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Yamareco

記録ID: 8888953
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

東日原〜滝上谷橋〜大栗尾根〜大栗の頭〜ハンギョウ尾根〜カロー橋〜東日原

2025年11月02日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
matusan その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:07
距離
14.8km
登り
1,271m
下り
1,257m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
1:03
合計
8:58
距離 14.8km 登り 1,271m 下り 1,257m
6:11
5
6:16
6:19
5
6:24
10
6:46
9
6:55
6:56
13
7:09
44
7:53
121
9:54
10:00
55
10:55
11:02
10
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11:42
16
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121
14:04
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15
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6
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12
14:47
4
15:05
4
15:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車で奥多摩のT仙人の別荘に車を停め、東日原駐車場へ移動
コース状況/
危険箇所等
小川谷林道のかろう橋の先に2023年5月から林道法面崩落によるがけ崩れで通行止めになっている場所があるが、かなり歩かれてきたため、危険性が少なくなっていた。
今回のバリエーションルートの大栗尾根は、とりつきから急斜面の登りとなり、尾根筋はやせ尾根で岩稜帯が続き、難度が高い登りとなっていた。また、1400m〜1500mの区間の登りは、とりつきより急斜面で大きな岩が立ちふさがる岩稜帯となっており、左に巻いて登ったが、更に難度が高い登りで下りは危険性が高いと思った。
下りは、ハンギョウ尾根を下ったが、前半は、モノレール沿いに沿って下ったが、尾根筋の傾斜は急だが、大栗尾根のような危険性は感じなかった。1220mからモノレール沿いと別れてかろう橋を目指して南に延びる尾根を下ったが、傾斜が急で結構膝やふくらはぎに荷重がかかりきつかった。
その他周辺情報 今回のコース上のトイレは、東日原バス停、日原街道沿い、日原鍾乳洞にある。
東日原駐車場に車を停め、出発
2025年11月02日 06:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 6:04
東日原駐車場に車を停め、出発
東日原バス停でトイレ休憩
2025年11月02日 06:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 6:18
東日原バス停でトイレ休憩
日原鍾乳洞を過ぎて舗装道路が途切れた先が小川谷林道が始まる
2025年11月02日 06:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 6:52
日原鍾乳洞を過ぎて舗装道路が途切れた先が小川谷林道が始まる
ハンギョウ尾根のとりつき場所になるかろう橋
2025年11月02日 07:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 7:09
ハンギョウ尾根のとりつき場所になるかろう橋
2年前の豪雨によるがけ崩れ場所を注意して通過
2025年11月02日 07:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 7:36
2年前の豪雨によるがけ崩れ場所を注意して通過
大栗尾根のとりつき場所になる滝上谷橋に到達
2025年11月02日 07:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 7:53
大栗尾根のとりつき場所になる滝上谷橋に到達
当初の計画では滝上谷橋の近くからとりつく予定だったが、傾斜が急なため、林道沿いを70m程進んだ地点から大栗尾根にとりついた。
2025年11月02日 07:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 7:58
当初の計画では滝上谷橋の近くからとりつく予定だったが、傾斜が急なため、林道沿いを70m程進んだ地点から大栗尾根にとりついた。
急斜面を必死にのぼりやせ尾根の岩稜帯を木の根や岩を手掛かりに登り、当初計画ルートと合流した地点で休憩を摂った。
2025年11月02日 08:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 8:22
急斜面を必死にのぼりやせ尾根の岩稜帯を木の根や岩を手掛かりに登り、当初計画ルートと合流した地点で休憩を摂った。
標高1049m地点は、大栗尾根コースに交差する形で作業道があった。ここまできつい登りが続き、この先に岩稜帯の登りが控えているため、小休止を摂った。
2025年11月02日 08:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 8:57
標高1049m地点は、大栗尾根コースに交差する形で作業道があった。ここまできつい登りが続き、この先に岩稜帯の登りが控えているため、小休止を摂った。
ヒノキを伐採した切り株が広がる尾根筋の先の急登
2025年11月02日 09:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 9:26
ヒノキを伐採した切り株が広がる尾根筋の先の急登
大栗尾根の尾根筋の樹林越しからうとう尾根が見えてきた
2025年11月02日 09:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 9:41
大栗尾根の尾根筋の樹林越しからうとう尾根が見えてきた
広葉樹の紅葉が綺麗
2025年11月02日 09:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 9:53
広葉樹の紅葉が綺麗
1400m〜1500mの急登で岩稜帯の岩場を左に巻いて登り、長沢背稜の縦走路に到達した
2025年11月02日 10:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 10:51
1400m〜1500mの急登で岩稜帯の岩場を左に巻いて登り、長沢背稜の縦走路に到達した
長沢背稜から30m程登り、大栗尾根の最高点の大栗山山頂に到達
2025年11月02日 10:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 10:55
長沢背稜から30m程登り、大栗尾根の最高点の大栗山山頂に到達
大栗山山頂にて
2025年11月02日 10:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/2 10:59
大栗山山頂にて
大栗山山頂にて
2025年11月02日 11:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/2 11:00
大栗山山頂にて
ハナト岩からの眺望
この日は、富士山は雲に隠れて見えなかったが、奥多摩の紅葉が見事だった。
2025年11月02日 11:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 11:13
ハナト岩からの眺望
この日は、富士山は雲に隠れて見えなかったが、奥多摩の紅葉が見事だった。
ハナト岩から石尾根を望む
2025年11月02日 11:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 11:13
ハナト岩から石尾根を望む
ハナト岩から登ってきた大栗尾根方向を望む
2025年11月02日 11:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 11:13
ハナト岩から登ってきた大栗尾根方向を望む
この日に下るハンギョウ尾根の最高点:板形ノ頭
2025年11月02日 11:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 11:56
この日に下るハンギョウ尾根の最高点:板形ノ頭
ハンギョウ尾根をモノレール沿いに下る
2025年11月02日 12:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 12:05
ハンギョウ尾根をモノレール沿いに下る
GPSデータと地形図を見比べて下山ルートの確認をこまめに実施
2025年11月02日 12:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 12:24
GPSデータと地形図を見比べて下山ルートの確認をこまめに実施
1220m地点でモノレールと別れ、南に延びる尾根に下る前に小休止を摂った
2025年11月02日 12:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 12:46
1220m地点でモノレールと別れ、南に延びる尾根に下る前に小休止を摂った
広葉樹の紅葉が見事だった
2025年11月02日 12:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 12:57
広葉樹の紅葉が見事だった
尾根を下っていくと先方に熊がいるとの声‼
よく見ると倒木の根だったが、実に良く似ておりびっくりした。
2025年11月02日 13:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 13:49
尾根を下っていくと先方に熊がいるとの声‼
よく見ると倒木の根だったが、実に良く似ておりびっくりした。
ハンギョウ尾根のとりつき部まで下山して後ろを振り返る
2025年11月02日 14:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 14:02
ハンギョウ尾根のとりつき部まで下山して後ろを振り返る
かろう橋のとりつき部に到達
2025年11月02日 14:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 14:03
かろう橋のとりつき部に到達
かろう橋で小休止を摂った。実に登りごたえ&下りごたえがあるバリエーションルートだった‼
2025年11月02日 14:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 14:03
かろう橋で小休止を摂った。実に登りごたえ&下りごたえがあるバリエーションルートだった‼
東日原の駐車場に帰着
2025年11月02日 15:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/2 15:09
東日原の駐車場に帰着
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

11月の3連休の中日の11/2、山岳会の大ベテランのAさんとTさんがライフワークにしている奥多摩の今年のバリエーションルート歩きの第3弾(第1弾はハンギョウ尾根の登り&横すず尾根下り、第2弾は棒杭尾根の登り&横すず・倉沢見通尾根下り、今回は大栗尾根の登り&ハンギョウ尾根下り)を企画して頂き、山岳会のメンバー4人とワンちゃん2匹と共に参加した。

第2弾の棒杭尾根コースの山行報告は、以下の報告を参照願います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8812770.html

朝6時過ぎに東日原の駐車場を出発し、日原街道を30分程歩いて日原鍾乳洞の先から小川谷林道を大栗尾根の取り付き点に向かった。林道は渓谷美が優れた小川谷に沿ってなだらかな登り道、かろう橋と滝上谷橋の間にある法面崩落個所は、崩落個所の岩石が落ち着いてきて、昨年5月に歩いた時より安心して歩くことができた。
大栗尾根へのとりつきは、当初ヤマレコの過去の足跡データを基に橋上谷橋の北側を想定していたが、両ベテランの検討を基に林道を70m程進んだ地点からとりついた。これが足元が不安定な急斜面の登りで両手両足をフルに使って尾根筋まで登った。尾根筋に出ても、左は深く切れ落ちており、狭い岩稜帯の急な登りで落石や浮石に注意しての登りできつかった。
900m地点で当初の想定ルートと合流し、尾根筋を必死で登った。途中緩やかな登りの区間もあったが、1400m〜1500mの区間で切れたった岩稜帯の登りとなり、岩稜帯を左に巻く形で登ったが、とりつきの登りよりも難度が高く、滑落しないよう細心の注意を払って登った。この難所を過ぎて長沢背稜の登山路に着いた時は、難所の急登の連続から解放されほっとした。この後、大栗尾根の最高点の大栗山まで登り、記念撮影を行った。その後、ハナト岩で昼食休憩を摂ることになり、ハナト岩に向かった。ハナト岩からは、登ってきた大栗尾根やタワ尾根が見下ろせ、広葉樹林の紅葉が見事だった。
ハナト岩の近くで昼食休憩を摂った後、ハンギョウ尾根の最高点の板形ノ頭に立寄った後、ハンギョウ尾根を下った。ハンギョウ尾根コースには、モノレールが設置されており、1220m地点までモノレール軌道に沿って下った。ハンギョウ尾根は尾根幅が広くモノレール軌道に沿っての下りだったため、急斜面の区間もあったが、恐怖感はなかった。
1220m地点からは、モノレールと別れ、急斜面の下りとなり、足元が不安定だったため、慎重に立ち木等を利用してくだり、かろう橋の先のとりつき点に辿り着くことができた。

今回の大栗尾根コースは、前回の棒杭尾根コースも登りごたえがあった。今回の尾根は足元が不安定な急斜面の登りと瘦せ尾根の岩稜帯の登り区間が2回あったため、更に一段と難度が高く、奥多摩の尾根歩きの奥の深さを再認識させられた山行だった。今回は、ハナト岩付近で2人の登山者とスライドしただけで、バリエーションルートでは誰とも会わなかった。この時期は、標高1000m以上では紅葉が進んでおり、太陽の光で透けてみえる紅葉が素晴らしかった。参加者は充実したバリルート歩きができたと好評だった。今回の山行を企画してくれた両ベテランに感謝したい。
また、急登の連続するバリエーションルートを軽快に登り&下りするワンちゃん(ココア&ミルク)の健脚がうらやましかった。

今回の山行に同行してくれた仲間(ココア&ミルクの飼い主)が沢山の写真を別のヤマレコにアップしてくれているので、よろしければ、以下のサイトの写真もご覧願います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8888505.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8888503.html

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