炎暑の下でヒオウギ、そして宮ヶ瀬ダム放流


- GPS
- 06:17
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 6:36
天候 | 炎暑ときどき激暑のち雷鳴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●小田急電車:町田 ⇔ 本厚木 ■神奈中バス:本厚木駅 ⇒ 平山坂上(ヒオウギ畑へ徒歩5分) ■神奈中バス:平山坂上 ⇒ 愛川大橋(宮ヶ瀬ダムへ徒歩) ■神奈中バス:野外センター前 ⇒ 本厚木駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆一般登山道のみで完結。 ◆宮ヶ瀬湖畔からヒオウギの咲く展望地までの急登区間は少々荒れ気味。登りは気をつけて歩けば大丈夫だと思いますが、下りは慎重に。もっとも今に始まったことではありませんが。 ◆登山道はまずまず涼しかったです。ただし好展望地では太陽ジリジリ。 ◆山にはヒグラシがたくさんいましたが、人とは出遭いませんでした。 ◆高取山と仏果山の山頂に立つ展望塔は鉄製です。太い導線で接地(アース)されてはいますが、遠方からでも雷鳴が聞こえたら速やかに離れてください。 |
その他周辺情報 | 🌸上荻野沓掛館山(くつかけやかたやま)のヒオウギ畑:見頃 🌸ダム展望地のヒオウギ:100株以上が咲き始め、つぼみがたくさん。 🌸華厳山のヒオウギ:シカに食われて絶滅。植え直してもシカに餌をやるようなものなので、そのままにしているそうです。 ★宮ヶ瀬ダムの観光放流 毎週水曜日、第2・第4金曜日、第2日曜日、イベント放流日に実施 1回目11時(愛ちゃん号の運行と連携) 2回目14時(愛ちゃん号の運行と連携) 各6分間 ★愛ちゃん号運賃(乗りませんでした) 大人(中学生以上):片道400円 子ども(小学生):片道200円 幼児(4歳〜就学前):片道100円 障がい者手帳保持者:無料 車いすOK |
写真
感想
里に、山に、ヒオウギが咲いています。美しい花ですが、大暑の頃に咲くのが悩ましいところ。「危険」レベルの暑さが予報された中、今朝になっても行くか行かないか逡巡して、出発が遅くなってしまいました。
国道412号の傍にあるヒオウギ畑に到着すると、ちょうど正午のメロディーが鳴りました。ヒオウギ祭りの会場で一人スタッフを務めていたおじさんから、「暑いのによく来られた」と歓迎されます。キュウリを好きなだけ持って行っていいよ、とプレゼントされました。
いろいろな話を聞くことができました。--- このヒオウギ畑にもシカが来るが、ヒオウギは不味いのでシカが食べない。ここは他に食べるものが豊富にあるから。華厳山では食べ物が他になくて、シカもしかたなくヒオウギを食べた --- のだそうです。
宮ヶ瀬のダムサイトでも、放流の時間を待つ間はとても暑かったのですが、放流が始まると、たちまち水煙に巻かれて涼しくなりました。わずか6分間の放流でしたが、感動し、興奮しました。低学年児たちが多く来ていて、明るく可愛く活気に満ち、何とも楽しい時間に。ダムの中に入り、エレベーターを待つ時間も、ひんやりしたトンネルの中で、むしろ安堵してもう少しこの空間にいたいと思ったほどでした。
「宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館」を見学して、館内で弁当を食べましたが、そのまま帰るのは惜しいので、(半原)高取山と仏果山に向かいました。宮ヶ瀬湖畔からの急登をこなすと、ダムサイトを一望できるビュースポットがあります。何と、ここにもヒオウギがたくさん咲いていました。ざっと数えても100株以上あり、私にとっては「大発見」したような感激のサプライズです。どなたか、植えたのですね。
高取山頂の展望台に上って、目に映る360度の眺望を撮影していたら、
遠方から雷鳴が聞こえてきました。すぐに展望台から下りたのですが、雷鳴が鳴りやみそうになかったので、仏果山行きをあきらめ、「愛川ふれあいの村」方面に下山しました。
下山の道半ばで、右ひざだけがガクガクになり、踏ん張りがきかなくなって、真っ直ぐ歩くのが難しくなりました。熱中症でしょうか? 人里で最初に見つけた自販機でドリンクを買い、ゆっくり飲み干し、涼しいバスに約40分乗っていったら、その症状は消えました。
酷暑を押して、真夏の低山に登る。「バカは死ななきゃ治らない」とは、よく言ったものです。今回も、好い思い出だけが残るでしょう。
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