【魂の放牧地その2】三笠市三昧(クロフォード公園付近、三笠市鉄道の村、三笠市博物館、達布山、道の駅)


- GPS
- 00:38
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 8m
- 下り
- 1m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅「千歳サーモンパーク」 道の駅「ハウスヤルビ奈井江」 アグリ工房まあぶ(温泉) 道の駅「ライスランド深川」 |
写真
感想
北海道2日目は三笠市を中心として過ごしました。三笠市は私が大学時代を過ごした岩見沢市の隣で、大学が休講になると結構桂沢湖とか道の駅とか遊びに来ていた市です。その頃に博物館だとか色々見ているのですが、それから◯十年経って、一体どう変化しているのだろうかということも気になったという事でした。
さて、三笠市といえば炭鉱の町、明治すぐに炭田が発見され小樽と結ぶ鉄道は日本で3番目に開通しました。そして、空知集治監・空知監獄が置かれこの辺りの道路や炭鉱などの開拓に寄与しました。そして、蝦夷層が通っており、白亜紀の地層があり、エゾミカサリュウ、そしてアンモナイト類の化石がたくさん出土する。
観光的にも非常に見所がある街ではありますが、現在は鉄道が廃線となっていたりすることもあって人口は減り続けているようです(現在7000人ほど)。
そういうことで、朝一でクロフォード公園に車を置き散策。市役所や中央公園などを回りました。市役所の形がとても面白く、昔の集治監風?。真ん中から見ると、放射状の建物がありました。また、北海盆歌の発祥地として有名なようで、盆踊りの準備が中央公園で行われていました。
クロフォード公園に置いた車を回収し、9時開館の鉄道村に向かいます。1番のメインは、屋外の鉄道車両と鉄道博物館、鉄道博物館内はほとんどのものが撮影禁止でしたが、北海道の鉄道の歴史を感じることができ満喫しました。ただし、屋外に展示してある車両については、保存状態が、あまり良くなく、「いかにも朽ちていく」ように見えました。
SLの乗車体験もできるのですが、1200円も出してするかどうかは判断が分かれるところです。私はもったいないと思ってしまいました。
ここまでが三笠市鉄道の部になります。
そして、三笠市博物館に行きます。ここは昔は三笠市恐竜博物館と言っておりまして、エゾミカサリュウとアンモナイトを中心としたこじんまりとした博物館でした。私が訪れたのは大学生の時なので、30年近く前の話になります。
三笠市は、白亜紀の地層があり、たくさん化石が取れることで知られています。私も大学の時に友人に誘われ一度ハンマーを持っていったことがありました。その時に取れたのは小さいアンモナイトとイノセラムス2つ、2枚貝2個でした。小一時間にしてはなかなかだったと思います。
これだけたくさんのアンモナイトを展示している博物館は、日本ででここだけではないかと思われます。
また、人文的な展示が増えていました。三笠市の歴史、炭鉱の様子、集治監の様子などが展示されていました。
空知集治監・空知監獄・樺戸集治監・樺戸監獄などの施設名称が混在しており、この地域に見識がある人以外は理解しにくいと思われます。近くに困っていた方がいたので、私が説明してあげました。ちなみに樺戸とは、現在の月形町でそこにある樺戸集治監の初代典獄(今でいう刑務所長)が月形潔さんという方で、その方の苗字を町の名前にしたのです。月形さんは九州は福岡の生まれですが、この地に名前を残したことになりますね。
その後達布山に行き、展望台に登ろうと思いましたが、中からハチが出てきたので断念。道の駅に行きました。道の駅ではゆできびを1本いただき、三笠市を後にしました。
と、こんな三笠ざんまいの1日。昼食は奈井江町の道の駅、温泉は深川市となりました。
次の日は、層雲峡から黒岳ロープウェーに乗り、黒岳を目指そうと思っていますが、どうやら天候が悪そう。旭川市内で1日を過ごすか、他に案はないか考えながら夜がふけていきました。
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