薄葉沢,妙見山


- GPS
- 06:38
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 425m
- 下り
- 423m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:37
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 里美温泉保養センター ぬく森の湯: 市外者は平日800円。内湯と露天,サウナ。天気も良く露天風呂が気持ち良かった。 https://nukumori.satomiful.jp/ 塩の道ハイキングコースマップ: https://www.kanko-hitachiota.com/jgcms/admin40817/data/doc/1520496756_doc_8_0.pdf |
写真
感想
前回の山行から2週間以上が経っているので,少し楽なコースをということと,涼しいところを歩きたいとの思いで,近場で前から気になっていた薄葉沢を選んだ。3時10分に自宅を出,友部SAで朝食のウドン,5時10分にスタート地点に到着した。平日の早朝なので他車はいない。
30年前の渓流シューズを履いて出発。直ぐに踏み跡を辿って沢に降りる。適度な水量で冷たく気持ちが良い。水は少し薄濁りだが,荒れた感じもなく水流の中を進んで行く。大きな滝もなく,丁度手頃な段差を水しぶきを浴びながら登る。余り防水パッキングを完全にしていないこともあり,膝上ぐらいを目安に積極的に水に入る。少し深そうな処は敬遠して巻き路を辿るが,何れも小さな巻きでさほどの苦労もない。ただ,ストックを持っていないとバランスを取るのに苦労するし,膝への負担も大きい。如何に普段はストックに頼っているかを痛感させられる。
日差しは樹木に遮られているし,昨夏の竜神川のようにアブも居ないし,羽虫も少なく快適。ただ,たまに蜘蛛の巣に引っ掛かるのは煩わしいが・・。予想していたよりも1時間ほど長く歩いた所で,最後の滝を通過。流れが細くなり,両側から草が覆いかぶさって煩わしくなってきたので,田んぼのあぜ道に這い上がって,遡行を終了する。ホタルのような虫がふらふらと飛んでいた。
そのまま,ハイキングコースを辿り,おしゃべり地蔵の辺りから林道に入る。妙見山への登り口の辺りで小休止を取り,渓流シューズからトレッキングシューズに履き替える。尾根伝いに山頂を目指すが,右側の谷筋は完全に伐採されていて丸裸。山頂には壊れた山名標が置いてあるだけだった。上空には薄い巻層雲がかかっているが,それを通して強烈な日差しが当たるので,兎に角,暑い。遠くに何台かの風車が見えたが,ピクリとも動いていなかった。
同じ道を戻るのも面白くないので,地形図に記載されている徒歩道を進むことに決め,東の尾根に進んだ後,伐採地の縁を巡るようにして南東に降る。地形図で当たりをつけたコル状になっている処で,「狩猟禁止」の古びた看板が立っているので,ここが徒歩道の跡だと見当をつけ,緩い下りへと進む。軽車道に出るまで300m程と考えたので,手袋もアームカバーも着けずに藪に突っ込んだが,棘のある草木が多く,互いに絡み合っているので一筋縄ではいかない。ストックや靴底で掻き分けながら進んだが,かなりの引っ掻き傷ができてしまった。結局,30分以上かかって軽車道にまで出られた。道に沿って走る薄葉沢に降りて,草葉や泥,汗を流してさっぱりとした後,ハイキングコースまで戻った。
当初の目論みでは,この後,里見富士を経由してスタート地点まで戻る積りだったが,暑さと藪漕ぎで少々疲れたのと,里見富士に向かうコースへの入り口付近が柵で囲われていたので,諦めてハイキングコースを使って戻ることにした。帰ってから調べると,柵には自由に出入りできる扉が付いているようだったので,次の機会にトライしよう。
ハイキングコースは道も良く快適に降れた。途中,5人パーティーとすれ違ったが,この日に出合った唯一の人達だった。未だ,時間も早かったのでゆっくりと温泉に浸かり,生産物直売所でコンニャクや野菜を購入して16時には帰宅できた。
昨年9月以来の沢歩きだったが,ちょど良いレベルで楽しく歩けた。ただ,普通の山歩きと比べると瞬発力や柔軟性がより多く必要になるので,疲れは大きかった。また,藪漕ぎを甘く見て腕をカバーしなかったのでヒリヒリとする腕に,今になって後悔している。今度は暑くても,藪漕ぎ前にプロテクトしよう。
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