ヤマビル(やまびる) / ヒル
最終更新:2014-12-01 19:07 - dns
基本情報
ヒルの一種。主に湿った地面に潜み、登山者やシカ等の哺乳類に付き吸血する。吸血される際は痛みを感じない。ヒルが出す成分により出血がなかなか止まらない。ヒル除けを靴やスパッツに塗り、吸血を予防する事が重要。シカ等の動物の移動に伴って生息範囲が広がっていると言われている。
詳細はWiki参照
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
ヤマビル(ヤマヒル、山蛭、学名:Haemadipsa zeylanica japonica)は、顎ヒル目ヒルド科の陸生ヒルの一種。山野で、ヒトを含む大型哺乳類に付着して吸血するため、衛生害虫として扱われる。ヤマビルは陸に棲むヒルで、吸血性のヒル類としては日本本土では唯一の陸生ヒルである。日本以外では複数の種がある場合もある。なお、より厳密を求めてニホンヤマビルとの和名も提唱されているが、普通はヤマビルと呼ばれることが多く、この項でも以降はそう記す。
山奥の森林に生息するもので、特に湿潤な場所に多いというのが一つの定見であり、深い森と結びつけて恐怖をもって語られることもある。たとえば小説『高野聖』には、「恐ろしい山蛭」が木の上から落ちてくるシーンが描かれている。もともと山奥に生息してシカやイノシシなどの血を吸っていたが、これらの動物が里山に出てくるようになったことで生息地を広げたとされる。
気づかれないうちに血を吸われ、その傷口が吸血性昆虫のそれより大きいこと、本体にぬめりがあることなどから嫌悪感が強く、「人間が最も不快と感じる動物の一つ」との声もある。しかしそれ以上の被害、たとえば寄生虫や病原体の伝搬などは知られていない。
湿度の高い環境で活発になる。乾燥に弱い。