記録ID: 8850593
全員に公開
ハイキング
アジア
ランタン谷トレッキング
2025年10月17日(金) 〜
2025年10月20日(月)

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 23:36
- 距離
- 65.5km
- 登り
- 3,756m
- 下り
- 3,742m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:04
距離 18.7km
登り 1,921m
下り 310m
6:54
124分
スタート地点
13:58
2日目
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:50
距離 16.3km
登り 1,425m
下り 606m
14:57
宿泊地
3日目
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:39
距離 22.9km
登り 223m
下り 2,084m
7:40
81分
宿泊地
14:19
| 天候 | 乾季が始まっていて毎日晴れ 午後から少し雲が出て、夜に再び晴れる |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
機材はエアバスで、乗客の2/3ほどが里帰りのネパール人。残りの1/3ほどが日本人で、日本人は60〜70代のトレッキング客のグループが主でした。 【トリブバン空港〜カトマンズ市内】 空港では代理店の車の迎えがあり、宿に連れて行ってもらいました。 出口でネームカードを掲げているのが仕事っぽいオジサンに少額のチップを払いました。 【カトマンズ〜シャブルベシ(ランタンNP)】 代理店がアレンジしたガイドのGopal君とバスに7時間程度乗車。トラックの下回りにマイクロバスの車体を乗せたような頑強な代物で、乗り心地はイマイチでしたが、ガタガタ道にびくともしない堅牢な乗り物です。運転は慎重、ところどころで人や荷物を拾って降ろしたりするため、非常に時間がかかりました。途中、食堂でしっかりランチする行程です。 【ネパール〜タイ】エア・アジアFD183 LCCであり機内食などはオーダー制なので、エアアジアのサイトにユーザー登録して事前購入するのが良いと思います。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【気候】 同時期の日本アルプスより少し暖かく、乾燥していました。歩いた道に積雪は無しです。最も高度を上げたキャンジンゴンパ(3830m)でちょろちょろ流れている水が早朝に凍っていた程度でした。 【危険性】 トレッキングルートは、生活に用いられている道路でもあるため、危険を感じるような場所はほとんどありません。個人的には北アルプスあたりにあるマイルドなルートに近いイメージです。ただ、Gopal君の話では、毎年25人くらい行方不明者が出ているらしいので油断は禁物。 【日程】 山中で、天気や、Highlandの疲労状況を見つつ、Gopal君が柔軟に日程を修正してくれたのはありがたかったです。 具体的には、初日のバス移動後のハイクを止め、二日目にゴダタベラまで上がり、三日目に終点のキャンジンゴンパまで到着。高山病が出ず晴天だったので、ピークハントまでこなしました。翌日からの下山でも好調を維持して一日短縮でき、カトマンズ2泊で1日を観光に充てることが出来ました。 【その他】 シャブルベシに温泉がありましたが、地滑りで壊れており入れませんでした。 |
| その他周辺情報 | 【総費用】 航空機はTrip.comで予約(成田→ネパール→タイ→成田)しました。ネパールの後でタイに2泊3日で寄るルートで費用は約15万でした。 トレッキングの費用は約12万で、サイトに掲載された7日間のランタントレッキング(649ドル)は、空港の迎え、国立公園へのバス代、入山料、カトマンズとランタンでの宿、ガイド、初日からカトマンズに戻るまでの3食代などが込みです。別途かかる費用は、ガイドへのチップ(1200NPR/日くらいが相場らしい)、水や食事の際のお茶やビールなど飲み物代、カトマンズに戻ってからの食事代などです。一人の場合はポーターは別料金で、荷物は水を入れても10kg無い程度なので今回は自分で背負いました。トレッキング費用をカードで支払おうとしたらうまく通らず、クレジットカードでのキャッシングで現金を調達して支払いました。クレジットカードで現金を下ろすATMは現地では大変普及していてレートも両替より良いくらいでした。メインカードのキャッシングの上限を拡大して渡航するのが無難です。 その他、カトマンズに戻ってからの滞在費用やお土産代などが適宜必要です。 【代理店】Nepal Kanko Trek and Expedition https://www.nepalkanko.com/ 日本語のサイトがあり、経営者のリラ・ビスタ氏は日本語が達者ですので相談しやすいです。リラ氏とは、到着後の宿のロビーで最終打ち合わせし、近所の日本食レストランで一緒に晩御飯を食べました。 カトマンズに戻ってきた時に、Highland到着時と同様に、宿のロビーでアイランドピークを登りに行くソロの日本人の方がリラ氏と打ち合わせしているところに出くわしました。ルクラから、トレキングのガイド+ポーター、ピークハントには別の登山ガイドというアレンジになっていたようで、相談すれば柔軟にアレンジしてもらうことが可能なのだと思います。 【ガイド】 代理店がGopal Timalsina君をアレンジしてくれました。コミュニケーションは英語のみであるため、欧米人のガイド経験は多い一方で、日本人のガイドはキャリアでまだ二人目だということでした。ランタン谷は20回以上ガイドした経験があると言っていて、実際、臨機の対応にも優れていました。ベストシーズンなので、その日の目的地を柔軟に変更しながら部屋を確保するのは、知識と交渉力がないと難しそうです。いわゆるシェルパ族ではなく、アーリア系の顔立ちの人ですが、めちゃ強かったです。Highlandが潰れた場合に荷物を持つためななのか装備も軽そうでしたが、3500mでも4000mでも鼻歌で時々電話しながらローカットの靴で歩いてました。来年はランタンのパンゲンドブク(5930m)に登りに行くといっていました。6000mの経験とかを増やしてさらに付加価値をつけていくのでしょう。 【カトマンズの宿】 代理店のアレンジで、Karma Hotel Nepalに宿泊しました。清潔なツインで、お湯の出るシャワー、洋式トイレなどが備えられ、旅行者が多いタメル地区の便利な場所にあります。中の上くらいと思われます。個人的には全く問題なしです。 【トレッキング中のゲストハウス】 シャブルベシとキャンジンゴンパの宿は3階建てで、ルート沿いの各ゲストハウスは平屋でしたが、内容に大きな違いがあるわけではありません。 簡素な部屋にあるのはベッド+掛け布団、充電可能な電源、眺望、共同のトイレといったところ。場所によっては昼間にシャワーが浴びられるところもあります。厳冬期用にイスカAirplus810を持って行ったのですが、案に反して、寒くありませんでしたので、掛け布団としてつかってました。食事をする広間があり、真ん中には薪ストーブがあります。 お湯があるとそのまま飲んだり、ナルゲンに詰めたりできるのでありがたいのですが、使い放題のところと、用意がないところがありました。 食事は、定番のダルバートのほか、ネパール風のチャーハンや焼きそば、チベットパンなど。朝食にはトーストなども。 1〜2時間おきにゲストハウスがあり、どこでもペットボトルが買えるので、水を沢山持つ必要はありません。 川沿いだけあって水が豊富で、庭先で、皿洗い、洗濯、水浴から飲用までなんにでも利用する水が出しっぱなしになっています。相当な山中に集落があったりするので、そのままでは飲まないのが無難。フィルターかタブレットを使えば大丈夫でしょう。 トイレはネパール式なのでペーパーの備えはありません。詰まらせないように使いましょう。 |
写真
撮影機器:
装備
| MYアイテム |
重量:-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
シェラフ
|
| 備考 | 【持って行って良かったもの】 お風呂の代わりに、防災グッズ系の身体拭きペーパータオル、メリットのドライシャンプー。乾燥対策に、小さいワセリン、小分けの化粧水、マスク。 【携行した薬】 浄水タブレットは一回だけ使用。お腹を壊さなかったので、下痢止めは未使用。 【NW環境】 NcellのeSIMを買っていったのですが、山中ではネパールテレコムの方が電波がよく入ります。ゲストハウスにはWiFiがあります。 【防寒具】 ダウンジャケットは必須だと思いますが、厳冬期用シュラフはオーバースペック、ダウンシューズ、冬用のオーバーグローブ、バラクラバなどは未使用でした。ただ、11月には相当寒くなるような話だったので、油断しない方がいいかも知れません。 |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:43人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
Highland








いいですね〜!
いつか行ってみたくなりました
面白かったですよ〜
ぜひ行きましょう!
二人ならポーター雇ってちょうどいい感じです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する