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記録ID: 8717324
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ハイキング
近畿

高取山…壷阪寺&高取城址

2025年09月22日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.1km
登り
514m
下り
517m

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
2:37
合計
6:43
9:54
72
11:06
12:17
8
12:25
12:30
6
12:36
12:51
23
13:14
13:17
24
13:41
13:46
3
13:49
14:17
2
14:19
30
14:49
14:59
8
15:07
15:12
36
15:48
15:58
15
16:13
16:18
19
植村家長屋門
16:37
天候
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
今回、壺阪山駅までは、料金不要の急行電車を利用しましたが、壺阪山駅は特急停車駅ですから、大阪阿部野橋駅から特急で行くことも可能です。
また、壺阪山駅から壷阪寺までは、土日祝日に奈良交通のバスが運行されます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所はありませんし、道標が完備されていますから、迷うおそれも少ないです。ただ、土佐街道の部分は、道幅の狭い自動車道ですから、クルマに気を付けてください。
トイレは、土佐街道の公園、壷阪寺境内にあります。高取城址には簡易トイレがありますが、そのあとは、「上子島沢砂防公園」まで公衆トイレはありません。
その他周辺情報 壷阪寺を拝観する場合、入山料800円(大人料金)が必要です。
今回は立ち寄っていませんが、土佐街道に「くすりの資料館」があります。
飲食店は、土佐街道に数店あるようです。飲料の自販機は、土佐街道に点在しています。壷阪寺の境内にも自販機がありますが、そのあとは、高取城址から下った「上子島沢砂防公園」の近くまでありません。
近鉄吉野線壺阪山駅からスタート
2025年09月22日 09:53撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 9:53
近鉄吉野線壺阪山駅からスタート
風情ある建物が多く残る「土佐街道」を壷阪寺へ向かって歩く。昔、このあたりを「土佐」といったそうだけど、その謂れは、飛鳥の都造営のため、土佐から労役のために連れてこられた人々が、土佐へ帰れなくなって、ここへ住み着き、故郷を懐かしんで「土佐」と名付けたという説もあるよう。
2025年09月22日 10:02撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 10:02
風情ある建物が多く残る「土佐街道」を壷阪寺へ向かって歩く。昔、このあたりを「土佐」といったそうだけど、その謂れは、飛鳥の都造営のため、土佐から労役のために連れてこられた人々が、土佐へ帰れなくなって、ここへ住み着き、故郷を懐かしんで「土佐」と名付けたという説もあるよう。
壷阪寺へ到着。正式には「南法華寺」というらしい。西国三十三所第6番札所で、人形浄瑠璃や浪曲の「壺坂霊験記」の舞台として有名な寺。
2025年09月22日 11:06撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 11:06
壷阪寺へ到着。正式には「南法華寺」というらしい。西国三十三所第6番札所で、人形浄瑠璃や浪曲の「壺坂霊験記」の舞台として有名な寺。
入山受付所には看板猫(?)が鎮座ましましていた
2025年09月22日 11:15撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 11:15
入山受付所には看板猫(?)が鎮座ましましていた
灌頂堂には、来年の某国営放送の大河ドラマの主人公・豊臣秀長の像が。秀長の家臣で高取城主だった本多俊政が衰退していた壷阪寺の復興に尽力したそう。
2025年09月22日 11:22撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 11:22
灌頂堂には、来年の某国営放送の大河ドラマの主人公・豊臣秀長の像が。秀長の家臣で高取城主だった本多俊政が衰退していた壷阪寺の復興に尽力したそう。
重要文化財指定の三重塔。1497(明応6)年に再建されたそう。
2025年09月22日 11:47撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 11:47
重要文化財指定の三重塔。1497(明応6)年に再建されたそう。
「天竺渡来大観音石像」。インドの石工たちによって制作され、それを日本に運んで組み立てられたそう。全長20m。1983(昭和58)年開眼。
2025年09月22日 11:56撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 11:56
「天竺渡来大観音石像」。インドの石工たちによって制作され、それを日本に運んで組み立てられたそう。全長20m。1983(昭和58)年開眼。
「天竺渡来大釈迦如来石像」(壺阪大仏)。身丈10m。2007(平成19)年開眼。
2025年09月22日 12:13撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 12:13
「天竺渡来大釈迦如来石像」(壺阪大仏)。身丈10m。2007(平成19)年開眼。
壷阪寺から登山道を歩いて高取城址へ向かう。途中には、岩に刻まれた五百羅漢が。
2025年09月22日 12:42撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 12:42
壷阪寺から登山道を歩いて高取城址へ向かう。途中には、岩に刻まれた五百羅漢が。
もう一枚五百羅漢
2025年09月22日 12:46撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 12:46
もう一枚五百羅漢
高取城址へやってきた。写真は大手門跡。高取城自体は、1332(元弘2)年、南朝方武将・越智邦澄によって築城されたらしいが、1589(天正17)年、豊臣秀長の家臣・本多利久(先述の俊政の父)によって新たに築造されたそう。
2025年09月22日 13:43撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 13:43
高取城址へやってきた。写真は大手門跡。高取城自体は、1332(元弘2)年、南朝方武将・越智邦澄によって築城されたらしいが、1589(天正17)年、豊臣秀長の家臣・本多利久(先述の俊政の父)によって新たに築造されたそう。
立派な石垣が残る高取城址の天守台。高取城は「日本100名城」に選定され、岐阜県の岩村城、岡山県の備中松山城とともに、「日本三大山城」にも数えられている。高取城は1873(明治6)年、廃城となり、1887(明治20)年ごろまで天守閣など多くの建造物が残っていたらしいが、その後自然に崩壊していったらしい。何とももったいない話。備中松山城みたいに天守閣が残っていたらなあ〜…。
2025年09月22日 13:50撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 13:50
立派な石垣が残る高取城址の天守台。高取城は「日本100名城」に選定され、岐阜県の岩村城、岡山県の備中松山城とともに、「日本三大山城」にも数えられている。高取城は1873(明治6)年、廃城となり、1887(明治20)年ごろまで天守閣など多くの建造物が残っていたらしいが、その後自然に崩壊していったらしい。何とももったいない話。備中松山城みたいに天守閣が残っていたらなあ〜…。
本丸では、木彫りの熊がお出迎え。本物のクマ公じゃなくてよかった(笑)。
2025年09月22日 13:56撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 13:56
本丸では、木彫りの熊がお出迎え。本物のクマ公じゃなくてよかった(笑)。
本丸から見る大峰山系方面の景観。高取城の武士たちも見ていたのだろうか。
2025年09月22日 14:04撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 14:04
本丸から見る大峰山系方面の景観。高取城の武士たちも見ていたのだろうか。
天守台を別方向から。
2025年09月22日 14:14撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 14:14
天守台を別方向から。
天守台上にある高取山三角点
2025年09月22日 14:17撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 14:17
天守台上にある高取山三角点
高取城址から少し下ったところにある何ともユーモラスな姿の「猿石」。飛鳥から石垣の材料にするために運ばれてきたという説もあるよう。
2025年09月22日 14:53撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 14:53
高取城址から少し下ったところにある何ともユーモラスな姿の「猿石」。飛鳥から石垣の材料にするために運ばれてきたという説もあるよう。
「一升坂」を土佐街道に向かって下る。城と城下の往還に使用されていた道で、設置されている説明版によると、昔は道幅がもっと広くて、籠や馬も行きかっていたらしい。それにしても、城と城下の行き来は、さぞかし大変だったことだろう。
2025年09月22日 15:12撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 15:12
「一升坂」を土佐街道に向かって下る。城と城下の往還に使用されていた道で、設置されている説明版によると、昔は道幅がもっと広くて、籠や馬も行きかっていたらしい。それにしても、城と城下の行き来は、さぞかし大変だったことだろう。
路傍に咲いていたヒガンバナ
2025年09月22日 15:50撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/22 15:50
路傍に咲いていたヒガンバナ
土佐街道上の「植村家長屋門」。このあと、元の壺阪山駅へ。
2025年09月22日 16:16撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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土佐街道上の「植村家長屋門」。このあと、元の壺阪山駅へ。

感想

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、9月20日に彼岸の入りとなったものの、朝夕こそ多少涼しいとはいえ、日中は中々涼しくなりません。
涼しい中部山岳へ行きたいと思いつつも、山小屋の予約とか考えると「あ〜、面倒くせえ〜…」となってしまい、結局、近郊の低山のライト山行と相成りました(笑)。
今回は、西国札所の壷阪寺から「最強の山城」ともいわれる高取城を目指してみました。
実際に登ってみると、ここを攻め落とすのは並大抵の力じゃムリだなあ〜と実感でき、また、よくこんな場所に立派な近世城郭を作り上げたものだと感心するとともに、城と城下の行き来はさぞかし大変だっただろうと、昔の人の労苦が偲ばれました。

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