山行記録: 大朝日岳 中ツルルート ナチュラリストの家2泊 バス利用

記録ID: 8796290

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

朝日・出羽三山

大朝日岳中ツルルートナチュラリストの家2泊バス利用

2025年10月11日(土) [日帰り]

山形県

mimikarun

体力度

1～2泊以上が適当

体力度について

GPS: 08:29
距離: 19.2km
登り: 2,231m
下り: 2,216m

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歩くペース

とても速い

0.6～0.7

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 7:48
休憩: 0:39
合計: 8:27

距離 19.2km 登り 2,231m 下り 2,216m

5:35

5分

スタート地点

5:39

44分

弘法水

6:23

6:26

19分

増水時渡渉難所

6:45

20分

朝日川沿いの休憩適地

7:05

54分

二股出合

7:59

8:12

18分

長命水

8:30

25分

中ツル尾根コース5合目

8:55

8:59

22分

中ツル尾根コース6合目

9:21

9:22

34分

中ツル尾根コース7合目

9:56

10:01

22分

中ツル尾根コース9合目

10:23

10:24

14分

大朝日岳

10:37

10:40

21分

中ツル尾根コース9合目

11:02

19分

中ツル尾根コース7合目

11:21

11:26

13分

中ツル尾根コース6合目

11:39

14分

中ツル尾根コース5合目

11:53

11:54

37分

長命水

12:30

12:31

21分

二股出合

12:51

12:52

18分

朝日川沿いの休憩適地

13:10

13:14

42分

増水時渡渉難所

13:56

6分

弘法水

14:01

朝日鉱泉

天候	曇り、雨、気温はこの時期にしては高めと思う、風は山頂付近は5-7m程度か
過去天気図（気象庁）	2025年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バススタート打刻は朝日鉱泉から約350m、5分ほどの場所です距離は約19.5kmになります歩くペースが0.6～0.7になっていますが、昼頃から雨予報で山頂の紅葉を見たかったこと、下山時の渡渉を考え出来るだけ急ぎ、いつもよりかなり速くなったためあまり参考にしないでください。5:30スタート、15:30頃戻る予定で、雨が強く降るようだったらピークに行かず下山するつもりだった当初は鳥原山コース→大朝日小屋泊→中ツルコースで下山の1泊2日の予定でしたが、土曜日午後から雨、日曜日は荒天予報だったため最短距離の中ツルコース日帰りにし、朝日鉱泉のナチュラリストの家2泊にしました（小屋の方は、朝日鉱泉から周回にする場合は反時計回りが良いと言っていました）今年の紅葉は少し遅く3連休がピークだったそうです。大朝日岳は通常は公共交通機関のアクセスがありませんが、JR左沢（あてらざわ）駅から朝日鉱泉（ナチュラリストの家）の間のみ時期によりバスがあります（以下、登山バス参照ください）朝日鉱泉までの道は非常に狭くガードレールがありませんでしたパンクや脱輪する車が少なくないらしく、私が宿泊した日にパンクされた方がおられJAF手配していました（最近はスペアタイヤを積んでいない車が多いらしい）また、私が宿泊した日にナビで間違って古寺に案内されようやく朝日鉱泉に到着さた方がおられました（逆パターンもあるようです） ※朝日連峰大鳥口までの登山バスがあったそうですが9月の大雨で道が崩れたため運行中止とのこと以下、備忘録を兼ねているためいつものように長文です【熊情報】目撃情報は少ないらしい、基本的に鳴り物（鈴など）で人間の気配がすると逃げる帰りのバス運転手さんが何十年も動物の研究をされている方で確実に熊の数が増え、逆にカモシカが半減したとのこと。熊がカモシカを食べるそうです【天気予報】 12時ごろまで曇り、ガス、昼頃から雨、風5-6m の予報だったが 9時ごろから降り始め、下山時、樹林帯に入ってから強く降った【中ツルコース】ナチュラリストの家の玄関にコース説明あり、非常に役に立って有難かった（写真あり、鳥原山コース説明の写真もあるので参考にしてください）・中ツルコースは上級者向けと記載ある。沢沿いを行くため人によりヘルメットあった方が安心かも（私は持参しなかった）・登山道は整備されており、分岐に道標あり、ピンクテープあり、赤ペンキあり、ただし沢沿いで沢に入り込む可能性があるためよくよく注意して歩くこと・1合目～9合目まで標識あり景色が見えずありがたかった（写真あり）・中ツルコース日帰りは宿泊者6名中、私のみ、他2名は避難小屋泊で鳥原コース、他も鳥原コースだったらしい（朝日鉱泉563m～二俣656m）登りも下りも約2時間弱、途中に渡渉が多数、行きは幅も狭く水量も多くなく飛び石で難なく渡れたが、帰りは水量が増えていた（飛び石で問題なく渡れたが）吊橋4つあることから分かるように沢に下りるため標高20～30mほどのアップダウンを繰り返す、特に第2と第3吊橋の間は急斜面のロープでの下降があるが足がかり手掛かりはあるのでロープは補助的に考えると良いかも。第2吊橋に近い下降はそれほどではないが（降りると渡渉あり）、次のロープ下降は長く、ここの渡渉が一番幅が広い（帰りは水量が増えていた）第3吊橋と第4吊橋の間に本流へ下りる個所がありここが一番の難所かも、基本滑る石の上を歩いたり狭いトラバースがあるため注意が必要第4吊橋手前に崩壊している階段の橋があり渡渉になるが行きと帰りの水量と深さと広さがかなり変わっていた ※吊橋は工事現場の足場に使う板で滑りそうで基本斜め、ワイヤーは高いか低いかで手すりになるいい感じの高さではないため少々怖い（二俣656m2合目～長命水1069m4合目）第4吊橋（二俣）からすぐ急登が始まり約30分～45分で3合目850m、ほんとうに急で両手使います、下りは雨の場合は滑ります急登から先は斜度がゆるんで長命水まで意外に長く感じる（長命水1069m4合目～1368mピーク6合目）ジグザグ登りのブナの森で5合目1200mあたりから紅葉が始まった滑りそうな土、ところどころ田んぼのようになっていた。（1368mピーク6合目～山頂） 6合目から先はほぼ森林限界になるこの辺りまでは遠景が望めたが、急に雨が雲が上がってきて何も見えなくなった登山道脇の紅葉は素晴らしかったのに残念樹林帯抜けてから細尾根あり、ただしガスで白く両脇が切れ落ちているのかどうか分からず一か所崩れている場所あり岩を多少登る場所あったが基本的に歩きやすい 9時過ぎに避難小屋泊の男性1名、他に女性2名とすれ違ったのみで他に会わず ※土曜日夜から天気予報どおりのかなりの大雨日曜日、宿泊者10名のほとんどは、鳥原コースから避難小屋泊予定でスタートしていたが、鳥原コースに1ヶ所ある普段はたやすい渡渉が男性の膝ぐらいの深さで朝日鉱泉に引き返す人がいたとのこと ※今年は長距離の日帰りなどをしていたため歩ききれる自信があり、土曜日に中ツルコース日帰りで増水する前に下山できたのはよかった中ツルコースの情報が少なく情報収集に苦労したが、アドベンチャーで楽しめた大好きな東北の紅葉を楽しむことが出来ず、単なるピークハントになったのは残念できれば来年、ゆっくり避難小屋泊で夏のヒメサユリの時期か紅葉の時期に再訪したい古寺からの日帰りが多いのがよくわかった、アクセスさえよければね。。理想は古寺スタート、避難小屋泊して鳥原コースか中ツルコースで下山かな【水場　中ツルコース】ナチュラリストの家の食堂内（外に水場はありません）弘法水（1番目の吊橋から5分ほど、ひしゃくあり、じゃぶじゃぶ出てます）長命水（登山道から急斜面下り3分、登り5分、確認していないが水量は少ないらしい）【トイレ】コースにトイレなし【電波】ナチュラリストの家は電波入りませんがWiFiあります（玄関ドア外にパスワード表示あるので宿泊者以外でも利用可能と思います）標高1000mあたりからドコモ入ります（たぶんauは入らないと思われる）【大朝日小屋（避難小屋）】 2,000円すれ違った人によると、小屋番さんが金曜日はいたとのこと（週末のみ？）【ナチュラリストの家】 https://www.asahikosen.com/ 支払はクレジットカード利用可能 1泊目は夕食のみで9,000円 2泊目は夕食と朝食で10,000円夕食18:00、朝食6:00 食事が本当に美味しい、ご飯おかわり自由、夕食メニューは2日とも違いました泊まった部屋は相部屋で1室に2人、カーテンで仕切られていましたトイレは共同（数が少ないため満室の場合は混みそう）部屋内に暖房がなく冷えます（扇風機はありました）食堂に暖房あり、夕食準備の17:30までは食堂にいること可能（お酒の持ち込みは有料）乾燥室はない消灯はないかも、早朝でもスイッチつけたら点灯しましたカメムシいますが想定内ご主人が非常に親切で登山道の様子など丁寧に教えてくれますランチのお蕎麦あり、コーヒー、生ビール等あり（15:00頃まで？）ノンアルコールビール400円あり自販機はなくペットボトル飲料の販売もない（たぶん）お弁当のおにぎりある様子（朝食時に受け取りしている人いました）宿泊者はお湯いただけます ●温泉● 12:00頃から18:00頃まで入浴可能、男女別日帰り入浴は600円（ホームページ要確認）シャンプー、コンディショナー、ボディーソープありドライヤーは浴室外に1つ（かなり弱風）【登山バス】 https://www.asahikosen.com/新しい登山バス運行日程が限られています、ホームページで確認ください要予約、宿泊者以外も乗車可能 JR左沢（あてらざわ）駅からナチュラリストの家まで運行片道4,500円、宿泊者は500円割引の4,000円（支払いはナチュラリストの家で） 2025年の運行日 ①6/20(金)～7/7(月) ②9/20(土)～9/24(水)朝便まで ③10/4(土)～10/14(火)朝便まで左沢駅13:00→朝日鉱泉14:20 朝日鉱泉7:10→左沢駅8:40（前日宿泊者のみ）朝日鉱泉14:30→左沢駅15:50 ※左沢駅にコンビニなし自販機はある、山形駅は小さいニューデイズが新幹線改札内のみにある、駅の改札外はお土産屋のみ、行動食などは別の駅で用意した方がよい【アクセス】 ●往路● 10/10（金）つばさ127　大宮8:32→山形11:05（ほぼ満席） JR左沢線　山形11:55→左沢12:37　510円（交通系ICカード利用できないため切符購入すること）バス（要予約）左沢駅13:00→朝日鉱泉14:20（10分ほど早く到着）乗客1名のみ ●復路● 10/12（日）バス　朝日鉱泉7:10→左沢駅8:40（10分ほど早く到着）乗客1名のみ JR左沢線　左沢8:50→山形9:30（切符購入）肘折温泉へ JR奥羽本線　山形10:20→新庄11:28 バス（ゆけむりライン）新庄駅13:45→肘折温泉14:40（片道600円だが、バス車内で往復券1,100円購入可能、現金のみ）マイクロバス1台、9割乗車 10/13（月）バス（ゆけむりライン）肘折温泉9:50→新庄駅10:45（マイクロバス2台、途中乗車も多くほぼ満席、5分ほど遅れて駅到着）つばさ140　新庄11:13→大宮14:23（満席、デッキに立っている人多数）【肘折温泉】初めて泊まったが、非常に好みのお湯直前に空室探しで電話しまくりようやく見つけたがいいお宿でした大穀屋　1泊2食　7,650円（部屋食、WiFiあり、カメムシ想定内、綺麗）【装備の備忘録】・モンベル　メリノウールプラスライト長そで・モンベル　クロスランナーパンツ・トレランシューズ（防水）・リュック　カリマー・スパッツ・ストック（登りのみ2本）・テムレス手袋（防寒テムレスの方がよかったかも）・小屋内が冷えたためダウンパンツあった方がよかったこの時期としては気温が高めであり、稜線に出てからの時間が短く風速は6-7m程度だったためそこまで寒さは感じなかった。アクセスを調べる my出発地登録