カトラ谷↑狼谷↓モミジ谷↑ツツジオ谷↓金剛山で谷繋ぎ


- GPS
- 06:59
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 938m
- 下り
- 937m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:00
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は行きも帰りも黒栂谷道からなので一番上のまつまさに久しぶりに駐めたが、個人的にはやはり駐めれるなら豊田の方が便利で好きかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
カトラ谷をそのまま詰め上がるのではなく上部で青崩道に出るため一つ北隣の尾根に乗り換えるところはちょっと分かりにくく、その最上部も藪がかぶって分かりにくくなってきてる。 太尾道から狼谷下りるところは以前は確かピンテ連打で小さい案内標識も掛けられててここから下りるとすぐ分かったが、今回もそのつもりで行ったらなんと分岐の小さい標識もピンテも全て撤去されてて気が付かずに行き過ぎてしまった。 場所は分かるので下を透かし見るとテープがあってそこが道だと分かる。 モミジ谷本流の堰堤巻き道が崩落した箇所は、肝心のトラバース箇所はすでに多くの人が歩いたようで狭いながらしっかり踏み固められ、ロープと相まって不安無く通れるが、下から上ってくるとそのトラバース区間直前にザレを上がるところが短いながらロープが足りなかったりするので下る場合は慎重を要するかも。 ツツジオ谷は巻き道の一の滝を向かい見るところが小さく落ちててネットまで張ってあるのと、腰折滝落ち口横の丸木橋がもうだいぶ弱ってて渡る気にならないが、橋のすぐ上側も下側も簡単に渡れる踏み跡が出来上がってたりしてそこまで危ないところがあるとは思えないが、出口にはやはり通らないでと貼り紙がある。 ただし、以前のように赤いコーン並べて封鎖まではしていないので少しは状況が緩和されてるのかも。 |
写真
初めて金剛山西面から上ろうという人にはちょっと分かりにくくなった気がするけど、今は皆GPSアプリ使うから大丈夫で、それより見た目の良さを優先でもしたのか。
あるいはホントにこちら側の道あまり使って欲しくないという何らかの理由あっての地元側の意思表示なんだろうか。
これは青崩道山頂側から撮ったけど、道は右にカーブしてセトに続いてて、左がライブカメラ広場下の崩壊した道に続いてて今は通行止めで、谷からは真正面から飛び出してきた。
テープも何も無いので下りる場合は知ってないと入れなさそう。
確かに源頭部は滑りやすいので下りには使って欲しくないということだろうか。
谷筋まで下りてきて最初のガレガレロープ場下りきったところのこの小さい案内標識は健在だったし太尾道から入るところ以外のテープもちゃんとあったから、上りに使う分にはなんの問題も無さそう。
その時途中会った人から上の堰堤の所の巻き道が崩落してるから気をつけてと教えてもらったのが気になってて今回来てみる気になったので、この日はここからがメインイベント。
それよりそのトラバースまで上ってくる最後の所が崩れやすい砂地の急傾斜でロープが短く嫌らしかった。
ここは上りより下りの方が手間取りそう。
ただ、崩落地は砂地むき出しなので帯状降水帯など集中豪雨が来ればまた崩れてもおかしくはない。
やはりこれからも雨の後通るならよほど気をつけた方が良さそう。
このあたりもテープも何も無いので、やはり一部とはいえ上りでロープに完全に全体重かける部分があるこのルートを下りるのは推奨されてないかも。
もうアブだかブヨだかも出てきてたが、暑いの我慢して防虫パーカかぶってるので以前のようにうなじや後頭部から耳周辺を刺されなくなったのはマジでありがたい。
小さいけどここが崩落したので通行禁止になったのか。
今ではだいぶ落ち着いてきててロープや木の根と相まってほとんど不安無く通れる。
すでに両脇に通れる踏み跡が出来上がってしまってるが、安全なのはやはり上側かも。
今回は下側通ったら落ち口すぐ横の崖でこれ滑落したら冗談ではすまないと思った。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
先日金剛山モミジ谷で会った人に本流の堰堤巻き道が崩落したって聞いてからずっとこれが気になってたが、雨の後はちょっと心配なので様子見してた。
最近金剛山多いけど、ホントは六甲山の方が公共交通機関使いやすく自由度が利いて便利なんだがこの時期の六甲の上の方はどこももれなく笹が。
ここ数回六甲で笹藪こぎしてもれなくダニが付いてきたのでちょっと敬遠。
連日の猛暑もあって水辺を歩きたいってこともあり、今回は金剛山で気になってるモミジ谷含めて谷繋ぎすることに。
久しぶりに黒栂谷道側から入ろうかとまずカトラ谷で上り、狼谷で下り、出合いからモミジ谷上り返して崩落現場を通り、最後はツツジオ谷で下りてくるという計画。
入ってみればやはり山は夕方とか多少の雨は続いてたようで水量は少なめながら地面はどこも結構濡れてた。
カトラ谷は以前の台風被害直後の倒木まみれの荒れ様は少し落ち着いてきた感じで巻き道ではなく水線を歩きたいと思えるところも増えてきて、これなら水に入れる靴で来た方が楽しめたかと思ったが、まあ今回はメインのモミジ谷本流堰堤崩落地を通るため少しでも確実なように防水のミッドカット選んだのでやむなし。
狼谷は以前太尾道からの分岐にあれほど派手に連打されてたテープも小さい案内標識も全て撤去されてて最初気が付かずに通り過ぎかけてしまったくらいでびっくり。
確かに下りだして最初は滑りやすいちょっと泥濘んだ感じの道から続いて長いロープのあるガレの急傾斜で、下りに使うのは結構気を使う道ではあるが、逆に滝も無くそこまで危険な場所があるわけでもないので何があったのか気になるところ。
そして肝心のモミジ谷堰堤の巻き道崩落箇所だけど、もう一ヶ月くらい経つんだろうか、だいぶたくさんの人が通ったようで、件のトラバース部分はせいぜい5メートルくらいだろうか、片足よりは広い幅がしっかり踏み固められており、ロープは安心とバランスのために手を添えるくらいでゆっくりとだけど普通に通れてしまってびっくり。
ただ、崩落痕は全面砂地が剥き出しなのでまたいつ崩れても不思議ではなく、特に大雨が降った後などここを通るのはまだしばらくは慎重に考えた方がいいかも。
そして今回は谷繋ぎということでモミジ谷も旧本流を詰める道を選んだところ最後蟻地獄のロープ場出だしがザレザレすぎてここが今回一番疲れた。
とにかく手も足も無く滑るので数歩は完全に古いロープにすがって体引っ張り上げるしかなく、もし切れたら怪我がなくてもロープが無くてはもう上に上がることは出来なかったかもしれない。
そのザレザレを乗り越えてもまだしばらく急斜面との格闘は続き、やっとダイトレに乗り上げたときはもう足がヨレヨレ。
ライブカメラ広場に着いて来ましたよを撮ったあといつも通り裏のベンチ広場に下りて食べるつもりが横になったら30分ほど寝てしまってた。
まあまだ時間は早かったし最後はゆっくりツツジオ谷で下りたが、前半はガレガレから途中ナメになってきて一の滝上からは正規のツツジオ谷道の高い巻き道で危険というほどではないけど気を使う下りが続き、朝から谷筋歩きで足元に気を使い、トドメにモミジ谷源頭蟻地獄で使い果たした足にはえらく長くしんどく感じるルートで、谷道から黒栂谷に出るところにはしばらく前からの通らないでくださいという貼り紙が付けられたままだったが、1〜2年前に滑落があったとかで通行止めにされてたときのような赤コーンのバリケードはどけられてたので一応自己責任では入っていいとなったのかもしれない。
そんなこんなで疲れたけど思ったより早く下りて来れたので最後は頭から水かぶりたかったが、いつも駐める豊田駐車場では駐車場内に谷水引いてるので出来たことが今回駐めたまつまさでは谷水は千早本道登山口の所に引いてあり、人もひっきりなしなのでちょっと恥ずかしくて出来なかったのが心残りでした。
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