神岡城跡【城跡めぐり19・20】

- GPS
- 02:22
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 258m
- 下り
- 257m
コースタイム
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:26
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| その他周辺情報 | 【道の駅・スカイドーム神岡】 メインの駐車場はかなり狭いです。 裏に第2駐車場がありますが、こちらは夜間使用禁止なので、仮眠wwする方は注意が必要です。 |
写真
感想
神通川をさかのぼり、道の駅細入を過ぎると、飛騨に入る。
その先には、小さな集落がぽつりぽつりとあるばかり。
後は、ひたすらと谷あいの道が続いてゆく。
一層山深さが増したかと思われた頃、突然姿を現すのが『神岡鉱山』だ。
「環境安全第一」との文言が、でかでかと掲げられいる。
この言葉の持つ意味を知る者は、今どのくらいいるのだろうか?
実際、この地域を歩いていて、イタイイタイ病について触れた「文字」を見かける事は一度もなかった。
町は神岡鉱山で潤い、神岡鉱山が、富をもたらした。
ここに突然現れた巨大な集落がその象徴だ。
実際当時の人たちは、他よりも裕福な暮らしをしていたらしい。
そんな中、下流域で起きた公害については蓋をされてしまったのだろうか。
見かけるのは、神岡鉱山を讃える言葉ばかり。
だがそんな神岡鉱山も海外からの輸入製品に押されて、下火となってきた。
新たな町の収益を考えなければ、と検討していた際に、目をつけらたのが『国名勝・江馬氏城館』だ。
ここで初めて、『イタイイタイ病』の名を耳にする。
カドミウム汚染は、この辺りにも進んでおり、土壌洗浄の際に掘り出されたのが、この史跡なのだ。
さて『イタイイタイ病』ですが、実は、富山県側でもほとんど耳にする事はありません。
神通川(じんづう)沿いを、一通り調べてみたのですが、『イタイイタイ病資料館』以外で、イタイイタイ病について見聞きする事は一切ありませんでした。まあ産業の風評被害にもなりませんからね、致し方がないのかも知れません。
イタイイタイ病は、その名の通り、発病者が「痛い痛い」と悶える事からついたのですが、実は患者がもう一つ発する言葉があります。
「死にたい」
死んだ方が楽だというのは、どんな苦しみだろうか。
私には、想像すら出来ません。
城跡めぐり19・江馬氏城館跡
城跡めぐり20・高岡城跡
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宮寺光生




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