瑞牆山 ベルジュエール


過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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写真
感想
友人からマルチに誘われて瑞牆山の代表的なマルチピッチルートのベルジュエールへ。
私は初トライでした。
個々のピッチは内容が濃くて楽しいし、瑞牆トポでは4つ星だけど、歩きピッチや歩きトラバースなども出てきて、スッキリ直上するマルチが好きな私はなんか4つ星感うすいかも、、?と思いながら登りましたが、ラストピッチを終わって正面壁の本当にいちばん高い場所で終えた時に見る景色は最高に気持ちよかった。
いろいろなラインがあってリンクできそうなので、次に正面壁でマルチをやる時は自分なりにルートを考えてより直上に近い感じでできると楽しそう。
頂上ではカンマンボロン、大面、小面が自分の目線よりも下にあり、大ヤスリ、コヤスリも良く見える。
青空に映えた八ヶ岳も綺麗に見えて、とても気持ち良い場所だった。
マルチピッチクライミングは地面から頑張って頂上まで登って、「ここで終わり!」みたいな明確なゴールがあるとすごく良い。そこが居心地よく景色を眺められるとなおよし。
ベルジュエール、まごう事なき4つ星でした。
天気が良い日を狙って行くのがお勧めです。
ベルジュエールって意味なんだろう?
素朴な疑問が浮かび、最近フランスに20日ほど滞在していた私は何となくフランス語っぽいなとあたりをつけましたが、フランス語で何個かそれらしき単語が見当たり、直接な意味はBerge (山の斜面、堤防、土手、崖)もしくはVerjus (未熟ぶどうの果汁) Air(空気・雰囲気) Aile(翼、羽)とかの単語があるらしい。
ささっとネットで調べたけど、初登者の意図を言及してる記事は見つけられなかったのでなんとなく想像すると Berge Aile で「崖を登る翼」的な意味なのかな?
Verjus Aileで「未熟ぶどうの翼」とかの方がなんか含みがあって良いけど笑
あとはBergèresで羊飼いの女達と言う意味らしい
発音はカタカナだとベルジェール。
Belle gueule ベル・グェール
で「魅力的な顔立ち・イケメン・美人」とかの意味らしい。ベル・グェールはフォンテーヌブローにも同じ名前の課題がある。
さて何なのだろう。超人気ルートなのにルートの意味がいまいち浸透してないあるある。
有識者の方教えて欲しいです
Chatgptによると単語はあるけどつなげると文法的に不自然で、ベルジュエールという言葉はないらしい。
初登された時代を鑑みるに、当時のフランスのフリークライミングに憧れた日本人がなんとなくフランス語に寄せたルート名をつけたのではないでしょうか?
という事だった。
チャッピー君、そんな予想までしてくれて、どんだけ優秀なのよ
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