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大和天神山古墳(やまとてんじんやまこふん)

都道府県 奈良県
最終更新:trtr_mitsuru
基本情報
場所 北緯34度33分27秒, 東経135度50分45秒
カシミール3D

山の解説 - [出典:Wikipedia]

大和天神山古墳(やまとてんじんやまこふん、柳本天神山古墳)は、奈良県天理市柳本町にある古墳。形状は前方後円墳。オオヤマト古墳群(うち柳本古墳群)を構成する古墳の1つ。奈良県指定史跡に指定され、出土品は国の重要文化財に、木棺は奈良県指定有形文化財に指定されている。
奈良盆地東縁、行燈山古墳(崇神天皇陵)の西側の位置に築造された大型前方後円墳である。墳丘の東半は国道169号の建設時に削平され、西半は伊射奈岐神社(延喜式内社)境内に含まれて社殿建設等で改変されている。1960年(昭和35年)に道路工事に先立つ発掘調査が実施されている。
墳形は前方後円形で、前方部を南方向に向ける。墳丘外表では葺石が確認されており、埴輪は認められていないが、二重口縁壺が出土している。墳丘周囲の周濠の有無は明らかでない。埋葬施設は後円部中央における竪穴式石室(竪穴式石槨)で、内部に「木櫃」(木棺)を据える。調査では「木櫃」内から多量の朱が出土し、内外から中国鏡を主体とする銅鏡23面のほか鉄刀・鉄剣などの鉄製品が出土したが、人体埋葬の痕跡が認められなかった点で注目される。
築造時期は、古墳時代前期後半の4世紀後半頃と推定される。埋葬施設の実態が明らかとなった前期古墳として重要視されるとともに、アンド山古墳・南アンド山古墳(いずれも宮内庁により崇神天皇陵陪冢に治定)とともに行燈山古墳の陪塚の可能性が指摘されるが、人体埋葬を伴わないのが確実とすれば陪塚のあり方を考えるうえでも重要な位置づけにある古墳である。
古墳域は2009年(平成21年)に奈良県指定史跡に指定され、出土品は2002年(平成14年)に国の重要文化財に、木棺は2008年(平成20年)に奈良県指定有形文化財に指定されている。

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