で約5分

しらびそ峠から望む聖岳方面
しらびそ峠から望む聖岳方面
6:45 しらびそ峠を出発
6:45 しらびそ峠を出発
まずは前尾高山に向けて、ひたすら登り。
まずは前尾高山に向けて、ひたすら登り。
高度が上がってくると、笹が消えて、コケむす森になる。後はずっとこんな感じ。
高度が上がってくると、笹が消えて、コケむす森になる。後はずっとこんな感じ。
7:14 前尾高山
前尾高からは下り。この後ずっと、ピークの上り下り
前尾高からは下り。この後ずっと、ピークの上り下り
コケだけじゃなく、シダが見事なところも。
コケだけじゃなく、シダが見事なところも。
ギンリョウソウ。この山のギンリョウソウは背丈が低い。
ギンリョウソウ。この山のギンリョウソウは背丈が低い。
7:48 尾高山
基本あまり展望はないが、ところどころ南アルプス方面が見える。
基本あまり展望はないが、ところどころ南アルプス方面が見える。
8:16 奥尾高山
針葉樹とシダ
8:52 岩本山
倒木帯もあるが、基本倒木をよけたり、唐木が切られていたりしていて、倒木を乗り越えるような箇所は少なくて楽。
倒木帯もあるが、基本倒木をよけたり、唐木が切られていたりしていて、倒木を乗り越えるような箇所は少なくて楽。
コケコケ
針葉樹の森も、厳かでいい感じ
針葉樹の森も、厳かでいい感じ
樹々の間から、奥茶臼のピークが見える。もう一踏ん張り
樹々の間から、奥茶臼のピークが見える。もう一踏ん張り
花も数少ないが、奥茶臼のピークに向かう途中でいくつか。
花も数少ないが、奥茶臼のピークに向かう途中でいくつか。
奥茶臼のピークに向かって、最後の登り
奥茶臼のピークに向かって、最後の登り
9:37 奥茶臼岳に到着。山頂からの展望はなし。
9:37 奥茶臼岳に到着。山頂からの展望はなし。
奥茶臼から戻ってくる途中、登山道から少し外れたところで見晴らしが良いところがある。悪沢方向。
奥茶臼から戻ってくる途中、登山道から少し外れたところで見晴らしが良いところがある。悪沢方向。
なかなかすっきり見えるところは少ない。これは聖岳
なかなかすっきり見えるところは少ない。これは聖岳
戻る道の方向。ピークを越えていく。
戻る道の方向。ピークを越えていく。
11:06 奥尾高山
12:24 すっかり日差しが強くなったしらびそ峠にゴール
12:24 すっかり日差しが強くなったしらびそ峠にゴール
朝と違ってすっきり晴れ
朝と違ってすっきり晴れ
しらびそ高原 天の川の駐車場から。聖岳と悪沢岳。赤石岳は隠れている。ここの方が素晴らしい展望。
しらびそ高原 天の川の駐車場から。聖岳と悪沢岳。赤石岳は隠れている。ここの方が素晴らしい展望。
しらびそ高原 天の川の広場の片隅に、森林鉄道の機関車と貨車。
しらびそ高原 天の川の広場の片隅に、森林鉄道の機関車と貨車。
実は奥茶臼岳登山よりも、一度見たかったものがこちら。しらびそ高原から車で約5分のところにある、日本で初めて確認された、そして現在唯一の隕石衝突の痕跡、御池山クレーター。
一般的なクレーターのイメージの形ではないが、もともと険しい地形のところに隕石が衝突した後、数万年の期間を経て浸食されてしまったという。ただ、尾根が半円形になっていたり、岩石や地層にその痕跡が残っていたりする。
実は奥茶臼岳登山よりも、一度見たかったものがこちら。しらびそ高原から車で約5分のところにある、日本で初めて確認された、そして現在唯一の隕石衝突の痕跡、御池山クレーター。
一般的なクレーターのイメージの形ではないが、もともと険しい地形のところに隕石が衝突した後、数万年の期間を経て浸食されてしまったという。ただ、尾根が半円形になっていたり、岩石や地層にその痕跡が残っていたりする。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

日本三百名山チャレンジ、186座目は南アルプスの支稜にある奥茶臼山。もともとこの週末は東北方面にテント泊を考えていたのだが、残念ながら日本海側、北日本側は天気が悪くなるとの予報。太平洋側は天気の崩れが少なさそうとのことで、日本三百名山チャレンジで未踏の中から、太平洋側の山が良さそうだ。ただ、今年中に200座目を達成するためには、月に4座のペースで未踏の山を攻略していく必要がある。というわけで、土日の週末で、各日1座を狙える距離感で未踏の三百名山が隣接しているところが良い。ということで、伊那の遠山郷にある2座、奥茶臼山と熊伏山を攻めることにした。とはいえ、どちらも公共交通機関はないので、東京からマイカーで遠征。

スタートのしらびそ峠は標高1800m越え。高度感のあるジグザグの山道をかなり走り、しらびそ峠へ。車は他に5台ほど。そそくさと支度をして、いざ出発。日差しは弱く、気温もそこまで高くはないが、湿度が高い。このコース、最初の前尾高までが、コースで一番長い登りなのだが、この時点ですでに汗びっしょり。

南アルプスの峰々はすぐそこにあるのに、基本的にずっと樹林帯で展望はなかなか利かない。数少ない展望箇所もちょっと木々が邪魔したり。コースも長く、アップダウンの連続で心理的にはなかなかタフだが、コース中ずっとシラビソやトウヒ、コメツガの針葉樹林と、コケやシダが織りなす独特の雰囲気はそれはそれで美しい。自分が知る限り、他の山にはあまりない光景。こういう山に出会えるのも、三百名山やってて良かったな、と思う山行でした。

今夜の宿に向かう途中で、ずっと見たかった御池山クレーターも見ることができて良かった。数万年前、というと、日本は旧石器時代なわけだが、当時の人たちは隕石が落ちてくる様を目撃したのかな、なんて、思いを馳せるのでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:64人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら