記録ID: 8413580
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沢登り
中国山地西部
深谷川支流 蛇ノ谷〜小五郎山
2025年07月13日(日) [日帰り]


- GPS
- 06:34
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【深谷川出合への下降〜F1付近】 道路からの下降はロープ出さなかったが尾根の末端が急に落ち込んでいるため、適当なところで、左(蛇ノ谷側)にトラバースぎみに下った。 F1直登を断念し左岸からの巻き上げを試みたが足場悪く傾斜が強く行き詰まる。右岸から巻いた記録あり。見た目ではとても行ける気しないが何とかなったか?? 【F10】 トユ状の階段滝。下段をステミングで越え上段トライしてみたものの出口が見えず断念。撤退時ロープはあったが支点が取れず、右手でチョックストーンを掴んでクライムダウンで少してこずった。ここは安易に取り付かず巻いた方が良いと思う。 その他特別難しいところはないが全般的にボルダー的要素が強く不慣れだと疲労の蓄積があるかも。 |
写真
まずは深谷川にタッチ。ドードーの滝まで挨拶に行く。実に5年ぶりの対面である。 https://yamap.com/activities/7489276 相変わらず美しい水面であるが、この時期この水量でいいのか、ちょっと心配になってしまった
5分でF1に着いた。簡単に登ったと書かれていたが、とてもこの高さ、この傾斜を登ろうとは思わず即巻くこととした。左岸の方が越えやすく見えたため取付いたところ、登るにつれ傾斜が増し、足元から岩がガラガラ崩れ落ちる。落ち口の真上まで到達したが懸垂で降りてもF2巻くとしたら再び登り返す必要がある。これ以上登り返すことに危険を感じたため撤退とした。
上段部。胸元あたりのカチホールドに立ち込めば、落ち口に手が届きそうだが、スリップするとたちまち滑落してしまうことを考えると突っ込めない。諦めて下ることにしたが、U字状の滑床内のため支点が取れず下段が降りられない。飛び込むほど深い釜でないため、クライムダウンとした。チョックストーンを右手で掴んでぶら下がると足が付きホッと一息。
感想
あの山この山さんの2016年の記録 https://www.anoyama-konoyama.net/161007.html を参考に、向峠(むかたお)ニコニコ市を基点に深谷川支流蛇ノ谷を遡行してきた。
あの山さん以降の記録がヤマレコ上で1件しか確認できず思った以上にマイナーな沢のよう。舗装林道が平行する先週の石ケ谷と異なり等高線は密、しかも簡単に撤退できないため緊張感を持って臨む。
まずはドードーの滝にご挨拶をと深谷川出会いまで下ったのだが、いきなりF1で行き詰まってしまう。力不足を痛感しつつも無理はすまいと往路を戻る。なんのことはない、けっきょく道路脇、F6からのスタートとなる。
水量が少なかったこともあると思うが、巻いたF8とF10以外特に難しいところは無く山の霊気を感じながら楽しく登れた。700mを越えた辺りから早くも伏流となり涸沢登りとなったが、不快な倒木等の類は無く先まで見渡せるゴーロ帯で、随所に滑床や易しい岩場が現れ効率よく高度を稼げた。V字険谷の作りなすダイナミックな造形は小五郎山の持つ別の一面、というか奥行きの深さを感じさせてくれた。
稜線手前200mほど、笹の直登があるがせいぜい肩丈。登るにつれ安全圏(一般登山道)に近づくため気分は楽。時間は十分あったので小五郎山まで登り返し沢道具を解いた。
※F表記はあの山さんの記録に基く
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コメント
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登攀要素高めで琵琶さんでもパスが多いし、見てるだけで腰が痛くなりそう😂
見た目も水流が少なそうですし、ちゃんと涼が取れたのかな?
ドードーの滝もチョロチョロの滝ですやん笑
こうも暑いと裏匹見峡みたいにたっぷりと泳げる沢が好みですけど、そろそろアブちゃんがね😅
登攀要素高め・・・確かにF5まではそうかもしれませんが、F6以降は危険を感じるところは無かったかな。梅雨明け直後にも関わらず水は少なかったです。あの山さんの写真と比較すると一目瞭然。この感覚で連休プランニングして当てが外れました😅
裏匹見みたいに・・・ようやく泳ぐ気になりましたか😁
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