〜御神酒を求めて駒の小屋〜「会津駒ヶ岳山開き」参加


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
天候 | 1日目 曇り夕方一時雨 2日目 雨の後ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
路線バス 会津田島駅〜会津駒ヶ岳登山口 |
その他周辺情報 | ■駒の小屋 素泊まりのみ宿泊料金3300円 ビール600円 ■道の駅 尾瀬桧枝岐 山人家 ■アルザ尾瀬の郷 駒の小屋で入浴券500円を購入。 通常料金800円→500円 お得です。 ■会津田島駅 パン屋 キチパン 9:00〜19:00 |
写真
感想
年に一度は駒の小屋に宿泊すると決めている。
なんにん考えないで 駒の小屋に泊まれば 分かるんだ その素晴らしさ
さらに今回は宿泊した翌日、7月5日が「会津駒ヶ岳山開き」となっていて、とてもおめでたい日なのだ。御神酒も振る舞われるということでそれをお目当てに会津駒ヶ岳へ向かうことにした。
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■■■1日目■■■
列車とバスを乗り継いでようやく辿り着いた会津駒ヶ岳登山口。
昨年10月からバスの始発着が会津田島駅になってしまった。交通費が余計にかかるのに到着が1時間も遅くなるという最悪の変更だ。
時刻はすでに11:40で一番暑い時間から登ることになる。これから標高差1000mもあると思うと気が重い。
登山口の公衆トイレで体制を整えて出発。
水場までは急登が続く。檜枝岐と言えどとても暑い中の登りで口から出る言葉は「暑い」の一言。
水場の広場にはようやく辿り着いたという感じだ。水場に寄って二人分6リットルほど汲んできた。冷たくて美味しい水だ。私が汲んでいる間に駒の小屋の御主人が登って行ったとモコモコさんが教えてくれた。
雷の音が聞こえるので我々も先を急ぐ。小屋まで降らないように祈ったがとうとう途中で雨に降られて上下雨具を着用。今回軽量化ばかり気を付けていたらザックカバーを忘れて来てしまった。ザックがビショビショに濡れた。
小屋に着く頃には雨も止み助かった。
自炊室では既に宴会?が始まっていた。小屋の受付を済ませて我々も夕食へ突入。
宿泊者は11名で賑わった。皆さんと楽しい時間を過ごすことが出来た。
■■■2日目■■■
5時頃目が覚めると外はガスガスで雨が降っている。天気予報を見ると晴れマークなし。御神酒が振る舞われる時刻は10:30。天気が良ければ中門岳まで往復して3時間ほどでちょうど御神酒の時間になるはずだった。
モコモコさんと二人2階の寝室で動揺した。どうしよう。雨だしガスガスだし風もある。10:30までは長すぎる。とりあえず朝食を食べて様子を見ることにした。
8:00過ぎくらいから続々と人が登ってきて小屋前は大賑わい。小屋番さんご夫妻とお手伝いの方も大忙し。しばらく自炊室で待機していたが、天気は回復しない。下山の方向に気持ちが大きく傾いた。雨が止んで来たようなので外に出てみることにした。天気予報は良い意味で外れてくれたようだ。
天候が回復してきたのでこのまま下山は止めにして、会津駒ヶ岳へ向けて行くことにした。モコモコさんは小屋前のベンチで待機。今回はこうなることを想定して無線機を持ってきているのでモコモコさんは余り退屈しないはずだ。多分。適当な場所で交信しながら進むとなかなか面白い。俺だけか?やっぱり無線は凄い。
会津駒ヶ岳山頂に、着く頃にはガスが晴れてきた。中門岳へ続く稜線は雪に覆われている。適当な所で引き返す。モコモコさんの元に戻る。モコモコさんは同じテーブルの方と楽しくおしゃべりしていたとのこと。
10:30近くなったので神事会場となっている雪に覆われている駒の大池にみんな集まる。大池のそばにある祠も雪に埋もれている。本祠場所に作られた雪の棚の上に一升瓶を3本並べて祭壇としている。
桧枝岐村の村長が代表して安全登山を祈願して一堂お詣りする。(村長もここまで登ってくるなんて大変だ。山に登れないと村長にはなれないのかな?)
その後にお待ちかねの御神酒が振る舞われた。おつまみの柿ピーも配られた。ちろん我々も恩恵に授かる。男山酒造の濁り酒で飲みやすく美味しい。ここまで待った甲斐があった。
後は暑い中ほろ酔い気分で下山した。
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