10年ぶりに瑞牆山


- GPS
- 06:16
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 988m
- 下り
- 983m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危ないといえば登山道はどこでも注意が必要 |
写真
感想
10年ぶりに瑞牆山に行ってみることにした。最近のヤマレコを読むと、10年前にはなかった、みずがき自然公園が整備され、不動沢からの周回ルートがよく歩かれるようになっているようだ。手持ちの2005年の昭文社の地図には記載ないのだが、そこから登れば周回ルートをとれるので、楽しめるのではと考えた次第。
朝、さいたまの自宅をゆっくり出て、みずがき自然公園の駐車場に9時半頃に着いた。みずがき山荘の駐車場は一杯のようだったが、こちらは全然余裕がある。いきなり目の前に瑞牆山がドーンと素晴らしい眺め。これを見るだけでもここに来る値打ちがありそうだ。
準備を済ませスタート。車道を少し歩いて、林道に入るが、かなり奥までクルマが停められているのに驚く。さらに登山道に入ると緩やかに高度を上げていくいい道が続く。少し歩くと沢沿いをいくようになる。下界は30何度だというが、歩いていても涼しくて気持ちがよい。1時間ほどで不動滝。この先は少し道が荒れるところもあるが、点在する巨岩のなかを高度を上げていく。下からずっとシャクナゲの群生地がここかしこにあり、花のシーズンは楽しめそう。今回は遅い花を2か所で見ることができた。
歩き出しから2時間ほどで、富士見平からの道と合流。ここまで数えるほどの登山者としかすれ違うこともなく、静かな山歩きを楽しめた。頂上近くの岩場も10年前は大渋滞ポイントだったが、今回は誰もおらず、拍子抜け。梅雨の合間の快晴日で大勢の人が登っていると思ったが、それほどでもなかったようだ。
出発から2時間半ちょっとで頂上に着いた。快晴の青空の下、南アルプスや八ヶ岳は霞んでシルエットだけだが、近くの金峰山や岩峰を間近に見る素晴らしい眺め。頂上にいる人は皆、満足そうだ。日陰で簡単に昼食を済ませる。下山する前に、再度眺望を楽しむ。
下りは富士見平へ。大きな岩の間を下りていく、なかなか難儀な下りが続く。富士見平からの単純ピストンはできれば避けたいように思う。下りきったところの天鳥川の水は枯れていた。そこから少し登ったり下ったりして富士見平小屋に。小屋の前は大勢の人で賑わっていた。少し下ったところにある水場で顔と手を洗う。手で水を受けているだけで、手が痛くなるくらい冷たい水で、びっくり。さらに少し下ると、みずがき自然公園への林道の分岐があった。何とはなしに瑞牆山荘から車道沿いに戻るのかと思っていたのだが、そうではないようだ。
林道を少し歩くと、さらにみずがき自然公園への分岐の表示があり、登山道が続いている。そしてこの道は素晴らしい道だった。よく整備された緩やかな下りの登山道でまことに気持ちがよかった。
富士見平小屋から1時間ほどで自然公園に戻ってきた。あらためて瑞牆山を見上げて今回の山歩きを振り返る。周回コースをとったおかげで変化に富んだ、6時間の山歩きとなった。「増冨の湯」で汗を流して、さっぱりする。今後は、不動沢沿いに登るのが、瑞牆山登山の表参道になっていくのではと思う。
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