岡山県鏡野町 笠菅峠〜泉山 霧雨に濡れる花＆キノコ＆大神岩
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:25
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 452m
- 下り
- 452m
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| 天候 | 曇り時々霧雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。基本は濡れていると滑りやすい土で、急な箇所にはステップや擬木の階段があります。ゴロゴロしている小石を踏んで滑らないよう注意すれば大丈夫です。 |
| その他周辺情報 | 笠菅（かさすげ）峠の西、国道179号線沿いに道の駅奥津温泉＜写真42〜44＞があります。ふるさと物産館てっちりこは水曜定休（祝日の場合は翌日）で営業時間は9〜17時、お食事処てっちりこは火・水定休で営業時間は11時半〜14時半です。以前は温泉亭でランチバイキングが楽しめましたが、現在は店の名前が「お食事処てっちりこ」に変更になり、定食やラーメンなどのメニューのみになっています。 |
写真
01シコクママコナ…ママコナとは違い、花の先端は白く中央の隆起した部分が黄色です。また、ミヤマママコナとは違い、苞に鋸歯があります。ただし、県内のものは鋸歯がかなりまばらで、同一株内でもあったりなかったりします。ここは2株開花中でこれから花数が増えそうでした。
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02ヒイロタケ…道から見下ろしてみました。カサの直径は推定3〜4cmです。特に桜に生えることが多く、この個体は未確認ですがカサの裏には無数の小さなブツブツがあるように見えるはずです。
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03カワラタケ…ヒイロタケ＜写真02＞の側に転がった木の枝に群生していました。カサの直径は推定3〜4cmです。これも側まで行かなかったので、色で判断しました。
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04泉山笠菅コース登山口より角ヶ仙…北東方面です。登山口の向かいが少し開けており、きれいに尖った角ヶ仙（つのがせん）がよく見えました。動画も撮りました。
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05クヌギタケの仲間…カサの直径は1〜2cmでうっすら黄色っぽいものとピンク色を帯びているものの2種類ありました。裏のひだも同じ色です。おそらく、古くなるとピンク色を帯びてくるのだろうと思います。クヌギタケかもしれませんが、よく似たのが多いので断定は避けました。動画も撮りました。
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06妹山＆花知ヶ仙＆泉山反射板…振り返り北方面を望みました。左端の尖ったのが妹山（いもやま）、中央少し左寄りが花知ヶ仙（はなちがせん）、右手前の白っぽいのが泉山反射板です。動画にはオオヒラ山も映っています。
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09ツマグロバッタ♂…ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。一番後ろの脚の関節が黒いのが特徴です。オスの体色は黄色、メスは褐色です。ちなみに、一番前の脚の間に突起があるのがイナゴ、ないのがバッタだそうです。今回も確認できなかったのでわかりませんが、イナゴモドキという呼び名があることから推測すると、バッタの仲間ではないでしょうか。
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10霧山＆桝形山＆仙蔵坊山＆泉山北東尾根…西南西方面です。左の麓の山塊は、色が薄い山のすぐ奥が霧山、その右奥の尖ったのが桝形山（ますがたやま）、右手前が仙蔵坊山（せんぞうぼうやま）、登山道の奥は泉山北東尾根です。
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11「泉山」刈り込み文字…泉山（いずみがせん）名物のササの刈り込み文字です。これを楽しみに笠菅（かさすげ）コースで登られる方も多いのですが、往路では振り返らなければ見えません。動画のBGMはソウシチョウです。
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12桝形山＆仙蔵坊山＆筒ノ宮山＆二上山＆天子山＆四国…南方面少し西寄りです。左手前は鏡野町真経（さねつね）地区、そのすぐ奥が仙蔵坊山（せんぞうぼうやま）、左奥は桝形山（ますがたやま）、中央手前少し右寄りの山塊の左奥が鏡野町円宗寺地区で右が瀬戸地区、中央奥は筒ノ宮山で右のフタコブは二上山（ふたかみやま）、さらに右は天子山（あまこやま）、全体的に最奥にうっすら見えているのは四国だろうと思います。
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13ザラエノハラタケ？…カサの直径は6cmと12cm程です。カサの表側は中心部まで鱗片があり、色は褐色です。つばが小さいのが気になりましたが、柄はつばより上に条線があり下はささくれ、カサの裏のひだが黒っぽいなどの特徴からすると、ザラエノハラタケの可能性が高いと思います。動画にはカサの裏が黒っぽいのがはっきり映っています。
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14ホコリタケの仲間の幼菌？…直径は1cm程、高さは3cm程で全体的に粉を吹いたように見えました。ヒメホコリタケなどホコリタケの仲間の幼菌かもしれません。
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15ホコリタケの仲間？…直径は1〜3cm、柄が少し長めで中央上部が突き出ていますが、ホコリタケの仲間のような気がします。＜写真14＞が育つとこうなるのでしょうか。
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17マンネンスギ…岡山県のレッドデータブックには記載されていませんが、兵庫県の2020年版では絶滅危惧�砧爐忙慊蠅気譴討い泙后�杉の幼木ではなくシダ植物で、高さは15cm程にしかなりません。周辺に少しまとまって生えており、高さは5cm程でした。
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18ヒカゲノカズラ…これもシダ植物でマンネンスギ＜写真17＞の仲間です。直径1cm程とマンネンスギよりも少し太めで長く地面を這うように伸びます。
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19泉山北東尾根より泉山…道の左（南東）側のこんもりした箇所に上ってみました。南西方面に目指す泉山（いずみがせん）＜写真20〜27＞が見えました。
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20泉山頂上ライオン岩…笠菅（かさすげ）コースで登るとまず目に入ります。もう少し引きで見るとライオンが伏せているように見えなくもありません。泉山（いずみがせん）頂上で展望が効くのはこの岩の上だけです。
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23ライオン岩より三ヶ上最高点峰の南西ピーク＆三ヶ上最高点峰…霧雨はすぐにやんで近くの山々は見えてきました。北方面少し西寄りです。左手前が三ヶ上（さんがじょう）最高点峰の南西ピーク、右奥の岩だらけなのが三ヶ上最高点峰です。
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25ライオン岩より角ヶ仙…北東方面に角ヶ仙（つのがせん）が見えました。「越畑のマッターホルン」と呼ばれており急登が続きますが、毎年、岡山市の保育園児が登ります。この事実にショックを受ける登頂者多数😁
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26ライオン岩より天狗岩…北北東方面に天狗岩の頂上部のみ見えました。チャレンジコースは以前は濡れるとほぼ歩けないとされてきましたが、近年は多少マシになりました。それでも、下りはえげつない傾斜で、お勧めしませんと宣言される登山者多数😁
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27ライオン岩より花知ヶ仙…北方面少し東寄りに花知ヶ仙（はなちがせん）が見えました。最後までなかなか雲がとれてきませんでしたが、待った甲斐がありました。ここも急ですがステップが切ってあるので、気をつければ大丈夫です。荒れていた林道は整備されたのでしょうか。ここから動画も撮りました。
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28マンネンスギ群生越しに大神岩北北西の岩…道標のない踏み跡を辿り、終点手前で北北西端を望みました。手前の岩の上にマンネンスギ＜写真17＞が群生していたので動画も撮りました。
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30ムラサキアブラシメジモドキ？…カサの直径は2cm程です。中央部はベージュ色、縁のほうは実際にはもう少し藤色がかって見えました。カサの光沢と柄のまだら模様の具合からムラサキアブラシメジモドキかもしれないと思いました。
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31大神岩…左端のほうに木製のプレートが写っています。「大神岩」の文字はわかりにくくなっていました。最初にここから奥（北北西の岩）＜写真28＞へと歩きながら動画を撮りました。
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34シラタマタケ？…直径2.5cm程です。表面がうっすら汚れたような色合いでひび割れたように見えます。また、触ってみるとかたかったです。シラタマタケは古くなるとあっちこっち黒っぽくなりますが、幼菌のうちはきれいだそうです。同じような大きさのが周辺に3つくらいあり、どれも地面に少し埋もれかけていました。
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36三段キノコ…カサの直径は7cm程です。枯れ木に生えていました。撮影後、歩き始めると、カサの裏を確認しようとしゃがんでいた連れに呼び戻されました。そのわけは・・・＜写真37＞へ。
38ベニナギナタタケ…長さは2〜6cm、幅は数mmで見る角度によってはぺったんこです。明るいオレンジ色で先端は尖ることが多く枝分かれしないなどの特徴で見分けられます。ちなみに、触るだけでも危険なカエンタケは、もっとピンク色を帯びた赤っぽい色で、ふっくらしています。
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39ツチカブリモドキ？…カサの直径は6〜7cmです。よく似たのが多いのですが、裏の白いひだの間隔がかなり広いのでツチカブリモドキかもしれません。
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40サンヨウブシ…葉の切れ込みが浅く多いのが最大の特徴です。また、茎は途中から真横に蔓のように伸びることが多く、花色は薄めで花柄に毛がありません。花弁のように見えるのは萼で、上からかぶさる萼の先端がくちばしのように長く黄緑色を帯びることも多いようです。中から白く細長いものが突き出ていますが、これが花です。往路では向かいの1株が2輪咲いていただけで、この株はすべてつぼみでした。この日咲いたばかりの花を動画にも撮りました。
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41ミヤコグサ…笠菅（かさすげ）峠の駐車スペースの奥のほうです。セイヨウミヤコグサに似ていますが、茎や葉などが毛深くなく、1か所につく花数は3つくらいまでです。この1輪だけでした。
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42道の駅奥津温泉休憩所内部の温泉むすめ・奥津かがみちゃんグッズ…山行後、道の駅奥津温泉のトイレの右隣の休憩所に入ると右奥にありました。温泉むすめは国内各地の温泉をモチーフとした神様という設定で、アニメや漫画、音楽など様々なコンテンツにより地域活性化を図っています。岡山県内では美作（みまさか）三湯のキャラクターが三姉妹の設定でつくられています。湯原（ゆばら）温泉の湯原砂和、湯郷（ゆのごう）温泉の湯郷美彩（みさ）は奥津温泉の奥津かがみの姉です。
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44道の駅奥津温泉購入した商品…ナスは皮がパンパンでかたかったのですが、みそ汁に入れると中は柔らかく、長ナスとは少し風味が違いました。ピーマンは香りも風味も強く、新鮮でした。きんぴらごぼう菓子は380円で、うまい棒のようなサクサク生地を水あめコーティングし、一味と白ごまを貼り付けたようでした。ごぼうとおからのパウダーが使用されていますが、たまにごぼうの香りがわかる程度でした。軽いので手が止まらなくなり、連れと二人で完食してしまいました😅
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【ようやく涼しくなってきた9月下旬の泉山へ】
9月下旬にさしかかろうとしていた時期でしたが、相変わらず残暑が続いていました。おまけに岡山県ではどの山域も午前中の天候が不安定でした。このような状況下では慎重に目的地を選定する必要があります。避暑を想定した標高1,000m以上の山で、安全面を考え歩きやすい山道が整い、突発的な雷雨等急激な天候の変化に備え高度差も少なくエスケープしやすいという条件を満たす山域ということで、鏡野町の笠菅（かさすげ）峠から泉山（いずみがせん）を往復するコースを選びました。ここは仮に山行が最悪な結果に終わっても、その後で同じ町内にある「道の駅奥津温泉」や「スーパーセンターPLANT5」でショッピングができるという利点もあります（詳細は後述）。
実は、このコースはほとんど台風直前直後に歩いています。基本は濡れていると滑りやすい土で、急な箇所にはステップや擬木の階段があります。ゴロゴロしている小石を踏んで滑らないよう注意すれば大丈夫なので、今回も安心して出発しました。
泉山登山の起点とした笠菅峠は標高850m、泉山は1,209mなので高度差はわずか360m程度しかありません。2ヶ月前に泉山に登頂した際は、養野（ようの）地区にある泉�堯覆い困澆い錙某声劼魑�点にしました。
泉��神社は標高440mですので、Aコース⇒井水山⇒泉山⇒Bコースと辿ると、累計高度差900mあまり、総距離9km超のハードコースでした。
2025年7月27日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8493601.html
そのときと比べると、距離も高度差もおよそ半分で、数ある泉山登山コースとしては、最も安全かつ易しいコースといえます。
泉山にはこれまで様々な時期に登ってきましたが、実は9月は11年ぶりです。結果的には、シコクママコナ＜写真01＞やサンヨウブシ＜写真40＞などの花、ヒイロタケ＜写真02＞やベニナギナタタケ＜写真38＞などのキノコ、そして今回初めて同山域で気がついたマンネンスギ（シダ植物）＜写真17,28＞など、少ないながらも9月下旬の風物詩などを堪能することができました。
最初は曇りでしたが意外にも展望は効き、尾根上からはまさかの四国＜写真12＞まで見えました。しかし、10時過ぎからたまに霧雨となり、頂上＜写真20〜27＞に到着した際には周辺の山々の山頂周辺はほとんど見えませんでした。頂上で唯一展望の効くライオン岩の上でしばらく待っていると、北から移動してくる雲が次第になくなり、三ヶ上（さんがじょう）＜写真23＞、妹山（いもやま）＜写真24＞、花知ヶ仙（はなちがせん）＜写真27＞、天狗岩＜写真26＞、角ヶ仙（つのがせん）＜写真25＞などの鏡野町の名山がよく見えました。人気の山なのでこんな天候でも登山者は多く、頂上では4組程お会いしました。
ピストンなので下山は足元だけ注意しようと思っていたのですが、頂上から北北東方面に尾根を少し下りた標高1,170m辺りでスルーしてはいけない場所を思い出しました。大神岩を中心とした岩群＜写真28〜32＞です。道標がないので往路では踏み跡に気づきにくいのですが、復路では目に留まりやすいです。「大神岩」のプレートは健在でしたが、文字は読みにくくなっていました。写真や動画でも紹介していますように、岩場自体は小さくすぐに行き止まりになりますが、ガンダーラ、つまり岩（ガン）だら（ダーラ）けのなかなか楽しい空間でした。
心配した雨はゴール前にはやんでおり、今回も安全かつ楽しく山行を終えられました。
【道の駅奥津温泉とスーパーセンターPLANT5訪問】
山行後、笠菅（かさすげ）峠から西に進み国道179号線沿いにある道の駅奥津温泉に立ち寄りました。トイレの右隣りにある休憩所に入ると、奥津温泉の温泉むすめ・奥津かがみちゃん＜写真42＞がお出迎え。
温泉むすめは国内各地の温泉をモチーフとした神様という設定で、アニメや漫画、音楽など様々なコンテンツにより地域活性化を図るプロジェクトのキャラクターです。きっかけは2011年の東日本大震災で福島県（温泉むすめプロジェクトを立ち上げた企業の代表の故郷）などが甚大な被害を受けたことでした。地域活性化が目的のため、コンテンツ使用料などは無料、なるべく多くの方々で仕事や利益をシェアするため、キャラクターデザインは一人一つのみ、グッズ制作販売も1業者1アイテムに制限し、なるべく現地に足を運んでもらうためグッズのネット販売は行っていません。国費や補助金、協賛金は受け取っておらず、ファンからの寄付金を運営の一部に充ててボランティアの形で運営されています。
温泉むすめは各温泉の源泉から生まれた下級の神様で、東京のお台場にある「温泉むすめ師範学校」に通いながら温泉街の手伝いなどを行っており、PRのためアイドルとなって日本一の温泉むすめを目指しています。一部はユニットを組んでCDデビューを果たすなど、その活躍の場はどんどん広がっているようです。
岡山県内では美作（みまさか）三湯のキャラクターが三姉妹という設定でつくられています。温泉番付西の横綱である湯原（ゆばら）温泉の湯原砂和、湯郷（ゆのごう）温泉の湯郷美彩（みさ）は奥津温泉の奥津かがみの姉です。残念ながら三人ともCDデビューはしておらず、今後の活躍に乞うご期待😊
奥津かがみちゃんは、奥津温泉特別観光大使に任命されており、趣味は奥津温泉名物の足踏み洗濯、好きなものはカジカガエルの鳴き声、苦手なものは二日目のタオル（かなりのきれい好きなので）と、まさに奥津温泉ならではのキャラクターで現在売り出し中です。大きなパネルの周りにグッズがたくさん陳列されていましたが、非売品のようです。道の駅内の「ふるさと物産館 てっちりこ」ではいくつか販売中でしたが、コンセプトを知らなかったので、いつも通りスルーしてしまいました😅ちなみに、さらに南へ進んだ奥津湖畔の奥津湖総合案内所「みずの郷奥津湖」ビジターセンターなどでもグッズを販売中のようです。場所によって取り扱い商品が違うので、楽しみながら探して購入、地域支援というのもいいものですね😊
次に訪れたのは、同道の駅内にある「ふるさと物産館 てっちりこ」です。奥津の特産品「姫とうがらし」を使用した商品などを中心に、地元生産者の採れたて野菜や山菜、特産品の数々が販売されています。また、鳥取県に近いことから、大風呂敷や因幡の白うさぎなどの鳥取銘菓もあります。この日は地元産のナスとピーマン、千葉県で製造され津山市の企業が販売している「きんぴらごぼう菓子」（なぜか鏡野町と無関係😅）＜写真44＞を購入しました。
「道の駅奥津温泉」を出て次に向かった先は「スーパーセンターPLANT5」です。食料品のみならず日用雑貨や衣類、薬、書籍など品揃えが豊富なので、店内を一周しながら商品を見るだけでも1時間はかかります。店内だけで2時間以上＆歩数5,000歩以上の店内ショッピングツアーを組むことも可能です。鏡野町産の野菜コーナーもありますが、今回は飲料やお菓子など近所のスーパーにはないものをまとめ買いしました。鏡野町を訪問したらこの大型スーパーで買い物し、広大な駐車場から泉山（いずみがせん）を眺めるというのが定番になっています。
わずかではありますが、いつも楽しませていただいている鏡野町にお礼ができたような気がします。ありがとう、鏡野町😊
こっそり拍手
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