2000メートル以上の642山
塩見・赤石・聖
白蓬ノ頭(しろよもぎのかしら) / 白蓬沢ノ頭
最終更新:tamoshima
基本情報
| 標高 | 2632m |
|---|---|
| 場所 | 北緯35度25分51秒, 東経138度09分58秒 |
聖岳の冬季バリエーションルート沿いにあるピーク。夏季ルートとしては正規ルートではないためほとんど通過する登山者はいないと思われる。頂上はルートから少しはずれており、岩場を超えると森林限界より高度は低いが、樹木はなく眺望が効く。大きな岩の上に頂上が位置しているようなイメージ。
椹島近くの登山口からはおよそ4時間〜5時間。北東に大きく赤石岳が見える。この角度で大きな赤石岳をみられるのはここだけであろう。それ以降右手に赤石岳、左手に上河内岳をみながらピラミダルに見える聖岳にむかうルートは他ルートでは味わえない静かなルート。
山名は明治37年にこの地に設置された三等三角点「白蓬沢」に拠ると思われる。この三角点名の由来は小字名と推測され、この山に詰め上がる沢として「白蓬沢」があったわけではない。その後、草冠を見落とした者により「白アイノ頭」や「白アイ沢ノ頭」という誤称が流布していた時代があり、これに基づいて、赤石沢の門の滝に右岸から流入する沢に「白アイ沢」の名称が付された(現代登山全集 第5巻)が、この沢は山頂よりはるか下に源頭がある。実際に白蓬ノ頭を源頭とする沢は無名であるか、現代まで伝承されていないと思われる。
椹島近くの登山口からはおよそ4時間〜5時間。北東に大きく赤石岳が見える。この角度で大きな赤石岳をみられるのはここだけであろう。それ以降右手に赤石岳、左手に上河内岳をみながらピラミダルに見える聖岳にむかうルートは他ルートでは味わえない静かなルート。
山名は明治37年にこの地に設置された三等三角点「白蓬沢」に拠ると思われる。この三角点名の由来は小字名と推測され、この山に詰め上がる沢として「白蓬沢」があったわけではない。その後、草冠を見落とした者により「白アイノ頭」や「白アイ沢ノ頭」という誤称が流布していた時代があり、これに基づいて、赤石沢の門の滝に右岸から流入する沢に「白アイ沢」の名称が付された(現代登山全集 第5巻)が、この沢は山頂よりはるか下に源頭がある。実際に白蓬ノ頭を源頭とする沢は無名であるか、現代まで伝承されていないと思われる。
| 山頂 | |
|---|---|
| 展望ポイント |
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