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Yamareco

記録ID: 8604732
全員に公開
ハイキング
関東

月居山ー山王山ー立神山ー生瀬富士、奥久慈

2025年08月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:59
距離
6.5km
登り
736m
下り
738m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:18
休憩
0:39
合計
3:57
距離 6.5km 登り 736m 下り 738m
6:48
6:51
7
6:58
7:02
6
7:08
7:12
7
7:19
27
7:46
3
7:49
7:50
11
8:01
8:07
6
8:13
30
8:43
8:46
17
9:03
5
9:20
9:26
9
10:12
10:13
3
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
町営第1駐車場(無料)に停めました。滝からもう少し離れたところに第2駐車場がありますが、第2駐車場は夜間早朝は閉鎖されています。
コース状況/
危険箇所等
コース全体を通じてアブやブユが多発しています。肌の露出を避け、虫除けを念入りに塗布・散布します。アブはズボンや手袋の上からでも噛みます。ブユは目や耳に群がるので防虫ネットが快適です。

月居山ー山王山
道路から登山道への取り付きはなんとなく判りにくいので、ヤマレコのトレースを追っていくことが確実です。登山道としてはよく整備されていますが、ぬかるみや、ガレもまあまああるので用心します。

山王山ー渡渉点
山王山山頂を通過して、途中の分岐点を生瀬の滝方面でなく、国道方面の登山道を下ります。斜度は結構あるので転倒に気をつけます。

渡渉点は最近難しいところにいかだ橋が二つかかっていて、雨上がりでない限り靴脱ぎの心配はだいぶ少なくなりました。今回の山行では、いかだ橋を使わなくても靴の中を濡らさずに渡渉することに成功しました。

渡渉点ー立神山
山王山側から見えるなだらかな山容とは大違いで、結構アップダウンがあります。ここが山頂だろうというところで肩透かしを食らいますが、根気よくかつ慎重に歩きます。滝のぞきや、終盤のナイフリッジ(ただし普通は巻ける)などごくわずかですがひとつ間違えば行方不明という箇所もあります。

立神山ー生瀬富士
立神山から生瀬富士にかけては急降下、急登なのですが、割とあっさりと生瀬富士南峰に到着します。ここからいわゆる茨城のジャンダルムを擁する岩稜へ進むには南峰から右の岩の横を通って少し薮がちな踏み跡をたどります。正面に2mくらいの岩壁がありますが、右側に補助ロープの着いた巻き道があります。但し、この補助ロープが緩んでいて、体が大きく振られることがあります。ここで手を離すと滑落死するので慎重に通過します。巻き道を通過すればすがすがしい岩稜が広がります。

生瀬富士ー駐車場
山頂直下は鎖や補助ロープの付いた短い崖をまず降ります。ここを通過すれば、大子アルプス方面との分岐点(峠)までは楽勝です。峠には駐車場方面の踏み跡があるのですが、こちらはバリエーションルートです。駐車場方面の正しい登山道は、峠まで降りきらず、そのちょっと手前にある標識を補助ロープを使って降ります。ところどころ足元がぬかるんでいて滑りやすいので、慎重に進みます。
月居山山頂の有形文化財(かどうかはわからないが)6灰皿を写真に収めた。男体山側の2個。
2025年08月24日 07:00撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:00
月居山山頂の有形文化財(かどうかはわからないが)6灰皿を写真に収めた。男体山側の2個。
中央の2個。
2025年08月24日 07:00撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:00
中央の2個。
山王山側の2個
2025年08月24日 07:01撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:01
山王山側の2個
朝だからということで、観音堂の鐘をひとつ撞いて、登山を続けた
2025年08月24日 07:11撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:11
朝だからということで、観音堂の鐘をひとつ撞いて、登山を続けた
急な階段を登り続けると、地味な山王山山頂に到着した。そのまま下山して渡渉点へ向かう。
2025年08月24日 07:18撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:18
急な階段を登り続けると、地味な山王山山頂に到着した。そのまま下山して渡渉点へ向かう。
山王山から渡渉点へかけての途中にある眺望点から、立神山(右)と生瀬富士南峰(左)を望む。
2025年08月24日 07:22撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:22
山王山から渡渉点へかけての途中にある眺望点から、立神山(右)と生瀬富士南峰(左)を望む。
渡渉点はこんな感じにいかだ橋が架けられていて俄然歩きやすくなった。橋を渡ると県北ロングトレール(現ひたちの国ロングトレール)の通行料調査があり、筆者は2481人目だった。
2025年08月24日 07:48撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:48
渡渉点はこんな感じにいかだ橋が架けられていて俄然歩きやすくなった。橋を渡ると県北ロングトレール(現ひたちの国ロングトレール)の通行料調査があり、筆者は2481人目だった。
滝のぞき。滝の迫力はやや控えめ。
2025年08月24日 08:02撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:02
滝のぞき。滝の迫力はやや控えめ。
月居山が手前に山王山を従えている姿が格好良い。
2025年08月24日 08:02撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:02
月居山が手前に山王山を従えている姿が格好良い。
筆者が大キレットミニチュアモデルと呼んでいるナイフリッジ。
2025年08月24日 08:32撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:32
筆者が大キレットミニチュアモデルと呼んでいるナイフリッジ。
そのナイフリッジから男体山方面を望むとご機嫌だ。
2025年08月24日 08:32撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:32
そのナイフリッジから男体山方面を望むとご機嫌だ。
心を折られながらも立神山山頂に到着した。ここから生瀬富士までは逆に意外とあっさり到着する。
2025年08月24日 08:43撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:43
心を折られながらも立神山山頂に到着した。ここから生瀬富士までは逆に意外とあっさり到着する。
生瀬富士南峰から北峰を目指す。まず現れる岩壁を登り降りするのが筆者のお気に入り。北峰に向かうだけならば、右から巻ける。但し巻き道の補助ロープが緩いので用心は必要だ。
2025年08月24日 09:01撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:01
生瀬富士南峰から北峰を目指す。まず現れる岩壁を登り降りするのが筆者のお気に入り。北峰に向かうだけならば、右から巻ける。但し巻き道の補助ロープが緩いので用心は必要だ。
生瀬富士北峰から大子アルプス方面を望む。遠いなあ。
2025年08月24日 09:12撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:12
生瀬富士北峰から大子アルプス方面を望む。遠いなあ。
南峰へ戻って、下山しよう。
2025年08月24日 09:21撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:21
南峰へ戻って、下山しよう。
第一駐車場を取り囲むようにして今日歩いた山が聳立している。この景色を眺めて山行の余韻を楽しんだ。
2025年08月24日 10:16撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 10:16
第一駐車場を取り囲むようにして今日歩いた山が聳立している。この景色を眺めて山行の余韻を楽しんだ。
虫食いだったけれど、スジクロセンノウを見ることができて少し得した気分だった。
虫食いだったけれど、スジクロセンノウを見ることができて少し得した気分だった。
撮影機器:

装備

備考 キャップ、防虫ネット(頭からかぶる形態のもの)、顔やを守るための日焼け止めクリームという名の虫除け、登山中に全身に随時散布する虫除けスプレー。ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)、タオル、スマホGPS、渡渉用サンダル(今回出番なし)ヘッドライト、水2L、行動食(ひとくちようかん)

感想

暑いから渡渉点のある月居山ー生瀬富士の周回コースに決めた。もっとも渡渉は靴脱ぎが無かったので涼しさ満喫というわけではなかったが、水音を聞くことで気分はさわやかになる。

それでも渡渉点から立神山までのアップダウンはこの夏の陽気では堪えた。前回の男体山より距離は短く、林道歩きも無かったにもかかわらず、男体山以上に疲弊した。

例の生瀬富士の岩は割りと思い切りよく体を動かすことができた。この動きができるうちにやるべきことをやり遂げておきたい。

下山後第一駐車場の自販機で冷たい飲み物をと思ったのだが、お金を入れてボタンを押しても反応しない。気が付くと新五百円玉が釣銭口に戻ってきていた。もしやと新千円札を試みるが予想通りに受け付けず、飲み物は断念し、残りのぬるま湯になった飲料水で渇きを潤しながら自宅にドライブしたのだった。

帰宅後のノンアルビールは最高だった。車社会では買い物等で出歩く可能性がある限り、ビールをプシュッというわけには行かないのだ。

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