苔の回廊と「恵庭岳」


- GPS
- 09:25
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:06
天候 | 曇り 一時日も射した 西の風 0〜3m 雲が多く展望は悪かった 登山道のほとんどで風の陰だった 無風で高湿度の歩きだった 未明に雨が降った テンクラの時間予報通り 下山後の12時過ぎに雨が降った |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは無い 支笏湖温泉駐車場の奥にトイレが有る 駐車場の料金は1000円 徴収は9時からと書いてあったので早朝は無料で入れると解釈した 払う相手も居ないし 休暇村支笏湖手前のトイレは夜間施錠 ポロピナイ園地のトイレは未確認 24時間営業のコンビニは 苫小牧側は街中に有るだけで 35kmくらい離れている |
コース状況/ 危険箇所等 |
恵庭市登山道で恵庭岳山頂を往復した 刈り払い済でよく整備された登山道 道標とマークはたくさん有る 立ち入り規制やガイドのロープも こまめに張ってある 枝道など あちこちに有って 道標も有ったりするが 歩く人が少ないのか?藪が被り気味になっている 序盤は緩やかな笹の道 標高1100mくらいから徐々に勾配を増し 笹は無くなる 最後の山頂は固定ロープの岩場になる 濡れた土は滑る 補助ロープ有り 本峰の他に 北峰・中峰・西峰・チンネ・ジャンダルムなどのピークが有るようだが 本峰以外はすべて割愛した 下山後 オコタンペ湖の展望を求めて道道を奥まで行ったが 特に展望は無かった ちょっと残念 その後 支笏湖対岸まで移動して 苔の回廊を歩いた ここは良かった |
その他周辺情報 | 苫小牧の 湯けむりパーク湯らん銭を利用した 500円 シャンプー石鹸類別売 ドライヤー有料 安さが吉 前日は登別温泉の共同浴場 夢元さぎり湯を 利用した 何も説明する必要の無い名湯 500円 シャンプー石鹸類別売 ドライヤー有料 |
写真
感想
恵庭岳の名前は、72年札幌冬季オリンピックでDHコースが切開かれた山として、登山を始める前から知っていた。
自然保護のためか、五輪閉幕後は元の樹林に戻すと聞いた。
ゲレンデスキーをやっていたから、正直 もったいないと思ったものだ、オリンピックのDHコースを滑ることができるとなれば、どれだけの集客が見込めることだろう。
実際の山を初めて目にしたのは7年前、46年たっても 山肌に うっすらとDHコースの跡が見て取れて、驚いた記憶がある。
今回は 天気の具合で、恵庭岳の姿を見ることは叶わなかった。
その代わり 山頂付近で登山道が通行止めになったと思っていたのが、恵庭市コースという道で山頂まで行けるらしい。
勇んで登った恵庭岳は、山頂一帯に いくつもの険しい岩頭を持つ山だった。
国立公園で 五輪の痕跡を消すほどの自然保護っぷりなのに、よく道を付けることができたものだと思う。
ひとつ 気になることが有った。
山中で会った 若い4人連れは、バリバリのレンジャーの風貌で、環境省の人達だろうか、ご苦労様と言いつつ 何のパトロールか?と聞くと
「コースのことで、問い合わせが有ったのて 現状を確認しに来た。」と言う。
それ以上 かまをかけても聞き出せなかった。
環境省✕国立公園ときたら、登山者にとっては“ろく”な話で無いのが相場である。
国立公園内の登山道整備を申し出た 地元の山岳会に対し「石ひとつ 動かしてはならん!」と返すのが環境省のイメージだ。
今後に注視する必要があるかも?
天気もあって、展望がないのは織り込み済みだったが、代わりに 目を引く花が有ったのは さすが北海道の山だと思う。
ついでに訪れた 苔の回廊も なかなかの見物だった。
遊歩道のような 乾いた川底を進み、切り立った両岸を見上げると、土の崖なのか?岩の崖なのか?よくわからんけど 苔がビッシリ着いて幻想的。
まだ メジャーな観光スポットでは無いが、20人以上とすれ違った大半は、二十代かと思える若いグループで、インバウンドの人も居た。
皆さん 情報が早いと思った。
登山口に向かう朝は鹿、帰りはキタキツネが、北海道は楽しかったか?また来いよと声をかけてくれた。
また来れるかな?
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