赤岳~阿弥陀岳



- GPS
- 09:49
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,712m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:42
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:04
天候 | ずっと晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰りはたまたま美濃戸口からタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎美濃戸口から美濃戸山荘(北沢、南沢分岐) 車と一緒の道だけど、車だと通りにくそうな荒れた感じの道路。歩きも決して歩きやすいわけではない。 ◎美濃戸山荘から行者小屋 登り下りともに歩きやすい樹林帯。何度か沢を越えるために橋を渡る。たまに軽く岩場。沢の近くを歩く時は石がゴロゴロ。稀にかなり短い渡渉あり。 ◎行者小屋から地蔵分岐(地蔵尾根) ひたすら直登。階段が何箇所かあり。上の方に行くと岩場を登る。鎖も垂れているところが何箇所かあるけど、使わないでも登れた。 ◎地蔵分岐から赤岳 稜線歩きのあと、赤岳まで岩場。 ◎赤岳から中岳 ザレザレ。下りが怖い。 ◎中岳から阿弥陀岳 ザレザレ。赤岳から中岳よりももっと下りが怖い。自分も浮石で滑るし、落石をしてしまいそう。 ◎(文三郎尾根) 若干のザレ。ザレが終わると下りやすい樹林帯。 |
その他周辺情報 | 美濃戸山荘のスイカ🍉美味しかった 行者小屋でナプキンが売っていた |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
帽子
笛
ヘッドランプ
常備薬
携帯
時計
タオル
テント
シュラフ
ビビィ
ガスストーブ
クッカー
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感想
テント泊、再デビュー。
茅野駅から美濃戸口までバス。美濃戸口行きバスはたぶん、全部で3台出発。
さすが三連休初日。そしてアルピコ交通さん、バスの台数にも抜かりない。
私は2台目に乗れた。
他の登山口行きのバスも複数台出ていた模様。
美濃戸口からはてくてく北沢南沢分岐まで歩く。
その途中におにゃのこの日が急に来てしまった感覚を覚える。
予定より早いぞ。
ナプキンの予備が1つザックに入っているだけ…
道すがらの山荘に聞いて回るもどこにも置いておらず。。
美濃戸山荘に聞いてみたところ、置いてはなかったけど、ガーゼをくださった。
本当に心強かったし、ありがたかった。
ガーゼを入れていざ出発。
南沢ルートで向かいます。
南沢を歩いている時、ふと20年くらい前の記憶が蘇る。
登山を始めるきっかけになった先生が言っていた。
「南沢ルートは○○だから、北沢ルートを登ろう!」
内容が思い出せない…
登ってみても思い出せない。
この思い出があって、今回南沢を選択するのを若干ビビっていた。
南沢ルートは渡渉が多い、かな?
南沢ルートの初めのトイレは行者小屋で、トイレがむちゃくちゃ臭い、かな?
忘れた。
行者小屋に着いて、トイレが心配だったけど、むっちゃキレイだった。
改修されたみたいね。
ずっと登山やってる人からしたら、何年前の話だよって感じかもしれないけど。
宿泊者とテント泊者のみの内トイレは、お香まで炊かれていた。
テント泊の内トイレ利用は5:30から20:00(20:30だったかな?)まで。
外トイレも清潔で、便座除菌用の液体まで用意されていた。
その行者小屋でテント泊。
最近は臭いって話が調べても出てこなかったので、勇気を出して行ってみた。
キレイでよかった。
しかもナプキンが売っていた!ありがたやー。
5個入りで300円の超高級品である。
テントをたてたら、お昼の時間。
カレー(1000円)と生ビール(1000円)を小屋でいただく。
そして気づく、夕飯にカレーを持ってきていたことを。
しかし、カレーは正義!美味しい。
ビールを秒で飲み干してしまったが、一旦お代わりはしないでカレーだけを食べる。
カレーでお腹いっぱい。
だけどやっぱり飲み足りず、また小屋に戻って氷結梅の缶(600円)をいただく。
満足、満腹で、夕飯食べずに寝ちゃおうかと思った。
…が、翌日に支障があると怖いので、持参したスープパスタだけちょっと食べて寝る。
しかしお腹いっぱいすぎて後悔。
夜は結構冷え込んだ。
途中寒くて寝つきが悪くなった。
そして、若干斜めのところにテントをたてたので、ずれ落ちた。
混んでいたし、斜めなのはわかっていたから仕方ない。
2日目、賞味期限間近のアルファ米を食べる。
アルファ米って量が多い…
今度からは2回に分けることも検討しよう。
できるだけ重い荷物を担いで登りたかったけど、シュラフマットはザックの上につけていたので、危ないから置いて行きたい。
テントとマットだけ置いて行こう。
と思ったが、なんだかクッカーセットは置いていきたくて、不正に軽量化させる。
地蔵尾根から赤岳を目指す。
登りごたえはあったけど、思いの外短く感じ、すぐ着いた。
その後の方が、特に各種下りがどこもかしこもザレザレで踏ん張って足がクタクタ。
精神も削られて結構疲れた。
赤岳は山頂が狭く、人もめっちゃ多かったので、写真撮って靴紐を結び直しただけで早々に退散。
ザレで疲れてたので、道すがらの人に話しかけまくって休憩。
登山やる人って優しい人が多い。
いろいろ教えてくれてありがたい。
阿弥陀に登る時も、ザレザレで疲れてたので、下ろうか迷っていたけど、優しいご夫婦に「大変だったけど、景色がめっちゃいいから絶対行った方がいいよ、もったいない」と言ってもらい、登ることを決意。
ザックをデポする人が多いようで、ご夫婦もデポしていったよ。と教えてもらう。
だがしかし、修行だから背負っていくと気合いを入れて、登り始める。
今までとは比べ物にならないくらいのザレや浮石で、登っている最中から下りが怖い…と想像できてしまうほど。
下りの人とすれ違う時も、みんな口を揃えて危ないって言ってた。
阿弥陀の頂上には、絶景が広がっていた。
もともとあまり休憩しないタイプだけど、あまりの景色の良さに結構長い時間頂上にいた。
下りは想像通り、恐怖だった。
自分も滑りそうだし、落石をしてしまうのではないか、という恐怖もあった。
分岐まで降りてきて、やっと終わった…
と思ったのも束の間、文三郎尾根を下ろうとしたら、ありえないくらいの悪路。
文三郎尾根、簡単だと聞いていたぞ?本当にここは登山道?
と思ったら、やっぱり登山道じゃなかった。変な道を20mくらい下ってた。
流石におかしいと思って引き返したら、ちゃんと整備された登山道があった。
ちゃんとした文三郎尾根は下りやすかった。
阿弥陀のビビりが残っていて、慎重に下りすぎてた感はあるけど。
行者小屋に着いて、テントを撤収して、南沢ルートを下る。
ずっと足を踏ん張っていたし、気を張っていたので疲れていたのと、いつものペースで下りたらバス待ち時間が長すぎてしまうので、前をゆっくり歩く団体さんの後ろをずっと着いていかせてもらった。
1/3くらいは着いて行った。
足が回復してきたようで、なんだか早く下りたくなってウズウズしだしたので、そこからは先に下らせてもらった。
着いていってたときは、精神的にすごく楽になってありがたかった。
私の数メール後ろにも抜かさずにずっと着いてきている人がいたので、いいペースメーカーだったのだと思う。
勝手に着いて行ったのに、ありがとうございました。
美濃戸山荘まで下ったら、スイカ(800円)と八ヶ岳の瓶の牛乳(300円)を購入。
スイカめっちゃ美味しかったー。
女将さんに、ガーゼが本当に助かった旨のお礼をして帰る。
この出来事を機に、美濃戸山荘にもナプキンを置いてくださることになったと伺いました。
値段は聞きそびれました。
本当にありがとうございました。
美濃戸山荘で休憩しても早く着きすぎるなーと思い、美濃戸口までの道では、スピードを緩めたり、ジグザグに歩いたり、冬道を通ってみたり、独り言を言ったりしながら、ゆっくり下山(怪しい…笑)。
案の定、早く着きすぎたので、美濃戸口でブラブラ。
お腹も減ってなかったけど、非常食のアップルパイを食べる。
その時、団体さんを一緒に抜かしたお姉さんに「タクシーで茅野まで行きませんか?」と提案いただき、タクシーで帰ることに。
とってもありがたい提案!
そしてあれよあれよとタクシー乗車メンバーが4人に増え、バスより早く茅野に向かえることになった。
他のお二人も、登山道で会っていた方々だった。
タクシーの中でも山の話で盛り上がって楽しかった。
茅野駅に着いて、あずさに乗るまで時間があったので、私は喫茶店でビールを飲む。
あずさで飲もうと思ってたので、あずさ中は控えることに。
テント泊の再デビュー戦としては、ぼちぼちよかったかな。
テントを担いでも人並み程度の速度で歩けそうということがわかった。
無駄に2人用テント買ってみたけど、快適でよかった。
けど、寒かったのは広すぎたせいなのかな?
あと、食料が余りまくった。
食料計画をきちんと立てねば。
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