水浸しの斜里岳(清里から)


- GPS
- 07:26
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
天候 | くもりのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・清岳荘前に舗装された駐車スペースがあります。登山届を出すところに駐車料金を入れるところがあります。駐車だけなら100円。車中泊は500円とのことです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ・8月の連続台風の影響がまだ残っており、どこも増水気味です。私が出発したときにはまだ注意喚起も看板は設置されていませんでしたが、降りてきたときには増水注意(主に旧道)の看板が立っていました。 ・下記HPに登山ガイドがあります。 ■きよさと観光協会 http://www.kiyosatokankou.com/index.html |
その他周辺情報 | 【山バッチ】 ・斜里岳の山バッチは羅臼岳と一緒に知床自然センターで購入しました。 【道の駅】 ・知床斜里駅の近くにあります。食事は昼と晩で時間が決まっていました。 |
写真
感想
試される大地、第2弾は斜里岳です。
前日に羅臼岳を登ってから移動。この日は清岳荘に泊まるつもりでしたが、屋久島から続く連日の移動に思ったより体がやられていたのに加えて、今回は飛行機+レンタカーで移動してきたのでいつもの車中泊セットもほぼ全部置いてきており、最終的にはたまたま1部屋空いていた知床斜里駅近くのホテルに宿泊しました。
当日の天気はかなりいまいちでしたが、20日以降は実家への帰省と少しの北海道観光を予定していたので、これくらいの天気でアタックしないという選択肢はありませんでした。
登りは旧道を使用しましたが、実際には分岐点の下二股までの道も、合流点の上二股以降の道もかなり増水していますので、どちらにせよ濡れます。そして渡渉も当然ありますが、そもそも登山道が水でひたひたに満たされていますので、足の置場に四苦八苦しながらの登りでした。帰りはもうほとんど無視ですが(笑)
旧道は沢や滝の真横を登るコースです。ロープなどはほとんどありません(撤去されている)ので、濡れた岩場を通過するときには一歩一歩グリップを感じながら進む必要があります。ここは沢靴や長靴のほうがおそらく登りやすいのではないかと思います。でもこのアスレチック感はかなり楽しいです。
適度な緊張感と、飽きないコースと、心地よい水の流れる音、これは楽しい。
稜線に出てからは今にも落ちそうな岩を眺めてから登頂。そして山頂は眺望ゼロ。この日は登山最終日で、また前日羅臼岳で出会った斜里岳で北海道百名山完登する人にも会いたかったため、1時間近く待ったのですが結局晴れず会えず。そして下山を開始するのですが、すぐにアクシデント。土嚢で右足がスリップ。無理な姿勢で左足一本に体重が加わり、古傷の膝を負傷。しばらく歩けませんでした。なんとか歩けるようにはなりましたが、うまく力が入らず。やった瞬間に靱帯損傷したことがわかったので、アドレナリンが切れると歩くことすらできなくなると思い、ここからはゆっくりながら休まずに下山を開始。そしてなんとか下山できました。
後日、膝にかなりのダメージが蓄積されていることが判明したため、手術することになりました。まだ手術の日程も決まっていませんが、しばらく登山はお休みです。
ちなみに北海道百名山完登の方とは下山中に会うことができました。
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