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Yamareco

記録ID: 8689739
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

地蔵岳 霧の中の幻想的な世界

2025年09月15日(月) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:32
距離
6.6km
登り
326m
下り
331m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
0:19
合計
3:32
距離 6.6km 登り 326m 下り 331m
6:58
2
スタート地点
8:20
8:36
40
9:16
8
9:24
9:26
19
9:45
42
10:27
10:28
2
10:30
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
しっとり雨が降ったように濡れています。
しっとり雨が降ったように濡れています。
暗い森の中でオタカラコウかな?メタカラコウかな
暗い森の中でオタカラコウかな?メタカラコウかな
霧が濃くなってきました。目で見ているともっと周りを囲まれてました。
霧が濃くなってきました。目で見ているともっと周りを囲まれてました。
頂上付近の大きなアンテナの影。ふっと出てくるので不気味。
頂上付近の大きなアンテナの影。ふっと出てくるので不気味。
地蔵岳の三角点です。周り石に囲まれています。
地蔵岳の三角点です。周り石に囲まれています。
地蔵岳の標高が載っているのはこれぐらい? 1674m今日の最高地点です
地蔵岳の標高が載っているのはこれぐらい? 1674m今日の最高地点です
何やら下が見え始めましたよ。全部吹き飛ばしてくれ。
何やら下が見え始めましたよ。全部吹き飛ばしてくれ。
大沼が見えてきました。青空も見えてきました。
大沼が見えてきました。青空も見えてきました。
青空が出てきた。すっきりしたけれど、もう一声と言ったところだろうか?
青空が出てきた。すっきりしたけれど、もう一声と言ったところだろうか?
下からガスがやってきて、今見えていた小沼を隠してしまう。
下からガスがやってきて、今見えていた小沼を隠してしまう。
この道はどこまで続くのでしょうか。私にはわかりませんでした。
この道はどこまで続くのでしょうか。私にはわかりませんでした。
サラシナショウマがもうすぐ咲きそろいます。
大きな試験管ブラシみたい。
サラシナショウマがもうすぐ咲きそろいます。
大きな試験管ブラシみたい。
最後登山口に戻ったら少し晴れたかも。
最後登山口に戻ったら少し晴れたかも。
アキノキリンソウが咲いていました。
アキノキリンソウが咲いていました。
このキクは何だろう?ポテっとしていますね。
このキクは何だろう?ポテっとしていますね。

感想

まだまだ暑い日が続くので、少し標高の高いところに行ってみようと思い思いついたのは、赤城山の地蔵岳。黒檜の方が高いけれど、ちょっと登るのが大変なので、のんびり歩ける地蔵岳にした。

家を出る時から雲が暑く、雨が降らなければいいなと思いながら出発した。初めは暗かったけれど、だんだん明るくなってくると赤城のてっぺんにだけ雲がかかっているのが見えた。これは霧の中歩くことになるのかな、もしかしたら霧雨になっているかもしれないと思いながら車で登る。登れば登るほど霧が濃くなっていくので、やはり頂上付近にだけ雲が発生しているようだ。ビジターセンターの駐車場に停めて歩き出す。少し青空が見えたりもしたが、すぐまた霧の中に入ってしまった。

いったん地蔵岳の西側まで回り込む。そこから登り始めるが、霧のせいでササがびっしょり濡れている。そのため歩けば歩くほど濡れてしまう。森の中は葉っぱを伝って滴が落ちてくる。だから雨が降っているような音がする。でもときおりお日様が差すので、雨ではないようだ。ゆっくりと濡れた森の中を歩く。小鳥たちが少し忙しくしているのが聞こえる。何をしているのだろうか。

大沼やビジターセンターのあたりは人が多かったけれど、こちら側はあんまり人がいないようだ。静かに静かに登っていく。時折霧が濃くなって薄くなるが、ふと顔を上げたら、辺りが濃い霧で包まれていた。これが知らない道で迷っていたりしたら不安だな。そんなときにヤマレコは心強い。自分の位置を確認して迷っていないことを確認したら、右から白樺牧場の方から登る道が合流してきた。この合流を過ぎるとちょうじょうまであとひとふんばり。

コロコロガラガラとした石を一つ一つづつ踏んで越えていく。霧のため石の表面が濡れて滑りやすくなっているので注意が必要だ。少し斜面が緩やかになると、森林を抜ける。霧が濃いのでわからないが、流れる霧の向こうにアンテナの影が見える。頂上はもうすぐだ。

左に歩いていくと三角点があった。霧がなければ、眼下に大沼が広がっているのが見えるはずだけれど、目の前は真っ白。少し一息入れようとのんびりしていたら、目の前を風が吹いて霧を吹き飛ばしている。自分のところにはそんなに強い風が吹いているわけではないのだけれど、あれよあれよと雲が流されていき、大沼が見えた。目の前の黒檜岳はみえなかったけれど、上には青空が見えており、このまま晴れたらいいなと思っていた。

しばらくのんびりしていたが、小沼の方がよく見えるところに来た。そうしたら下からまた霧がやってきて、あっという間に小沼を隠してしまった。そこからゆっくりと小沼の方に降りていった。下から上がってくる人がけっこういた。やっぱり今日は祭日だからだろうか。八丁峠まで降りると、いつもは長七郎岳の方まで回るのですが、今日は展望が悪いのと霧も濃いのでショートカットして鳥居峠のほうに抜けて行く。

ここも森は深いところなので、好きな道の一つだ。鳥居峠についても、霧は濃いまま。アキノキリンソウが咲いていた。でもそんなに多くなかった。これは環境が変わってしまったからなのだろうか。私の気のせいだといいのだが。

覚満淵の周りを歩いたけれど、向こう側も見えず、目の前の水面もあまりよく見えない。ゴマナやサラシナショウマが咲いているので、やっぱり秋になっているのだと感じる。今日の山歩きはずっと霧の中だったので、少し肌寒い感じだった。覚満淵は人が多かったけれど、そのほかはそれほど多くはないかもしれない。静かにのんびりと歩いてくることができた。秋の雰囲気も一足先に感じることができた。下に降りるとお天気も回復し、まだまだ強い日差しが残っていた。一足先に秋を堪能した山歩だった。

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