乗鞍(剣ヶ峰・富士見岳・大黒岳・魔王岳・お花畑)


- GPS
- 07:00
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 581m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:59
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス |
濃飛バス ほおのき平〜畳平 往復3,400円 ほおのき平駐車場(無料・トイレあり) 本日は通常ダイヤだが、雨天ダイヤは時間に注意が必要 |
写真
感想
所用のついでに足を延ばし、ほおのき平から乗鞍へ。シャトルバスで乗鞍スカイラインを約1時間かけて、1000m上がる。車窓からは、槍穂高が間近に見え、終点の畳平が近づくにつれ、広々とした高山の風景が開けて心が躍る。
バスを降りると、かなりの強風で寒い。高所のためか、少しばかり息苦しい。高い山に行くといつもこうなので、高所に弱い体質なのだろう。ゆっくりと歩きだすが、少し進んでは素晴らしい景色に足を止め、写真を撮りつつ歩くので、ちっとも進まない。澄んだ空に山の稜線がくきっりと浮かび、池は空の色を映して青く光っている。道端には、色とりどりの花。ちょっと遠かったけど、来てよかった。
肩ノ小屋までは整地された平坦な道を歩く。そこからようやく山歩きっぽくなる。次第に山頂はガスに覆われ、山頂に着くころには真っ白。強風の中、晴れ間を待つが、諦めて下山。肩ノ小屋に戻って見上げると、青空。まあ、よくあることだ。
気を取り直して、富士見岳を経由して大黒岳を目指す。コマクサが群生して斜面がピンクに染まっている。大黒岳からの景色もなかなか良い。一度バスターミナルに戻り、魔王岳へ。最初の階段はちょっと味気ないが、山頂からもう少し先へ進むことができるので「行き止まり」の案内がある場所まで行くと、亀ヶ池とバスターミナルを眺めることができる。表から見た池はこじんまりと丸かったが、裏から見ると、二つの池が伸びてくっついているみたいな面白い形。もう一度バスターミナルに戻り、最終バスの時間までお花畑の散策。クロユリはなんだか不思議な感じがする。お花畑というと白や黄色に、ピンクや紫がアクセントになるイメージだが、茶褐色のクロユリの花はとても存在感がある。
楽しい山の時間も終わり、帰りのバスに揺られながら、今日一日の楽しい山歩きを夢心地で思い出す。台風が心配だったが、なんとか天気が持ってくれてよかった。
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