金峰山 廻り目平より

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
| 天候 | 午前中は晴れ 昼過ぎより曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません |
| その他周辺情報 | 下山後 須玉IC手前の日帰り温泉入浴 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
調理器具
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
|
|---|
感想
昨年の8月、おトナリ瑞牆山へ同行した同僚山岳部の精鋭(?)3人、「来年はアッ
チ(金峰山)へ登ろう」の誓いどおり、1年ぶりの百名山決行となりました。
この3人での山行はいつも何か!が起きます! 奥多摩山頂でのんびり昼食をとり過
ぎたあげくに日が暮れてしまい漆黒の林道歩きとなったり、下山途中おなかに変調をきたし、、(略!)(私達は「大事件」と呼んでいます)、と話題に事欠かない3人
の金峰山山行開始です。
朝5時に町田に集合した3人は、一路中央道を須玉に向けてヒタ走ります。途中甲府
昭和付近から見上げると、左手に鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、右手に奥秩父、八ヶ岳のク
リアな山容が目を楽しませてくれます。(写真なし(>_<))
結論から言うと「この日一番の絶景は朝7時30分車窓からの山容であった(*_*)」
と、当日夕刻18時に分かる事となりました。
「日が短くなってきてるし」「暗い林道歩きはもうイヤだ!」と私達が選んだのは、
コースタイムの比較的短い廻り目平からのコース、3人を乗せたSUBARU WRXは、廻り目平キャンプ場に9時に到着となりました。(すでに遅い時刻!の声アリ)
(金峰山荘〜西股沢〜尾根コース〜金峰山小屋)
身支度を整え、いざ出発となった3人、いきなりポカをやってくれました!
確かに登山地図を広げて「沢沿の林道だ」と確認をとったものの、「あそこに2人
登っていく人がいる」と吸い寄せられるように後を追う3人、歩く事約5分「ホント
この道金峰山へ行くの?」「沢の水音が遠ざかっていくけど。。」とあさっての方向
へ向かっている事に気づき、あえなく引き返しを余儀なくされます。(>_<)
おそらく先行2人はロッククライマーで、あのまま後をついていったら、廻り目平
ハイキングコース周遊でその日1日が終わるところでした!
よくリカバーしたものだ!!(と褒める人は ほぼいないと思います。。)
結局 9時30分に林道起点をスタート、千曲川源流沿いに森林浴を楽しみながら、幅広
い林道をゆるやかに登っていきます。 途中、大型重機の林道整備の横をパスしたり
、犬と男の子を荷台に乗せた軽トラックに抜かれたり、まだまだ街の匂いが残る1時
間の林道歩きからのスタートです。
中の沢出会の丸太橋を渡った所から、本格的な登山道となり、ここから標高差600m
の一気登りの急登が始まります。 多少の緩急はありますが、足休めの少ないこの
登山道を切り込み隊長のOさん、軽快なペースで高度を上げていきます。うしろに
続く私達オジサン2人「Oさんチョット待って!」とストップをかける場面が複数
回、聞くところによるとOさん「中央道SAのトイレで、おもいっきり軽量化に成功したから身が軽い」との事、、ナルホド!説得力(?)のある理由に納得です。
このコース、すれ違い、追い越し、追い抜きが非常に少なく、静かな山旅を楽しめ
ます。北斜面樹林帯のしっとりとした植生もハッキリと感じられる行程です。
そんな尾根コースと格闘する事1時間40分、ようやく金峰山小屋に到着しました。
ここで(天気なら)展望が開けます。
(金峰山小屋〜山頂〜五丈岩〜金峰山小屋)
金峰山小屋から山頂までの20分、ゴロゴロと大き目の岩がころがる急坂を登り、
傍らに金峰山のシンボル五丈岩が目の高さに見えるようになると、程なく2595m
金峰山山頂に到着します。
やや狭めの山頂は、4方向から登ってくる登山者達で大賑わいです。 みなさん
カメラを交換しあって記念撮影タイムです。(いいマナーですネ(^^♪)
大展望自慢の金峰山ですが、11時過ぎには雲海が上がってきており、富士山、南
アルプス、八ヶ岳等の遠望は残念ながら見れませんでしたが、山梨、長野方面への
のびやかな稜線、雲の中から時々顔を出す瑞牆山など、いい雰囲気の景観を楽しむ
事ができました。
少し下った五丈岩の裏手、大胆にも本宮祠の前に陣取り、カップラーメンの昼食と
なりましたが、すぐ傍で手を合わせ参拝する人達の邪魔にはなっていないか?の心
配は、五丈岩が崩れ落ちるような祟りもなく「神様の逆鱗には触れなかった」と
信じていますが。。。
今回もゆっくりし過ぎた昼食を終え、体も冷えてきたところで14時30分下山を
開始となりました。
(金峰山小屋〜西股沢〜尾根コース〜〜西股沢〜金峰山荘)
金峰山小屋の下山開始は(すでに)15時! 「奥多摩漆黒の闇」の悪夢(?)
が頭をかすめ、「もうすぐ暗くなるヨ〜」と声をかけつつ、ほとんど休憩もとらず
やや急ぎ足で急坂を下っていきます。
樹林帯の中、あたりが薄暗くなりかけた17時にあたりが開け、林道に辿りつき、
ホット胸をなでおろしました。
結局、廻り目平キャンプ場に到着したのは、本当に薄暗い17時50分!
キャンパーの人達が夕食を作るテントの灯りに迎えられつつ、出発地の駐車場へ
到着しました。
やはり、この3人「結局最後は暗くなる!」とのジンクスはしっかりと残っている
ようです。
(まとめ)
奥秩父の盟主と言われる金峰山、こんなにも長い時間、私達を暖かく迎え入れて
くれました。 急登あり、たおやかな山容あり、変化に富んだ歩き心地と言い、
大展望の景色は見れなくても、「さすが懐が深い名山」と感じられた1日でした。
次回は、景色の堪能を目的に、この山を訪れたいと思います。
anagashima











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