快晴なれど「越前甲」

- GPS
- 05:22
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 659m
- 下り
- 665m
コースタイム
| 天候 | 快晴 西の風 1〜5m 朝は強かった 視界はソコソコ 小松の海岸線を視認した |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
福井県側石川県側両方に10台くらい停まる トイレ無し 国道沿い数ヶ所で路側が広がり 駐車可能 24時間営業のコンビニは 勝山の街中に有り12kmほど離れている |
| コース状況/ 危険箇所等 |
新又越し登山口から越前甲(越前大日岳)を往復した 峠の登山口から送電線巡視路をたどり 稜線の送電鉄塔120まで乗り上げる その後は県境の尾根道 大日峠まで下った後 登り返し 山頂付近は緩やかになる 道標とマークはたくさん有る 廃道や水の流れた跡などの立入り規制テープや 折れ点の誘導テープがこまめに張ってある 勾配のあるところには新旧の固定ロープが連続している 山頂の先はマークもロープの類いも少ないように見える 山頂は南西側を除いて展望が良い 稜線の送電鉄塔下から東方向が開けている 一部で笹や灌木がかぶさる 密度の高い広葉樹林に大木は無い 山頂近くは立木は小さくまばらになる 紅葉はまだしばらく先 誰にも会わない登山だった |
| その他周辺情報 | 最寄りの公共日帰り温泉 水芭蕉を利用した 薄い赤茶の濁り湯を循環している 570円 |
写真
感想
勝山市の北に 存在感の有る山が二つ三つ固まっている。
その一番手前、越前甲こと越前大日岳に登った。
頑張ってひとつ奥の 大日山まで視野に入れていたが、ちょっとしたハプニングで 気が抜け 行く気が失せてしまった。
稜線は北風が強く、熊鈴の音がかき消される状況だった。
大日峠から300mくらい先に 小さなコルがあり、そこは不思議と風が穏やかになる 束の間の静けさの中、右後方から 熊の鳴き声が聞こえてきた。
「クーヮ・・クーヮ・・クーヮ・・」
こんな時は 立ち止ってはいけない、振り向いても、走ってもだめだ、それまでと同じペースで歩き続ける。
ショルダーベルトのクマスプレーを手に取り、安全ピンを外し、近付いてくる気配があれば 振り向きざまお見舞いしてやる、でも 風向きが良くない、自爆覚悟だ。
幸い 追って来ることは無かった。
帰りも 同じ場所を通ることを考えながら歩くうちに、大日山まで足を伸ばす気も無くなった。
帰りは ちょっぴり欲が出た。
鳴き声を聞いたコルを通過するにあたって 連写モードにしたカメラを右手に、安全ピンを抜いたスプレーを左手にかまえた。
さすがに 時間が経っていて、同じ場所には居なかったようだ。
ハプニングを別にすれば、風も快適な快晴で 展望に恵まれた山行だった。
※ 熊の鳴き声は ネットで調べてみると、その図体に 似合わないほど小さな声で
「クーマ・・・クーマ・・・」と聞こえるとあり、クマと呼ばれる理由とも言う。
熊の声を聞いたのは たぶん2回目で、前回は子熊だったと思う。
北海道は朱鞠内湖近く(釣り人が熊に襲われた場所)にある花の山 三頭山に登る途中のこと 藪の中数メートル奥から
「ナーコ゚・・・ナーコ゚・・・」と 猫が甘える声を野太くしたような声を聞いた。
先行した人も同じ声を聞いたと言い、あれは子熊の声に違いないと、衆議一決したのだった。
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つうぶう








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