猪俣山 筒賀川支流猪俣川 左りかいの釜

- GPS
- --:--
- 距離
- 186m
- 登り
- 6m
- 下り
- 1m
コースタイム
- 山行
- 0:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:04
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道沿いであり、カーブした場所に駐車できる。滝を見るには、ガードレールを越える必要があり、滑落に注意。 |
その他周辺情報 | 湯来温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
広島藩士で絵師としても活躍した岡岷山(おか びんざん)が寛政9年(1797年)に著した「都志見往来日記・同諸勝図」*で、湯来から、山県郡上筒賀へ通じる峠を越えたときの記述に、『此峠を猪の股越と云、左右樹木茂りて木曽谷の如し、佐伯・山縣両郡の境なり、此峠を下りて上筒賀村とす、半道はかり下りて右に巖高く聳へ、其間道絶たるに木を架して通路とす、其下谷深く喬木生茂りて流水の音幽に聞ゆ、其深き事測るへからす、樹木の隙より纔(わずか)に是を臨めは水の色藍の如し、此所を左りかいの釜と云、左りの方の渕と云事なるへし、木曽のかけはしに異ならす、此道の左右総て栃・ほうなと大木多し、先きに登りし多田村の観音堂より二里はかりの間人家なし、樹木茂りていと物すこし、やうやく上筒賀村の郷に至る』とある。芸藩通志の山縣郡上筒賀村の絵図にも左カイタキとして描かれ**、通志本文では、左峡瀑として、「上筒賀村、猪股山にあり、路陰急にして桟道に似たり、俯して瀑水を見る土人いふ、瀑鳴るときハ、翌日必雨ふる」。以前、湯来の打尾谷で、地元の方に龍の口滝の場所を聞いた時、江戸時代の書物に出ている筒賀の左りかいの滝も見てくると良いと勧められた。先日、龍頭峡への道すがら、打尾谷から県道41号の猪俣峠を越えて下り、猪俣川が左側になって右手の山が迫ってくると、コンクリートの吹付の崖に地蔵様が祀られている。その道路を挟んだ反対側の谷をのぞき込むとゴルジュがあって、暗い谷間に4mばかりの滝が落ちている。これが、どうやら左りかいの釜らしかった。左側に釜を見るから、左りかいの釜、昔の細い杣道は崖を削って拡張され広い県道になってはいるが、なるほど、恐ろしいような雰囲気の滝だ。なお、左りかいの釜の上流・下流は県道の護岸となっている。
*https://www.library.city.hiroshima.jp/hiroshima/webgallery/tsushimi.html
**https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/e/5/e5a93bee.jpg
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