記録ID: 8478869
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
整備ボランティアが繋ぐトレイル。頸城五山
2025年07月26日(土) 〜
2025年07月27日(日)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 19:28
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 3,446m
- 下り
- 3,579m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:08
距離 17.2km
登り 2,570m
下り 1,603m
3:44
11分
スタート地点
14:58
2日目
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:57
距離 16.0km
登り 877m
下り 1,977m
13:13
天候 | 1日目: 晴れのち雷雨 2日目: 晴れ 両日共に暑かったので、肩からかけるアームカバーを水で浸して、放熱が起こる首の後ろ、肩甲骨の間、脇の下を水冷しながら歩いた。 効果的だった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
14:24東京駅-北陸新幹線はくたか567号はくたか敦賀行-16:14上越妙高駅 16:50上越妙高駅-妙高はねうまライン各停妙高高原行-17:14関山駅 17:24関山駅-バス-17:55燕温泉 燕温泉前泊 <帰り> 13:42雨飾高原前-バス-14:23南小谷駅 14:28南小谷駅-リゾートビューふるさと-16:02松本駅 16:05松本駅-しなの15号-16:56長野駅 17:05長野駅-かがやき510号-18:22上野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▪️藪 火打山から影火打山に向かうと、すぐに藪がうるさくなり、焼山にかけて、腰高までの草薮が続く。 足元はある。 焼山山頂付近は、火山で草が生えないため、綺麗。 焼山から先は刈り払いが行き届いている。 ▪️危険箇所 -妙高山山頂手前の鎖場。 -金山は、トラバースが一部崩壊していて、フラットな面がなく、ザレた斜面を横切る場面がある。 登山道上に雪があるのは、妙高山と黒沢池ヒュッテの間1ヶ所のみで、滑り止め不要。 ▪️泊岩避難小屋 地図には載っていない。地元の登山道整備のボランティア団体が、作業小屋として整備した模様。 登山道整備の方と、一般登山者を合わせて、6名いたが、一般登山者2名が遠慮して、小屋前でツェルト泊をした。 詰めると6名寝られるが、奥行きが足りないので、斜めにマットを敷く必要があり、その意味では4名が定員。 ▪️水 -黒沢池ヒュッテ: タンクに貯めた水。要煮沸。 -高谷池ヒュッテ: 池から採った水。要煮沸。 -焼山手前: 地図には載っていない水場がある。雪解け水が季節限定で流れている可能性があるので、この先涸れていないかどうかはわからない。 -富士見峠手前の雪渓: 雪渓の下端に、雪解け水が沢のように流れている。季節限定。 |
その他周辺情報 | ▪️雨飾高原キャンプ場 キャンプ場を利用しない登山者でも、シャワー利用可能(300円)。 シャンプー、リンス、石鹸なし。ドライヤーは別途100円。 ▪️雨飾高原露天風呂 無料の露天風呂。洗い場無し。シャンプー、リンス、石鹸使用不可。 ▪️雨飾荘の日帰り入浴は、現在やっていない。 |
写真
高谷池ヒュッテにやって来ました。
10時開始のプリンを目指して来たのですが、30分早かったです。
待つことも考えましたが、ふと天候悪化の予感がして、待たずに進みました。予感は大当たりし、宿泊予定の小屋目前で雷雨がやって来ました。間一髪でした。
10時開始のプリンを目指して来たのですが、30分早かったです。
待つことも考えましたが、ふと天候悪化の予感がして、待たずに進みました。予感は大当たりし、宿泊予定の小屋目前で雷雨がやって来ました。間一髪でした。
花が多くて嬉しいです。
頚城五山は、薮化しやすいので、全山刈払いの後(山ごとに7-8月なので、9月なら確実)にするか、花と水場が涸れていないことを優先して7月にするか、随分迷いました。花優先で良かったです♪
頚城五山は、薮化しやすいので、全山刈払いの後(山ごとに7-8月なので、9月なら確実)にするか、花と水場が涸れていないことを優先して7月にするか、随分迷いました。花優先で良かったです♪
焼山に登る途中に、地図にはない水場があります。
雪解け水か何かで、季節限定なのかも知れません。
山行計画時の下調べ中、先行者の方のレコにあったのをスポット登録して、ものすごく当てにしてやって来ました。
頚城五山のボトルネックは水場です。
泣けるほどありがたいです。
今日と明日の行動水、夕食、朝食の調理水4Lを汲みます。
雪解け水か何かで、季節限定なのかも知れません。
山行計画時の下調べ中、先行者の方のレコにあったのをスポット登録して、ものすごく当てにしてやって来ました。
頚城五山のボトルネックは水場です。
泣けるほどありがたいです。
今日と明日の行動水、夕食、朝食の調理水4Lを汲みます。
内部は綺麗なフローリングの上に、汚れ予防のブルーシートが敷いてあります。トタンはさすがに水滴でびっしょりです。
この後、金山を刈払いして帰って来た地元の方3名、金山を登って来た登山者2名で小屋は大賑わいです。登山者の方がビールや採れたての山菜料理を振る舞って下さいました。地元の方は、焼山-金山間の廃道を復活させたレジェンドです。
頚城五山を通して歩けるのは、この方のおかげです。
まさか会えるなんて❣️
この後、金山を刈払いして帰って来た地元の方3名、金山を登って来た登山者2名で小屋は大賑わいです。登山者の方がビールや採れたての山菜料理を振る舞って下さいました。地元の方は、焼山-金山間の廃道を復活させたレジェンドです。
頚城五山を通して歩けるのは、この方のおかげです。
まさか会えるなんて❣️
笹の道なのに、しっかり道があるのは、昨日お会いした焼山愛好会の方々が昨日刈って下さったおかげです。
昨日お会いした経緯も奇跡的です。
焼山愛好会を取材しているうちに、取り組みに共鳴して一緒に刈払いをするようになった新聞記者さんが、仕事が珍しく2日休みになった昨日、一人で刈払いすべく、愛好会の会長さんに普段閉まっている林道ゲートの鍵をもらいに行きます。
会長さんがもう一人に声を掛けて、急遽3人で泊まり込みで刈払いにやって来たそうです。
登山道を「いち消費者」としてしか捉えて来なかった自分が、猛烈に恥ずかしいです。
昨日お会いした経緯も奇跡的です。
焼山愛好会を取材しているうちに、取り組みに共鳴して一緒に刈払いをするようになった新聞記者さんが、仕事が珍しく2日休みになった昨日、一人で刈払いすべく、愛好会の会長さんに普段閉まっている林道ゲートの鍵をもらいに行きます。
会長さんがもう一人に声を掛けて、急遽3人で泊まり込みで刈払いにやって来たそうです。
登山道を「いち消費者」としてしか捉えて来なかった自分が、猛烈に恥ずかしいです。
無料ですが、寄附金は入れます。
洗い場も、シャンプー、リンス、石鹸もありません。なので、事前にキャンプ場で、持参したシャンプー、リンス、石鹸を使って、シャワーを浴びて来たのです。
五山縦走にシャンプー、リンス、石鹸を持ち歩くのは馬鹿げていますが、臭いまま電車に乗るのは嫌です。
洗い場も、シャンプー、リンス、石鹸もありません。なので、事前にキャンプ場で、持参したシャンプー、リンス、石鹸を使って、シャワーを浴びて来たのです。
五山縦走にシャンプー、リンス、石鹸を持ち歩くのは馬鹿げていますが、臭いまま電車に乗るのは嫌です。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:4.83kg
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
水フィルター
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
熊鈴
虫除けスプレー
アイマスク
耳栓
歯ブラシ
モバイルバッテリー
コンセント
|
感想
頚城五山は、人気の妙高山、火打山、雨飾山と、その間の活火山で、つい最近まで通れなかった焼山、地味に美しい金山からなります。
頚城五山は、それぞれの山を麓の集落や町や山小屋が整備しています。
活火山で、噴火を繰り返している焼山は、長い間廃道でした。
それを、金山側から道なき道を整備したのは、麓の集落・湯之河内地区の住民ボランティアです。
折しも、申し合わせていないのに、火打山側からは高谷池ヒュッテが整備して、五山は再び繋がりました。
泊まった避難小屋で、湯之河内地区の住民ボランティア団体・焼山愛好会の代表にお会いできました。
刈払いで泊まりがけで入山されていました。
山は焼山しか知らないとおっしゃいながらも、見ず知らずの登山者が快適に歩けるように、70を超えるご高齢にもかかわらず、重い刈払い機を持って、きつい登り坂の、しぶとい竹を刈って下さっています。
お話しするうちに、山を「いち消費者」としてしか見てこなかった自分が恥ずかしくなりました。
その山のために、指一本動かして来ませんでした。
刈払い機を持って参戦するのは、体力的に難しいので、協力金や寄付などで参加したいです。
心が洗われた出会いでした。
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