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Yamareco

記録ID: 8415231
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ハイキング
尾瀬・奥利根

平ヶ岳 (鷹ノ巣往復)

2025年07月13日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
kiri6174 その他4人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:29
距離
23.4km
登り
1,812m
下り
1,815m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:08
休憩
1:20
合計
10:28
距離 23.4km 登り 1,812m 下り 1,815m
3:50
106
5:36
5:41
41
6:22
8
6:30
6:40
30
7:10
62
8:12
8:22
21
8:43
8:49
2
8:51
9:13
2
9:15
9:16
32
9:48
9:59
22
10:21
10:22
2
10:24
10:28
9
10:37
41
11:18
11:19
27
11:46
7
11:53
12:00
36
12:36
96
14:12
14:14
4
14:18
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
□行き
関越道 魚沼IC-[シルバーライン,R352]→清四郎小屋
清四郎小屋にてテント泊
清四郎小屋-[R352]→鷹ノ巣登山口
※登山口駐車場は無料, 朝3時半の時点でほぼ満車
□帰り
鷹ノ巣登山口-[R352]→檜枝岐村-[R352,121,400]→東北道 西那須野塩原IC
コース状況/
危険箇所等
<鷹ノ巣登山口〜台倉山>
・下台倉山まで痩せ尾根・岩場を含む急登。
・花崗岩質で滑りやすい。特に下りは注意が必要。
・標高の低いところでも展望良好、日差しを遮るものがない。
・下台倉山-台倉山間はアップダウンが連続する。
<台倉山〜池ノ岳>
・木道区間長いが、一部に泥濘あり
・池ノ岳への登りもザレた登山道にやや注意。
<平ヶ岳山頂部>
・単線木道のためすれ違いに要配慮
・残雪は玉子石方面の一部区間、アイゼン等は不要

<水場>※いずれも今回は利用しなかったので参考までに
・山頂付近の水場は平ヶ岳-玉子石を短絡する区間中(雪渓近く)にある。水量豊富で飲用も問題なさそうな雰囲気。ただし残雪状況によって状況は変動すると思われる。
・白沢清水は水量少なく淀んでおり飲用には不適か(※水場位置がヤマレコとYAMAPでずれているが、YAMAPの方が近い)。
・台倉清水は未確認。

<計画上の留意点>
・携行する水の量には余裕を持つ。もちろん人によるが3Lでは足りないかも
・日差しが強くなる前に下台倉までの登りは通過しておきたい。
その他周辺情報 燧の湯 1000円
朝が早い
2025年07月13日 04:21撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 4:21
朝が早い
月を目指して上る
2025年07月13日 04:25撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 4:25
月を目指して上る
燧ヶ岳が近くてとても立派
2025年07月13日 05:22撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
7/13 5:22
燧ヶ岳が近くてとても立派
平ヶ岳
まだ遠い
2025年07月13日 06:13撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 6:13
平ヶ岳
まだ遠い
平坦で長い道
2025年07月13日 07:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 7:34
平坦で長い道
途中の写真をすっ飛ばしてしまいましたが到着。突然の楽園。
2025年07月13日 08:13撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
7/13 8:13
途中の写真をすっ飛ばしてしまいましたが到着。突然の楽園。
ワタスゲが見ごろ
2025年07月13日 08:22撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 8:22
ワタスゲが見ごろ
快適
2025年07月13日 08:38撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 8:38
快適
三角点到着。ここだけ木に囲まれて味わい深い
2025年07月13日 08:43撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 8:43
三角点到着。ここだけ木に囲まれて味わい深い
端まで行く
2025年07月13日 08:50撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 8:50
端まで行く
終着駅と同じ果て感がある
2025年07月13日 08:51撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 8:51
終着駅と同じ果て感がある
本当にワタスゲがピーク
2025年07月13日 09:16撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 9:16
本当にワタスゲがピーク
天国です。
2025年07月13日 09:17撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 9:17
天国です。
残雪
2025年07月13日 09:33撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 9:33
残雪
巻機を目がけて歩く
2025年07月13日 09:42撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 9:42
巻機を目がけて歩く
新潟の山の良さに溢れている
2025年07月13日 09:44撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 9:44
新潟の山の良さに溢れている
玉子石もいいけど背後の湿原と山稜が圧巻
2025年07月13日 09:49撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 9:49
玉子石もいいけど背後の湿原と山稜が圧巻
平ヶ岳自身はむしろ東北的
2025年07月13日 10:10撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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7/13 10:10
平ヶ岳自身はむしろ東北的
山日和
2025年07月13日 10:20撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 10:20
山日和
天国です。(大事なことなので2回言いました)
2025年07月13日 10:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 10:34
天国です。(大事なことなので2回言いました)
名残惜しい
2025年07月13日 10:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 10:36
名残惜しい
下り
暑さに負けずに頑張る
2025年07月13日 10:42撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 10:42
下り
暑さに負けずに頑張る
登り返し
2025年07月13日 12:10撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 12:10
登り返し
痩せ尾根
天気次第では結構危険だと思うので要注意
2025年07月13日 13:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 13:34
痩せ尾根
天気次第では結構危険だと思うので要注意
下山
2025年07月13日 14:07撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
7/13 14:07
下山
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

 池ノ岳まで登り着いて、目の前に池塘の散らばる湿原とワタスゲ、木道、背後に平ヶ岳の横たわる景色を見たときの高揚は、ここ最近の登山の中で一番のものでした。吹く風も涼しく穏やかで心地がいい。天国だなあと呟かずにはいられません。木道を辿って、鞍部の小さな湿原を経て、平ヶ岳への最後は尾瀬・日光を見渡しながら草原をひと登り。灌木に囲まれて渋みのある三角点も、木道がぷつりと途切れる最高地点も、いい演出になっていました。百名山ゆえに人が多いのは玉に瑕ですが、深田久弥が選んでなければこの奥地の山に歩きやすい登山道が保たれることは無かっただろうから仕方なし。
 池ノ岳での感動が今回の山場かなと思っていましたが、さらにそれを上回るような絶景は玉子石付近で。箱庭的な池塘群の向こうに、越後の山並みを一望。巻機から越後駒まで、優美な稜線が豊富な残雪を湛えている。昨年越後三山を苦労しながら踏破したこともあって、感慨はひとしおでした。正直、玉子石本体はどうでもよくなるくらい素晴らしい眺めです。

 日帰り百名山最難関という印象が独り歩きしている感じですが、あくまで「日帰り」の「百名山」に限った話であって、ある程度色々な山を歩き慣れている人にとってはそこまで身構えなくても良い山だと思います。山頂に至る登山道は確かに長いものの、平坦な区間も多く、景色も良い区間が長く、全体としてメリハリが効いていて精神的には比較的優しいルートです。もちろん十分な体力と暑さ対策は必須ですが(私は3L以上の水を消費しました)。
 平ヶ岳で最も本質的な困難はおそらくアプローチ。公共交通機関でのアクセスは言うまでもなく、車でもICから遠い。行きは新潟側から、帰りは福島側へと抜けましたが、どちらにしてもR352と根気よく付き合うことになります。今回は後輩が車を出してくれて(!)運転もみんなで分担したので非常に助かりました(大感謝)。前泊は車中泊される方が多そうですが、今回は人数が多いので清四郎小屋向かいのキャンプ場にテント泊。水場・トイレ等あり平坦で申し分ないです。ただ虫が多いので対策必須。

 帰ってから振り返ると、(長い下りと帰京路を挟んでいることもあって)山頂部の風景が本当に天国的な浮遊感をもって思い出されます。紅葉の時期を狙ってもう一度訪れたい秀峰です。

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