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Yamareco

記録ID: 8824906
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【富士山・主杖流し】10月の富士山をバリルートで登る(山頂で富士エキスパートの大先輩たちと歓談♪)

2025年10月17日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:49
距離
10.9km
登り
1,597m
下り
1,599m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
1:32
合計
8:50
距離 10.9km 登り 1,597m 下り 1,599m
7:19
3
新五合目駐車場(下段)
7:36
7:40
0
7:40
98
9:18
9:24
193
12:37
13:19
5
13:24
13:25
4
13:29
13:35
17
13:52
13:55
19
14:14
14:17
16
14:33
14:39
15
14:54
15:02
13
15:15
15:26
24
15:50
15:51
2
16:05
16:06
3
16:09
新五合目駐車場(下段)
天候  
天候:晴れ
 風:午前中の山腹から山頂までは5〜10m前後(瞬間的に15mほど)
   午後の下山時は5〜15m前後の風が断続的に吹いていた。
気温:午前7時過ぎの新五合目駐車場で8℃
 
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・東名高速/御殿場ICより一般道(富士山スカイラインを含む)を利用し、
 富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”へ(7:05着)
(途中、水ヶ塚公園駐車場で車中泊)

<東名高速/御殿場ICから新五合目駐車場まで>
・距離:約36km
・所要時間:渋滞無しの直行で50分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、新五合目駐車場を利用
・駐車料金:無料

<当日の駐車状況>
・この日は平日ということもあり午前7時過ぎの到着で下段はガラガラ、
 上段も空いていました。

■トイレについて
・トイレは新五合目駐車場の簡易トイレが利用できました。但し、
 ここ以外は山小屋も含めて全て閉鎖しているため利用できません。

■コンビニ
・御殿場IC周辺に数軒あります。但し、自衛隊の滝ヶ原駐屯地前を
 過ぎると無くなりますので注意してください。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況など】 2025/10/17 現在 

<全般>
・今シーズンの富士山は既に閉山しています。
 この日の登山道(下山で利用した富士宮ルート)はシーズン中の
 夏道がそのままの状態で残っていました。
・この日は主杖流し、富士宮ルートともに滑り止め無しで問題なく
 歩けましたが、これからはいつ雪がついてもおかしくない時期に
 なります。今後入山される方は直前の情報を十分確認して、
 それ相応の装備で臨む必要があります。

・山小屋は富士山自体が既に閉山しているため全て閉鎖しています。
 従って必要な水や食料は全て持参する必要があります。
 また、トイレも五合目の駐車場以外は利用できないのでご注意を。

<主杖流し>
・一般的な山地図には記載されていないバリエーションルートです。
・標高2720mの主杖流し取り付きから剣ヶ峰までの高低差約1000mを
 一直線に結ぶルート。剣ヶ峰まで一気に直登して行きます。
・踏み面は露岩帯とザレガレのゾーンがあり、出来るだけ露岩の岩伝い
 を登るように進路を取ると効率よく登ることができます。
・取り付きから序盤は全面的に露岩帯が続きどこでも登れる印象ですが
 高度を上げるにつれて山頂に向かって左寄り(沢の右岸)が露岩帯と
 なるのでその上を進むようにしました。
・標高3380m付近でそれまで辿ってきた山頂に向かって左寄りの
 露岩帯がなくなりザレガレゾーンになってきます。今度は右寄りに
 露岩帯が出てくるのでそちらへトラバースし再び岩伝いに登りました
・上記のようにうまく岩場を狙って登れば、ザレガレで苦しむことは
 それほどない印象。個人的な感覚では9割方岩伝いで進める印象。
 但し、その為には適切な足場のルーファイが必須となります。
・このルートはバリエーションルートなので、マーカーや標識類は
 一切ありません。山頂までひたすら真っ直ぐ登るルートですが、
 ザレガレを避けて足場が安定する岩場を選んで進むことも含めて
 その場の状況を確認しながら全て自分の判断で進む必要があります。
 その点ではある程度の山慣れが必要なルートだと感じました。
(その他、写真にも情報を記載していますのでご確認ください)
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■裾野温泉 ”ヘルシーパーク裾野”
https://susono-onsen.co.jp/

・利用料:大人850円(3時間)
・浴槽は内湯と露天が1槽ずつ。特に内湯は30人くらい入れる広さで
 ゆったり浸かれる。浴場も広めで露天風呂は開放感有り。
・湯温は内湯、露天ともにややぬるめの印象。
・晴天の日中であれば浴槽から富士山が一望できる。
・シャワーは制限付きなものの、1回の吐出時間が長めで使い易かった。
・洗い場は十分なスペースがあり、仕切りもしっかりされている。
・主なアメニティーはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナー
 その他にドライヤーが常備されている。
・立地的には、富士宮口五合目から東名高速で東京方面へ帰る場合、
 少し逆方向(西)へ向かうため、余計な距離と時間がかかってしまう。
*個人的には概ね好印象だったので富士宮口山行の際はリピートしたい
 と思える温浴施設だった。
 
予約できる山小屋
八合目池田館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
山行前夜の地元にて。今回も出発が遅くなったのですき家で晩ごはん
”チーズ牛丼”+”牛小鉢”で安定の美味しさ。私の定番メニューです
2025年10月16日 22:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/16 22:56
山行前夜の地元にて。今回も出発が遅くなったのですき家で晩ごはん
”チーズ牛丼”+”牛小鉢”で安定の美味しさ。私の定番メニューです
おはようございます。水ヶ塚公園駐車場より
今回は約2年ぶりとなる富士山のバリルート”主杖流し”で山頂を目指します
2025年10月17日 06:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 6:28
おはようございます。水ヶ塚公園駐車場より
今回は約2年ぶりとなる富士山のバリルート”主杖流し”で山頂を目指します
水ヶ塚公園駐車場から40分ほどで”富士宮口新五合目駐車場”(下段)に到着
ここは開山期間中のシャトルバス発着所。簡易トイレはこの日も使えました
何回来てもテンションが上がる富士山。はやる気持ちを抑えて準備します
2025年10月17日 07:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:06
水ヶ塚公園駐車場から40分ほどで”富士宮口新五合目駐車場”(下段)に到着
ここは開山期間中のシャトルバス発着所。簡易トイレはこの日も使えました
何回来てもテンションが上がる富士山。はやる気持ちを抑えて準備します
それでは準備万端でスタートです!
久々に青空の下で大好きな富士山に登れる。そう思うだけで嬉しくなりますね♪
2025年10月17日 07:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:25
それでは準備万端でスタートです!
久々に青空の下で大好きな富士山に登れる。そう思うだけで嬉しくなりますね♪
まずは一般道で登って行きます。いつもの富士山らしい画が出てきました
この大斜面を上に向かってひたすら登っていく。それが富士登山
こういうシンプルで分かりやすいところが好きだし、それが魅力のひとつだと思う
2025年10月17日 07:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:29
まずは一般道で登って行きます。いつもの富士山らしい画が出てきました
この大斜面を上に向かってひたすら登っていく。それが富士登山
こういうシンプルで分かりやすいところが好きだし、それが魅力のひとつだと思う
”富士宮口新六合目”に到着。既に山自体が閉山しているので山小屋も閉まっています
2025年10月17日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:38
”富士宮口新六合目”に到着。既に山自体が閉山しているので山小屋も閉まっています
こちらは正面に箱根、その先には金波の相模湾
六合目でこの壮大な景色を堪能できる。これも富士山の魅力ですね
2025年10月17日 07:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:38
こちらは正面に箱根、その先には金波の相模湾
六合目でこの壮大な景色を堪能できる。これも富士山の魅力ですね
富士山の荒涼とした山肌でも秋らしいひとコマに出会えます
2025年10月17日 07:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:53
富士山の荒涼とした山肌でも秋らしいひとコマに出会えます
新六合目から15分ほど登ったここ(画面左)からブル道へ入ります
ここから山腹をトラバースしながら”主杖流し取り付き”へ向かいます
2025年10月17日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:55
新六合目から15分ほど登ったここ(画面左)からブル道へ入ります
ここから山腹をトラバースしながら”主杖流し取り付き”へ向かいます
山腹のトラバース中は南方の風景を存分に楽しめます♪
標高2600m台でこの素晴らしい景観。やっぱり富士山はイイ(^^)
2025年10月17日 07:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 7:59
山腹のトラバース中は南方の風景を存分に楽しめます♪
標高2600m台でこの素晴らしい景観。やっぱり富士山はイイ(^^)
ブル道を5〜6分ほど進むとトラバースの細い踏み跡が出てきます
この先は”お中道”の踏み跡を辿り”主杖流し取り付き”まで進みます
2025年10月17日 08:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:01
ブル道を5〜6分ほど進むとトラバースの細い踏み跡が出てきます
この先は”お中道”の踏み跡を辿り”主杖流し取り付き”まで進みます
ここは1つ目の枯れ沢の横断箇所。ここはザレもそれほど酷くなく、踏み跡もそれなりに見えたので難なく通過できましたが…
2025年10月17日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:11
ここは1つ目の枯れ沢の横断箇所。ここはザレもそれほど酷くなく、踏み跡もそれなりに見えたので難なく通過できましたが…
そしてここが2つ目の枯れ沢横断箇所。ここは対岸までの踏み跡が分かり辛かった
良く見て何とか分かったものの、黄丸のあたりが急傾斜でザレが酷くて大変だった
(ここは踏み跡の見極めも含めて多少の山慣れが必要な場面かも)
2025年10月17日 08:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:19
そしてここが2つ目の枯れ沢横断箇所。ここは対岸までの踏み跡が分かり辛かった
良く見て何とか分かったものの、黄丸のあたりが急傾斜でザレが酷くて大変だった
(ここは踏み跡の見極めも含めて多少の山慣れが必要な場面かも)
無事に渡り終えて振り返る。今回辿った踏み跡以外にも上下に薄い踏み跡が何本か見える。このさらに上にもう少し明瞭な踏み跡があった
写真では緩く見えるが実際は結構な急傾斜。かなりザレているので滑落要注意の危険個所
2025年10月17日 08:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:26
無事に渡り終えて振り返る。今回辿った踏み跡以外にも上下に薄い踏み跡が何本か見える。このさらに上にもう少し明瞭な踏み跡があった
写真では緩く見えるが実際は結構な急傾斜。かなりザレているので滑落要注意の危険個所
主杖流し取り付きまでの”お中道”は所々にマーキングもあり、先ほどのザレた沢の横断以外はそれなりに安定して歩ける印象だった
(ラクルートでは主杖流し取り付きまで実線ルート表記)
2025年10月17日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:30
主杖流し取り付きまでの”お中道”は所々にマーキングもあり、先ほどのザレた沢の横断以外はそれなりに安定して歩ける印象だった
(ラクルートでは主杖流し取り付きまで実線ルート表記)
ただ、この手のマーキングが数分歩いて出ない場合、その踏み跡は間違いの可能性が高い
この日もそれなりに明瞭な踏み跡を辿っていると、気付かないうちにお中道から外れていたため一度修正した
2025年10月17日 08:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:47
ただ、この手のマーキングが数分歩いて出ない場合、その踏み跡は間違いの可能性が高い
この日もそれなりに明瞭な踏み跡を辿っていると、気付かないうちにお中道から外れていたため一度修正した
途中で少し藪っぽい箇所があるものの、正規のお中道を辿っていれば藪漕ぎはなし
2025年10月17日 08:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:50
途中で少し藪っぽい箇所があるものの、正規のお中道を辿っていれば藪漕ぎはなし
この位置(標高2600m台)から約1000m上にある剣ヶ峰の旧測候所が見えた
これも遮るものがないフラットな山肌が山頂まで続く富士山ならではの画
2025年10月17日 08:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 8:54
この位置(標高2600m台)から約1000m上にある剣ヶ峰の旧測候所が見えた
これも遮るものがないフラットな山肌が山頂まで続く富士山ならではの画
ここは主杖流しの5分ほど手前にある溶岩流の跡でナントカ沢(名称忘れました)
主杖流しと同じように山頂直下から溶岩流が続いているようで、この日ここを登った富士猛者の方と山頂でお会いしました
2025年10月17日 09:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 9:15
ここは主杖流しの5分ほど手前にある溶岩流の跡でナントカ沢(名称忘れました)
主杖流しと同じように山頂直下から溶岩流が続いているようで、この日ここを登った富士猛者の方と山頂でお会いしました
そして一般登山道との分岐から約1時間25分ほどで”主杖流し取り付き”に到着
ここから剣ヶ峰まで、高低差約1000mを一直線に登り詰めて行きます
取り付きから序盤は全面的な露岩帯なので、どこでも登れる印象です
2025年10月17日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 9:21
そして一般登山道との分岐から約1時間25分ほどで”主杖流し取り付き”に到着
ここから剣ヶ峰まで、高低差約1000mを一直線に登り詰めて行きます
取り付きから序盤は全面的な露岩帯なので、どこでも登れる印象です
前回の2年前は見逃した”主杖”のペイントを発見
2025年10月17日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 9:23
前回の2年前は見逃した”主杖”のペイントを発見
取り付きから少し登ると山頂に向かって左側(沢の右岸)が安定した露岩帯になります
このまま暫く沢の右岸を詰めていきます
2025年10月17日 09:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 9:37
取り付きから少し登ると山頂に向かって左側(沢の右岸)が安定した露岩帯になります
このまま暫く沢の右岸を詰めていきます
岩の穴(割れ目?)にいくつか氷柱ができていました
(今回の登山道上に雪や氷はなく、進行には全く影響なかった)
2025年10月17日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 11:09
岩の穴(割れ目?)にいくつか氷柱ができていました
(今回の登山道上に雪や氷はなく、進行には全く影響なかった)
高低差約1000mを直登中。マーキングもなく誰もいないルートをひたすら登り続けるので、体力もさることながら精神的にキツクなる
そんな時は振り返って風景を見ながらひと休み。落ち着きを取り戻します
2025年10月17日 11:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 11:10
高低差約1000mを直登中。マーキングもなく誰もいないルートをひたすら登り続けるので、体力もさることながら精神的にキツクなる
そんな時は振り返って風景を見ながらひと休み。落ち着きを取り戻します
標高3380m付近でここまで辿ってきた右岸の露岩帯がなくなりザレてきます
今度は左岸に露岩帯が出てくるのでそちらへトラバースし再び岩伝いに登りました
このように現場の状況を見ながら、出来るだけ岩伝いを狙うと効率よく登れます
2025年10月17日 11:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 11:23
標高3380m付近でここまで辿ってきた右岸の露岩帯がなくなりザレてきます
今度は左岸に露岩帯が出てくるのでそちらへトラバースし再び岩伝いに登りました
このように現場の状況を見ながら、出来るだけ岩伝いを狙うと効率よく登れます
取り付きから2時間半ほどで剣ヶ峰の旧測候所が見えてきた(やっとゴールが見えた〜)
ちなみにアレに関しては、涸沢ヒュッテや穂高岳山荘のように”見えてからが長い”とはあまり思わなかった
2025年10月17日 11:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 11:51
取り付きから2時間半ほどで剣ヶ峰の旧測候所が見えてきた(やっとゴールが見えた〜)
ちなみにアレに関しては、涸沢ヒュッテや穂高岳山荘のように”見えてからが長い”とはあまり思わなかった
山頂直下でここまで辿ってきた左岸の露岩帯が切れるのであの岩場へ移ります
こんな感じで常に岩伝いを狙って登ればザレガレで苦しむことはそれほどない印象
そのためには適切な足場のルーファイが必須になります
2025年10月17日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:04
山頂直下でここまで辿ってきた左岸の露岩帯が切れるのであの岩場へ移ります
こんな感じで常に岩伝いを狙って登ればザレガレで苦しむことはそれほどない印象
そのためには適切な足場のルーファイが必須になります
今まで登ってきた露岩帯を振り返る(左側の斜面は主杖流しとは別の斜面)
富士山らしいこの圧倒的な高度感。こういう画も富士山が好きな理由のひとつ
ちなみにあの黄丸の方が主杖の隣のナントカ沢を登ってきたエキスパートの方
2025年10月17日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:04
今まで登ってきた露岩帯を振り返る(左側の斜面は主杖流しとは別の斜面)
富士山らしいこの圧倒的な高度感。こういう画も富士山が好きな理由のひとつ
ちなみにあの黄丸の方が主杖の隣のナントカ沢を登ってきたエキスパートの方
山頂の手前で一般ルートの”馬の背”を外側から見ることができます
これもバリルートならではのアングル。ちょっとした優越感に浸れる
2025年10月17日 12:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:32
山頂の手前で一般ルートの”馬の背”を外側から見ることができます
これもバリルートならではのアングル。ちょっとした優越感に浸れる
測候所の外壁を歩いて一般道に合流します
こんなところを通るのもこのルートならでは(シーズン中だと人目が気になる)
2025年10月17日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:34
測候所の外壁を歩いて一般道に合流します
こんなところを通るのもこのルートならでは(シーズン中だと人目が気になる)
最後にここまで辿ってきた”主杖流し”を振り返る
広大な富士山の大斜面を高低差約1000m直登してきた
やり切った感アリアリで感慨もひとしおです
2025年10月17日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:34
最後にここまで辿ってきた”主杖流し”を振り返る
広大な富士山の大斜面を高低差約1000m直登してきた
やり切った感アリアリで感慨もひとしおです
一般道と合流したらすぐそこが富士山の最高所になります
こんな感じで主杖流しは剣ヶ峰へダイレクトに通じるバリルートです
2025年10月17日 12:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:37
一般道と合流したらすぐそこが富士山の最高所になります
こんな感じで主杖流しは剣ヶ峰へダイレクトに通じるバリルートです
主杖流し取り付きから登ること約3時間20分、今日も無事に登頂しました
今回は久々の晴天山行。抜けるような青空の下で日本一の頂を踏めて嬉しい!
2025年10月17日 12:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:38
主杖流し取り付きから登ること約3時間20分、今日も無事に登頂しました
今回は久々の晴天山行。抜けるような青空の下で日本一の頂を踏めて嬉しい!
早速撮っていただきました。ありがとうございました☆
これで剣ヶ峰は13回目、冬も含めて通算では15回目の登頂になります(*^^)v
2025年10月17日 12:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 12:53
早速撮っていただきました。ありがとうございました☆
これで剣ヶ峰は13回目、冬も含めて通算では15回目の登頂になります(*^^)v
ちなみに手前の赤マーク(黄丸)の岩が日本の地形的な最高地点
右奥に見える山頂標柱より1mくらい高いかな
2025年10月17日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:08
ちなみに手前の赤マーク(黄丸)の岩が日本の地形的な最高地点
右奥に見える山頂標柱より1mくらい高いかな
それでは山頂からの景色を眺めていきます
今年の残雪期(5/5)以来となる巨大な噴火口。相変わらずの大迫力です
これ全体が富士山の”山頂”。こんなに巨大な山頂を持つ山は他にない
2025年10月17日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:06
それでは山頂からの景色を眺めていきます
今年の残雪期(5/5)以来となる巨大な噴火口。相変わらずの大迫力です
これ全体が富士山の”山頂”。こんなに巨大な山頂を持つ山は他にない
こちらはお鉢の西側。あの右寄りに見えるピークが白山岳
噴火口の縁だけでもこれほどの広さがある富士山。本当に凄い規模の山だと思う
2025年10月17日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:08
こちらはお鉢の西側。あの右寄りに見えるピークが白山岳
噴火口の縁だけでもこれほどの広さがある富士山。本当に凄い規模の山だと思う
北東〜東側には左端から八神峰の成就岳〜伊豆岳、中央の平らなところが朝日岳
右端に富士宮口の頂上と三島岳、手前の突起が”虎岩”になります
2025年10月17日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:10
北東〜東側には左端から八神峰の成就岳〜伊豆岳、中央の平らなところが朝日岳
右端に富士宮口の頂上と三島岳、手前の突起が”虎岩”になります
富士宮口の頂上を拡大。右の小ピークが”三島岳”
小屋の先の小さな岩場が”駒ヶ岳”。帰りはあそこから富士宮ルートで下ります
2025年10月17日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:10
富士宮口の頂上を拡大。右の小ピークが”三島岳”
小屋の先の小さな岩場が”駒ヶ岳”。帰りはあそこから富士宮ルートで下ります
あちらの方々が富士エキスパートの皆さん。登頂回数が1000回超の方もいます
今回の主杖流しやお中道の話など、富士山談義で大いに盛り上がりました♪
本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました
2025年10月17日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:08
あちらの方々が富士エキスパートの皆さん。登頂回数が1000回超の方もいます
今回の主杖流しやお中道の話など、富士山談義で大いに盛り上がりました♪
本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました
山頂で40分ほど歓談していたらさすがに身体が冷えてきたので下山します(^^;
最高所の剣ヶ峰を振り返る。岩ゴロの荒々しい斜面も5月は一面真っ白で平らでした
2025年10月17日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:25
山頂で40分ほど歓談していたらさすがに身体が冷えてきたので下山します(^^;
最高所の剣ヶ峰を振り返る。岩ゴロの荒々しい斜面も5月は一面真っ白で平らでした
富士宮口の頂上まで下ってきました。こちらが”浅間大社奥宮”
当然ですが既にオフシーズンなので山小屋も含めて全て閉まっています
身体が冷えたこともあるのか、頭痛が酷くなってきたのでここで小休止
2025年10月17日 13:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:28
富士宮口の頂上まで下ってきました。こちらが”浅間大社奥宮”
当然ですが既にオフシーズンなので山小屋も含めて全て閉まっています
身体が冷えたこともあるのか、頭痛が酷くなってきたのでここで小休止
休憩後、体調は今ひとつですがゆっくり下っていきます
いつも思うけれど、富士宮ルートは南方に広がる駿河湾の景色が本当に素晴らしい
2025年10月17日 13:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 13:36
休憩後、体調は今ひとつですがゆっくり下っていきます
いつも思うけれど、富士宮ルートは南方に広がる駿河湾の景色が本当に素晴らしい
途中で数回休憩を入れて体調をみながらゆっくり下り、無事に帰還しました
今日は久々に青空の下で今季最後の富士山を存分に楽しめました。また来年も来ます!
(ちなみに右の車の方が山頂でお会いした中のお一人。ここでも山と車の話をさせていただき楽しかったです。ありがとうございました)
2025年10月17日 16:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 16:10
途中で数回休憩を入れて体調をみながらゆっくり下り、無事に帰還しました
今日は久々に青空の下で今季最後の富士山を存分に楽しめました。また来年も来ます!
(ちなみに右の車の方が山頂でお会いした中のお一人。ここでも山と車の話をさせていただき楽しかったです。ありがとうございました)
入浴を済ませた後、東名高速の鮎沢PAで食事にしました
今回も”塩さば定食”と”モツ煮”のつもりが、週替わりメニューでこの日はナシ
てことで”唐揚げ定食”を注文。こちらもフツーに美味しくて満足感あり♪(^^)/
2025年10月17日 20:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/17 20:37
入浴を済ませた後、東名高速の鮎沢PAで食事にしました
今回も”塩さば定食”と”モツ煮”のつもりが、週替わりメニューでこの日はナシ
てことで”唐揚げ定食”を注文。こちらもフツーに美味しくて満足感あり♪(^^)/
撮影機器:

感想

 
今回の山行は約2年ぶりとなる富士山のバリエーションルート”主杖流し”(しゅじょうながし)で今季最後の富士山へ行ってきました。
このルートは日本の最高所である富士山の剣ヶ峰へダイレクトに通じるバリエーションルート。かつての噴火の際に流れ出た溶岩流が冷えて固まった跡を辿るルートで、標高約2700mの取り付きから剣ヶ峰まで高低差約1000mをほぼ真っ直ぐに登り詰めるルートです。
この何とも単純で分かりやすいところが個人的に好きで、今シーズン最後の富士山はこのルートで登ろうと思っていました。

当日は朝から清々しい青空が広がり久しぶりの晴天山行。既にオフシーズンで登山者も少なく、さらにバリルートということで一般登山道を外れてからは剣ヶ峰まで誰とも会うことなく、ひとり静かに山と対峙しながら日本一の頂を目指してひたすら登り詰めて行きました。
シンプルで分かりやすいことは好きな方なので、遥か上に見える山頂という目標に向かって足場の良いところを選びながら黙々と登る作業はそれほど苦になりませんでした。
一方で誰もいないバリルートということで、登り始めは多少のプレッシャーがありましたが、ペースが掴めてきた中盤からは清々しい青空の下で溶岩流の岩場歩きを楽しみながら登れるようになりました。
懸念していたザレガレ斜面についても、露岩帯や小さな岩場を繋いで行けばそれなりに避けることができるので、この点でも無駄な体力の消耗やストレスを感じずに登ることができたと思います。
そしてルート終端部の旧測候所でこれまで登り詰めてきた大斜面を振り返ってみると「ここまで約1000mを無心で真っ直ぐ登り詰めてきたんだなぁ…」と実感。
日本の最高所に立ち、そこからの景色を眺めていると感慨もひとしお。心地よい達成感に包まれました。

また、お中道と主杖流しで約4時間半くらい誰とも会わなかったのですが、山頂に達するとタイミングよく富士山の強者たちが集っており、今回辿った主杖流しやお中道の話、富士山へのそれぞれの思いやこだわりなど、富士山談義で大いに盛り上がりました。
ここにいた方々の中には通算登頂回数が1000回以上でほぼ毎日登頂している方や、主杖流し以外のバリルートで何度も登られている方もいました。まさにここにいる皆さんは富士山のエキスパート。歓談しながら私が知らなかった富士山の魅力や情報をたくさん教えていただきました。
ヤマレコやヤマップでも有名な富士エキスパートの方もおられて、最後はその方と記念写真まで撮っていただきました。その方の存在は既にヤマレコで知っていましたが、実際にお会いして話してみると、私が勝手に抱いていた富士信者のお堅いイメージとは全く違い、非常に気さくで感じの良い方でした。そんな方と運よく山頂でお会いでき、記念写真まで撮っていただき本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

今回は久しぶりの青空の下で日本一の頂を踏むことができ、さらに思いもよらぬサプライズがあったりといつも以上に楽しい富士登山でした。
これからもルートや季節を変えて、魅力あふれる富士山をもっと楽しんでいこうと思います。
 

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