記録ID: 8692278
全員に公開
ハイキング
近畿
湖北山本山 山本山城址(京都小倉山城主山本氏出自) +賤ヶ岳
2025年09月16日(火) [日帰り]
滋賀県
おにぎり丸 日長時間減少中や
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:12
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 801m
- 下り
- 768m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:07
距離 17.9km
登り 801m
下り 767m
9:57
9:58
13分
朝日八幡宮（八幡神社）
10:20
27分
朝日山常楽寺
10:47
0分
山本山城址本曲輪
11:47
13分
高月町西野から木戸港に抜ける峠
12:26
8分
西野山
12:50
23分
四等三角点西山
13:13
13:16
16分
双子の鉄塔
13:32
8分
=賤ヶ岳リフト山頂駅
13:40
13:55
1分
賤ヶ岳山頂手前展望台
15:30
| 天候 | 晴れ（余呉に下山後薄曇り） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
ゴール地点＝JR余呉（よご）駅 JRの大都市近郊区間特例運賃 [大都市近郊区間内のみを普通乗車券でご利用になる場合は、実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます。] 上記の特例に大阪近郊区間特例があり、琵琶湖外周がこの対象に含まれている。 湖西線経由でも米原経由でも安い方の運賃（＝近回りの運賃）で同額になる。 山科からの運賃は、河毛は近回りにあたる米原経由で\1340、余呉は近回りにあたる湖西線経由で\1340なので、遠回りで乗車しても\1340になる。その中間にある木之本は山科駅からもっとも遠い駅になるので\1520になる。 この付近は1時間に上下各1列車程度で、今日利用した時間帯では米原経由が時短になるが、山科河毛間も山科余呉間も\1340なのに、その中間の山科木ノ本間は\1520になる。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
山本氏は岩倉に居城（山城）の小倉山城と、山城の実相院城、花園城、長谷城を築城した。この山本氏は近江国山本山に山本山城を築いた山本氏の一族だとされている。 足利義昭を奉じた織田信長が上洛すると岩倉山本氏は義昭に仕えた。義昭と信長が仲たがいすると、足利義昭に属し織田信長と戦ったが陣営は敗れ、足利幕府は崩壊した。山本氏は岩倉から一時的に姿を消し、近江国の山本家勢力圏に隠れていた様だ。現在は岩倉の洛陽病院の設立家となっている。 毎年冬になると、「山本山のおばあちゃん」と言う大鷲が越冬のために山本山にやって来て、ニュースで報道される。うっかり気付かずにいたが、この山本山がその山本山なのだ。 今日は湖北山本山にある山本山城址を見物に行った。ついでに結構人気スポットらしい賤ヶ岳（しずがだけ）まで縦走した。 今日は山行に必要な情報のみで記録を公開する。山本氏に関する歴史的な情報等は先日から調べてたが、まとまっていない。周辺情報欄にでもぼちぼち書き足すかも知れない。 ＊ 危険個所なし。 ＊ ダニは見当たらず。ただし、山本山の北側は草木が道に茂ってきていたので若干問題。 事情があって、この夏は軽装で歩いて壁蝨（マダニ）の心配が低い所を探して歩いている。 下山後、9月16日夜時点で壁蝨は発見していない。 山行の翌日、9月17日夕方時点で壁蝨問題は発生していない。 道の状態は区間により異なる。 ▶山本山登山口〜山本山 整備されている。階段が多いと言う事はそこそこきつい目の登り。休憩所も多くある。 ▶山本山〜古墳群の南端 草木が茂って道が狭まっている。従って、多少壁蝨が心配になる。多少いばらがあるので生足は痛かった。かと言って長ズボンを履く程ではないと判断（個人的判断）。 ▶古墳群の南端〜熊野越 問題ない。おおむね平坦。 ▶熊野越〜賤ヶ岳山頂 東海自然歩道の状態の良い区間相当。東海自然歩道同様に、傾斜がきつい所や、階段の段が大きい所がある。 ▶賤ヶ岳山頂〜観音堂登山口（余呉側の登山口） 途中で道の様子が色々変るが、問題なく、歩き易い。 |
写真
山行スタート前。GPSログはスタート前です。行きしの車窓から琵琶湖周りの平野。小さな森があちこちに残っている。
安土桃山城址周辺から日野などをぶらぶら歩いた思い出がある。またうろついてみようかな。
9/16 8:27
山行スタート前。GPSログはスタート前です。
行きしの車窓から琵琶湖周りの平野。小さな森があちこちに残っている。
安土桃山城址周辺から日野などをぶらぶら歩いた思い出がある。またうろついてみようかな。
行きしの車窓から琵琶湖周りの平野。小さな森があちこちに残っている。
安土桃山城址周辺から日野などをぶらぶら歩いた思い出がある。またうろついてみようかな。
09:18 河毛駅到着。09:22 今日のスタート地点は河毛駅の便所。
踏切を渡って、南行きの駅舎の北側に便所があった。ここで用を足してGPSをスタート。
9/16 9:22
09:18 河毛駅到着。
09:22 今日のスタート地点は河毛駅の便所。
踏切を渡って、南行きの駅舎の北側に便所があった。ここで用を足してGPSをスタート。
09:22 今日のスタート地点は河毛駅の便所。
踏切を渡って、南行きの駅舎の北側に便所があった。ここで用を足してGPSをスタート。
北行駅舎の入口の広場にあった案内道標。
小谷城址の方が山本山城址より有名なんかな。いつか行ってみよ。
小谷城址の方が山本山城址より有名なんかな。いつか行ってみよ。
朝日八幡宮。滋賀県長浜市湖北町五坪901。寛治6年宇佐八幡宮より山本義定勧請。もう山本山城主山本氏が登場！明治9年村社に列し八幡神社と改称したとあり、八幡神社で検索しないと見つけにくいが、神額は朝日八幡宮だった。
9/16 9:57
朝日八幡宮。滋賀県長浜市湖北町五坪901。寛治6年宇佐八幡宮より山本義定勧請。もう山本山城主山本氏が登場！
明治9年村社に列し八幡神社と改称したとあり、八幡神社で検索しないと見つけにくいが、神額は朝日八幡宮だった。
明治9年村社に列し八幡神社と改称したとあり、八幡神社で検索しないと見つけにくいが、神額は朝日八幡宮だった。
堀河天皇の寛治6年新羅三郎義光に朝日の庄を賜わり、家門と荘園守護のため宇佐八幡宮を勧請したのが創祀で朝日八幡宮と称した。康治2年山本判官義定朝日山に居城し当社を篤く崇敬した。東鏡に治承4年山本源氏以仁王挙兵の砌に「5坪八幡宮炎上す」と記している。
9/16 9:57
堀河天皇の寛治6年新羅三郎義光に朝日の庄を賜わり、家門と荘園守護のため宇佐八幡宮を勧請したのが創祀で朝日八幡宮と称した。康治2年山本判官義定朝日山に居城し当社を篤く崇敬した。東鏡に治承4年山本源氏以仁王挙兵の砌に「5坪八幡宮炎上す」と記している。
山本源氏没後は阿閉氏、浅井氏によって祭祀が続けられ、羽柴秀吉は五百石の社領を寄進している。安永2年領主松平甲斐守社殿を改修し天明8年には絵馬1面が奉納されている。別説に当社は山城国男山八幡宮の分霊で吉田家神祇管長上部朝臣の支配下にあったとも伝えている。
9/16 9:57
山本源氏没後は阿閉氏、浅井氏によって祭祀が続けられ、羽柴秀吉は五百石の社領を寄進している。安永2年領主松平甲斐守社殿を改修し天明8年には絵馬1面が奉納されている。別説に当社は山城国男山八幡宮の分霊で吉田家神祇管長上部朝臣の支配下にあったとも伝えている。
〒529-0354 滋賀県長浜市湖北町山本1000 安立寺。
地名も山本や。
地名も山本や。
和菓子屋さんがあった。とゆー事はここらが山本氏地域（長浜市湖北町山本）の中心地かな。
朝日山神社参道入口。
朝日山が、山本氏が城を築いたので山本山と呼ばれる様になったと言う事だろう。
朝日山が、山本氏が城を築いたので山本山と呼ばれる様になったと言う事だろう。
登山スタート。
鳥居の手前の左側が登山口。ぶらぶら見物しながらで、駅から53分。
鳥居の手前の左側が登山口。ぶらぶら見物しながらで、駅から53分。
古墳の駒札。古墳時代後期の古墳で、直径約三十mの円墳である。
明治初年、子の駒札の後ろの急な石段をつける際に石棺が出土した。（現在は急ではない石段が追加されているが、駒札は急な石段の下にあった。）
9/16 10:19
古墳の駒札。
古墳時代後期の古墳で、直径約三十mの円墳である。
明治初年、子の駒札の後ろの急な石段をつける際に石棺が出土した。（現在は急ではない石段が追加されているが、駒札は急な石段の下にあった。）
古墳時代後期の古墳で、直径約三十mの円墳である。
明治初年、子の駒札の後ろの急な石段をつける際に石棺が出土した。（現在は急ではない石段が追加されているが、駒札は急な石段の下にあった。）
朝日山常楽寺。山本源氏山本判官義経が本寺を祈願寺として崇敬し七堂伽藍を有した。幾度かの兵火にあったが、住民により再興された。明治の神仏分離令により現在地に移された。地元では「山寺の観音さん」と呼ばれる。この平坦地が古墳の上面なのだと思う。
9/16 10:20
朝日山常楽寺。山本源氏山本判官義経が本寺を祈願寺として崇敬し七堂伽藍を有した。幾度かの兵火にあったが、住民により再興された。明治の神仏分離令により現在地に移された。地元では「山寺の観音さん」と呼ばれる。この平坦地が古墳の上面なのだと思う。
獣避けフェンスのゲートに鳥居があったが、この先に神社も祠もなかった。裏参道の一の鳥居？ ここまでの山道が朝日山神社の裏参道やったんやろか？
9/16 10:22
獣避けフェンスのゲートに鳥居があったが、この先に神社も祠もなかった。裏参道の一の鳥居？ ここまでの山道が朝日山神社の裏参道やったんやろか？
ここにもベンチ。写真を撮らなかったけどもっと手前にもあった。この後にもあった。
左に分岐あり。念性岩とは？調べてみた・・・
巨石に注連縄が巻かれ、岩の上に祠、手前に蝋燭台が置かれている。
山本山の「天孫降臨御聖地」の由緒には“瓊々杵之尊が豊葦原中津国を開拓せんと、朝日山を目標に御降臨された。“四方を山に囲まれた清らかな湖水（天之真名井）をたたえ、土地肥沃にして五穀豊穣の地である。”とされている。
9/16 10:34
左に分岐あり。念性岩とは？
調べてみた・・・
巨石に注連縄が巻かれ、岩の上に祠、手前に蝋燭台が置かれている。
山本山の「天孫降臨御聖地」の由緒には“瓊々杵之尊が豊葦原中津国を開拓せんと、朝日山を目標に御降臨された。“四方を山に囲まれた清らかな湖水（天之真名井）をたたえ、土地肥沃にして五穀豊穣の地である。”とされている。
調べてみた・・・
巨石に注連縄が巻かれ、岩の上に祠、手前に蝋燭台が置かれている。
山本山の「天孫降臨御聖地」の由緒には“瓊々杵之尊が豊葦原中津国を開拓せんと、朝日山を目標に御降臨された。“四方を山に囲まれた清らかな湖水（天之真名井）をたたえ、土地肥沃にして五穀豊穣の地である。”とされている。
てっぺんの平坦地の手前の道標。
「中部北陸自然歩道」と「近江湖の辺の道」（みずのべのみち）のダブルネームの道標になっていた。
「中部北陸自然歩道」と「近江湖の辺の道」（みずのべのみち）のダブルネームの道標になっていた。
山頂休憩所広場。いくつものベンチがあったので、暑さや日の当たり具合に応じて選ぶことが可能。
やや低い平坦地なのでちょっと湿っぽい。
9/16 10:48
山頂休憩所広場。
いくつものベンチがあったので、暑さや日の当たり具合に応じて選ぶことが可能。
やや低い平坦地なのでちょっと湿っぽい。
いくつものベンチがあったので、暑さや日の当たり具合に応じて選ぶことが可能。
やや低い平坦地なのでちょっと湿っぽい。
琵琶湖が随所で眺められる。
湖北では琵琶湖の東西の幅が狭く、湖西や湖東で見る琵琶湖とは違った趣がある。
湖北では琵琶湖の東西の幅が狭く、湖西や湖東で見る琵琶湖とは違った趣がある。
「遊歩100選」シリーズの道標登場。このシリーズは最後の方まであった。（撮った写真ではこれが最初だが、手前にもあった可能性がある。どこまであったかは記録してなかったので、正確には判らない。）
9/16 11:00
「遊歩100選」シリーズの道標登場。このシリーズは最後の方まであった。
（撮った写真ではこれが最初だが、手前にもあった可能性がある。どこまであったかは記録してなかったので、正確には判らない。）
（撮った写真ではこれが最初だが、手前にもあった可能性がある。どこまであったかは記録してなかったので、正確には判らない。）
若干マダニが心配。草木が茂って道を狭めている。ひどくはないが棘のある、小さくて柔らかい（＝草に近い感じの）バラ科のブッシュがはびこっている。生足なので多少出血したが大した事はない。それより壁蝨が心配なので、足早に通り抜けた。
＊ マダニの付着を避けるために、出来るだけ草木の葉先や枝先に触れない！ 立ち止まらない！
9/16 11:01
若干マダニが心配。
草木が茂って道を狭めている。ひどくはないが棘のある、小さくて柔らかい（＝草に近い感じの）バラ科のブッシュがはびこっている。生足なので多少出血したが大した事はない。それより壁蝨が心配なので、足早に通り抜けた。
＊ マダニの付着を避けるために、出来るだけ草木の葉先や枝先に触れない！ 立ち止まらない！
草木が茂って道を狭めている。ひどくはないが棘のある、小さくて柔らかい（＝草に近い感じの）バラ科のブッシュがはびこっている。生足なので多少出血したが大した事はない。それより壁蝨が心配なので、足早に通り抜けた。
＊ マダニの付着を避けるために、出来るだけ草木の葉先や枝先に触れない！ 立ち止まらない！
山本山から賤ヶ岳に至る尾根には「古保利古墳群」と名付けられた、古墳時代前期から末期に至る100基以上の古墳があるらしい。この先、古墳の案内板が沢山あった。この案内が現れ始めた付近から、道の状態が良くなる。
9/16 11:10
山本山から賤ヶ岳に至る尾根には「古保利古墳群」と名付けられた、古墳時代前期から末期に至る100基以上の古墳があるらしい。この先、古墳の案内板が沢山あった。
この案内が現れ始めた付近から、道の状態が良くなる。
この案内が現れ始めた付近から、道の状態が良くなる。
東側の見晴し。東側は、あちこちで里の農地や人家が見える。西には琵琶湖。幅が狭く高度も低い尾根だが、熊さんも栗鼠さんもおられるそうだ。
9/16 11:11
東側の見晴し。東側は、あちこちで里の農地や人家が見える。西には琵琶湖。
幅が狭く高度も低い尾根だが、熊さんも栗鼠さんもおられるそうだ。
幅が狭く高度も低い尾根だが、熊さんも栗鼠さんもおられるそうだ。
高月町観光協会の道標が現れ始める。
（これが最初と断言はできません。）
（これが最初と断言はできません。）
熊野越。
尾根の東側の平野部の高月町熊野から琵琶湖岸の片山集落へ行く峠。
尾根の東側の平野部の高月町熊野から琵琶湖岸の片山集落へ行く峠。
東海自然歩道みたいな道になり、この付近からさらに遊歩道的になる。
道は稜線のわずかに西側を通り、所々の小高い所には古墳がある場合が多い様だ。
ここから稜線の東側になる。国指定史跡 古保利古墳群 平成十五年八月二七日指定 古保利古墳群は琵琶湖の北端、塩津湾に面する細長い丘陵上に分布する一大古墳群。 古墳時代初頭(3世紀代)から終末期(7世紀代・飛鳥時代)で、現在判明している数は132基。一部を除いて丘陵稜線上に、約3�劼砲錣燭辰特杪ぁ�首長墓と考えられる前方後円墳・前方後方墳が現状で各8基。前方後方墳が多い。円墳と方墳はそれぞれ 79基・37基。この古墳群周辺には首長古墳が分布。
9/16 11:48
ここから稜線の東側になる。
国指定史跡 古保利古墳群 平成十五年八月二七日指定 古保利古墳群は琵琶湖の北端、塩津湾に面する細長い丘陵上に分布する一大古墳群。 古墳時代初頭(3世紀代)から終末期(7世紀代・飛鳥時代)で、現在判明している数は132基。一部を除いて丘陵稜線上に、約3�劼砲錣燭辰特杪ぁ�首長墓と考えられる前方後円墳・前方後方墳が現状で各8基。前方後方墳が多い。円墳と方墳はそれぞれ 79基・37基。この古墳群周辺には首長古墳が分布。
国指定史跡 古保利古墳群 平成十五年八月二七日指定 古保利古墳群は琵琶湖の北端、塩津湾に面する細長い丘陵上に分布する一大古墳群。 古墳時代初頭(3世紀代)から終末期(7世紀代・飛鳥時代)で、現在判明している数は132基。一部を除いて丘陵稜線上に、約3�劼砲錣燭辰特杪ぁ�首長墓と考えられる前方後円墳・前方後方墳が現状で各8基。前方後方墳が多い。円墳と方墳はそれぞれ 79基・37基。この古墳群周辺には首長古墳が分布。
「中部北陸自然」と「近江湖の辺の道」のダブルネームの道標が現れ始めた。
これも「中部北陸自然」と「近江湖の辺の道」のダブルネームの道標。まだ、山本山と賎ヶ岳の中間までは来ていない。
道幅は広いが東海自然歩道と同じでかなり傾斜がある。段も大きい所がある。
山本山と賎ヶ岳の中間地点を過ぎている。
ここも高月町観光協会の道標。
ここも高月町観光協会の道標。
磯野山城址への分岐。どなたかが立派な道標を設置。
またゆっくり来ようかな。
またゆっくり来ようかな。
この辺りでは尾根芯を通っている。快適な道が続く。東側は市街地も近く、市井の営みの音ものどかに聞こえる。
二つ目は「高時川塩津線 五一」双子の鉄塔をまとめて一枚の写真に収めるのは、近寄りすぎていて上手くいかなかった。もっと手前でズームアップで撮らなあかんかった。
9/16 13:13
二つ目は「高時川塩津線 五一」
双子の鉄塔をまとめて一枚の写真に収めるのは、近寄りすぎていて上手くいかなかった。もっと手前でズームアップで撮らなあかんかった。
双子の鉄塔をまとめて一枚の写真に収めるのは、近寄りすぎていて上手くいかなかった。もっと手前でズームアップで撮らなあかんかった。
道標の「山梨子」長浜市木之本町山梨子。旅館（民宿かも）、車中泊キャンプ場、漁港がある様だ。車中泊キャンプ場があるのだからここからの尾根越えの道以外に、湖岸に車が通れる道があるはずや。
9/16 13:16
道標の「山梨子」
長浜市木之本町山梨子。旅館（民宿かも）、車中泊キャンプ場、漁港がある様だ。車中泊キャンプ場があるのだからここからの尾根越えの道以外に、湖岸に車が通れる道があるはずや。
長浜市木之本町山梨子。旅館（民宿かも）、車中泊キャンプ場、漁港がある様だ。車中泊キャンプ場があるのだからここからの尾根越えの道以外に、湖岸に車が通れる道があるはずや。
「中部北陸自然」と「近江湖の辺の道」のダブルネームの道標では「山梨子」に「やまなし」のルビがある。ネットの記事ではルビを振っているサイトが多かったが、「やまななし」、「やまなし」、「やまなしこ」とばらばら。みんなテキトーだなぁ。
9/16 13:16
「中部北陸自然」と「近江湖の辺の道」のダブルネームの道標では「山梨子」に「やまなし」のルビがある。
ネットの記事ではルビを振っているサイトが多かったが、「やまななし」、「やまなし」、「やまなしこ」とばらばら。みんなテキトーだなぁ。
ネットの記事ではルビを振っているサイトが多かったが、「やまななし」、「やまなし」、「やまなしこ」とばらばら。みんなテキトーだなぁ。
「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」の案内板。
ここから後は「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」と記した道標になる様だ。
ここから後は「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」と記した道標になる様だ。
賤ヶ岳リフトの山頂駅があった。賤ヶ岳は結構観光地らしく、かわいい女の子が2人やって来た。良い感じだった。
どーでも良い家族連れとかもいたわ。
9/16 13:32
賤ヶ岳リフトの山頂駅があった。
賤ヶ岳は結構観光地らしく、かわいい女の子が2人やって来た。良い感じだった。
どーでも良い家族連れとかもいたわ。
賤ヶ岳は結構観光地らしく、かわいい女の子が2人やって来た。良い感じだった。
どーでも良い家族連れとかもいたわ。
13:40〜13:55 賤ヶ岳山頂手前展望台。
賤ヶ岳展望台から西に琵琶湖。
賤ヶ岳展望台から西に琵琶湖。
13:40〜13:55 賤ヶ岳山頂手前展望台。
北に余呉湖。展望台でお弁当。
北に余呉湖。展望台でお弁当。
これも「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」の道標になっていた。このシリーズは名前に反してリフト山頂駅から北にしかない。こちらも道は整備されている。
9/16 14:19
これも「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」の道標になっていた。このシリーズは名前に反してリフト山頂駅から北にしかない。
こちらも道は整備されている。
こちらも道は整備されている。
14:47〜14:49 大岩山山頂。大岩山城址。[中川清秀主従の墓]
大岩山は、天正十年(1582)賤ヶ岳合戦における中川清秀の陣地跡である。清秀は当時四十二才茨木城主であったが、敵将佐久間盛政の奇襲にあい、衆寡敵せず全員この地で討死した。・・・
9/16 14:47
14:47〜14:49 大岩山山頂。大岩山城址。
[中川清秀主従の墓]
大岩山は、天正十年(1582)賤ヶ岳合戦における中川清秀の陣地跡である。清秀は当時四十二才茨木城主であったが、敵将佐久間盛政の奇襲にあい、衆寡敵せず全員この地で討死した。・・・
[中川清秀主従の墓]
大岩山は、天正十年(1582)賤ヶ岳合戦における中川清秀の陣地跡である。清秀は当時四十二才茨木城主であったが、敵将佐久間盛政の奇襲にあい、衆寡敵せず全員この地で討死した。・・・
14:47〜14:49 大岩山山頂。大岩山城址。〜この後14:46写真地点まで戻る。
・・・中川家はその後、豊後の岡城に移封にあったが、五代の嫡孫久恒氏は、その霊を供養をせんと祖宗主従の眠るこの地に墓碑を建立した。 環境庁・滋賀県
9/16 14:48
14:47〜14:49 大岩山山頂。大岩山城址。
〜この後14:46写真地点まで戻る。
・・・中川家はその後、豊後の岡城に移封にあったが、五代の嫡孫久恒氏は、その霊を供養をせんと祖宗主従の眠るこの地に墓碑を建立した。 環境庁・滋賀県
〜この後14:46写真地点まで戻る。
・・・中川家はその後、豊後の岡城に移封にあったが、五代の嫡孫久恒氏は、その霊を供養をせんと祖宗主従の眠るこの地に墓碑を建立した。 環境庁・滋賀県
山頂は通り抜け出来なかったので、ここまで戻った。（少し先で下から見ると、強引に通れば通り抜けられそうだが、そこには壁蝨がいそうだ。）
9/16 14:51
山頂は通り抜け出来なかったので、ここまで戻った。
（少し先で下から見ると、強引に通れば通り抜けられそうだが、そこには壁蝨がいそうだ。）
（少し先で下から見ると、強引に通れば通り抜けられそうだが、そこには壁蝨がいそうだ。）
ここで林道から分岐する。林道が（この付近では）地形図の破線の道と一致している。砂利敷きなのであまり歩いて見たくはないが、林道から脇道などあるのか無いのか？
9/16 14:57
ここで林道から分岐する。
林道が（この付近では）地形図の破線の道と一致している。砂利敷きなのであまり歩いて見たくはないが、林道から脇道などあるのか無いのか？
林道が（この付近では）地形図の破線の道と一致している。砂利敷きなのであまり歩いて見たくはないが、林道から脇道などあるのか無いのか？
右の観音堂経由へ。左へ行くと余呉湖が良く見えるのだろうと思うが、いつか余呉湖一周の山歩きをしたいと思ってるので、今日は違う方を歩いてみる。
9/16 15:05
右の観音堂経由へ。
左へ行くと余呉湖が良く見えるのだろうと思うが、いつか余呉湖一周の山歩きをしたいと思ってるので、今日は違う方を歩いてみる。
左へ行くと余呉湖が良く見えるのだろうと思うが、いつか余呉湖一周の山歩きをしたいと思ってるので、今日は違う方を歩いてみる。
お社に出た。
この後の平地に出る部分が観光案内などのルート（道標）から外れていたらしい。
この後の平地に出る部分が観光案内などのルート（道標）から外れていたらしい。
余呉駅到着。3時半到着で電車は4時10分だった。
途中の寄り道は我慢したが、今日の通過時刻を参考に、次回は多少道草を食っても良さそうだ。
1
9/16 15:30
余呉駅到着。
3時半到着で電車は4時10分だった。
途中の寄り道は我慢したが、今日の通過時刻を参考に、次回は多少道草を食っても良さそうだ。
3時半到着で電車は4時10分だった。
途中の寄り道は我慢したが、今日の通過時刻を参考に、次回は多少道草を食っても良さそうだ。
感想
----2025/9/17/20:58----
[登山口の案内板にあった解説]
山本山城
平安時代後期、源頼義の三男・新羅三郎義光の系譜をひく源(山本)義定、義経が築城したと伝えられています。山本義経は源平争乱の時、平家打倒の旗を上げましたが、治承4年(1180)12月 16日に平知盛らに攻められ落城しました。
戦国時代には小谷城の支城で、織田信長の小谷城攻めの時、 浅井氏の家臣阿閉淡路守が守っていました。元亀3年(1572) 3月に織田信長の家臣木下藤吉郎に攻められましたが、阿閉淡路守はよく守り落城しませんでした。翌年8月、阿閉淡路守は織田信長に降伏し開城しました。
山本義経
山本義経は平安時代後期、清和源氏の嫡流源頼義の三男で源義家の弟新羅三郎義光の子孫です。当地域を支配し山本に本拠を置いたので山本氏を名乗りました。治承4年(1180)12月、平家打倒の旗を上げ、同じ源氏の木曽義仲とともに京都へ攻め上り平氏を西国に落としました。その功により伊勢の伊賀国司に任ぜられましたが、寿永3年(1184)1月、木曽義仲は源頼朝に攻められ粟津で討ち死にし山本義経は没落しました。
----2025/9/18----
山本氏は岩倉の「豪族」とされているが、（専門家ではないので自信をもって言う事は出来ないが）メジャーな武家の戦に際して幾度も兵を興しており、戦国大名と言って良いと思う。
山本氏の系図では、明徳の乱に際して九郎時綱の孫にあたる山本茂尚が義満に味方して戦死した。その子山本義立は将軍足利義教に仕え、娘が岩倉の伊佐家に嫁いでいる為、山本義立の頃に岩倉と関わりを持つようになった。（伊佐一族は今も岩倉の名家。京都山岳会の伊佐氏がその一族の様な気がするが？ 昔の登山地図の「比叡・比良」エリアの監修などに名前が見られる伊佐氏もかな？）
伊佐家は、近江佐々木氏の後裔を称している。佐々木氏の七男である佐々木行綱の子孫が長門国美祢郡伊佐別府を本拠地とし、伊佐氏を名乗ったことに始まるとしていて、佐々木雅綱の時から岩倉に居住するようになった。山本氏と伊佐家は近江の出自であるため縁を結んだとも考えられている。
やがて応仁の乱が起こると山本尚親は将軍義政に属して活躍、岩倉一帯、醍醐、河内、近江、丹波などに所領を得た。そして岩倉の小倉山に城を構えたという。
一方で西川家系図では、文明十六年（1484）に細川政元の家臣香西元長が岩倉に乱入しようとした時、小倉山城主西川氏の援軍として山本氏が駆けつけた。これが、山本氏が岩倉に進出するきっかけになったとされている。
また、山本氏が管理していた静原城についても諸説ある。
静原城は、岩倉の小倉山城を築城した山本佐渡守尚親が文明年間(1469〜86）に支城として築いた。
山本尚親の二代後の山本対馬守資幹が明応年間(1492〜1501)に築城した。
室町時代の『兼右卿記』によれば、弘治3年(1557)三好長慶が山城50余郷に夫役を課して築城し、土豪山本氏が守備を託されていた。
「静原から岩倉へ」なのか「岩倉から静原へ」なのかさえ諸説ある。しかし、山本氏は尚親の代で岩倉に大きな勢力を持ったらしい。
なお別の資料では、静原城は静原城谷山城と静原城山城に分けられ、三好長慶が築いたのは静原城谷山城で、静原城山城はそれより後の物だとされている。また、築城当初は、城谷山城を攻め落とすための前線の陣地だったとも言う。
わたしでは手におえないが、山本氏の出自が近江国であると言う事に異論はないらしい。
山本氏はその後松ケ崎城（宝ヶ池の東山の北東の山城）を支配し、松ケ崎にも勢力を広げた。松ケ崎城は築城者不明、土豪を中心とした松ケ崎農民の城だったの様に思う。しかし、北から来る若狭街道が京都盆地に入る前の、最後の狭隘な部分を見張るのには最適の位置にあるので、戦国大名なども欲しがりそうに思える。（山城の戦略に詳しい訳ではないので見当はずれの可能性がある。）
若狭街道は鯖街道、大原街道とも言うが、湖西からの道でもあり、湖西の小野の地を本拠とする小野家の小野毛人（小野妹子の子）はこのルートで高野まで勢力を広げた。当時、大原、八瀬、高野（現在の上高野）も小野郷となっていた。そのため大原の小野山は当時は特定の山ではなく、小野郷の山すべてを指していたと言う説もある。
足利義昭を奉じた織田信長が上洛すると山本氏は義昭に仕えた。義昭と信長が仲たがいすると、足利義昭に属し、織田信長と戦ったが陣営は敗れた。足利義昭は追放され、足利幕府は崩壊した。山本氏は岩倉から逃げ出して近江国の山本家の地域に隠れた。近江に隠れていたという説は岩倉の郷土史にしか出て来ないが、岩倉から退いたと言う点までは一般に言われている様だ。
その後裔の山本氏は実相院の徴税係を務めて岩倉に復活した。
その後裔の山本氏は京都案内のガイドブックを書いた。
その後裔の山本寿氏は岩倉の実相院門前に岩倉唯一の総合病院である洛陽病院を創設した。
取敢えず今はここまで。
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