震生湖・渋沢丘陵・頭高山


- GPS
- 02:55
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 374m
- 下り
- 292m
コースタイム
震生湖 12:50-13:00
栃窪神社 13:30-13:40
頭高山 14:20-14:30
渋沢駅 15:10
天候 | 昼間は概ね薄曇りの状況が保たれましたが、朝晩には時として細かな雨がパラついたりする1日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
小田急線 秦野駅 (帰り) 小田急線 渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ道標完備のコースです。一部で道標を無視して歩いてしまったので、未確認の区間もありますが、たぶん道標に従うだけで迷わずに歩けるはずです。 危険箇所も全くありません。そもそも山道を歩く割合は少なくて、かなりの部分で車道や車道っぽい道を歩くような具合でした。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 |
感想
朝方に弱い雨がパラつくなどパッとしない天気で始まった1日も、昼が近づくにつれてかなり空が明るくなってきました。
とはいえ夕方には再び雨という予報が出ているので、短時間で行って帰って来られるように、近場かつ超低山の渋沢丘陵を選んで出掛けてきました。
秦野駅から市街地の中を進んで震生湖に向かいます。
今泉名水桜公園を通り過ぎた直後の十字路では、震生湖を示す道標が直進を示していましたが、敢えてここを左折して最短と思われるルートに入り、しばらくは地図を頼りに歩きます。
そして丘陵上に出ると、秦野市街の先に丹沢の山々がずらりと揃った眺めが見事でした。右端の大山から始まって表尾根や塔ノ岳と続き、鍋割山の先までがきれいに並んでいます。雲が多かった割には、見えるはずの全ての山がしっかり見えているのは幸いでした。
少し進むと左手下方に震生湖ゴルフ場が見えてきて、ゴルフ場への道を下っていくと、駐車場のすぐ先が震生湖の湖畔でした。
ここに繰り出しているのは釣り人ばかりのようで、湖の北側に沿った小道を西端まで歩いてみても、ハイカーの姿はほとんど見ません。
西端から少し上に登った所に、やっと休憩用のベンチが見つかったので、そこで少し休んでいきました。
湖畔から上の道路まで登り、少し西に歩くと震生湖のバス停があります。そしてその先で右に小径が分かれて、頭高山への標識がその道を示していました。
そこを入ると、やがて道路の舗装が切れて砂利道となり、その後は土の道に変わっていきます。とはいえ車道ほどの幅がある道の両側には、ずっと農地が続いていて山道の趣はなく、ところどころで得られる展望だけが唯一の楽しみでした。
しかし土の道は長続きせず、舗装道路に出てしまうと、しばらくは全く面白味のない車道歩きとなって、栃窪の集落へ入っていきます。
栃窪集落の奥まで来ると、右折する広い車道がメインのハイキングルートとして案内されていまいた。
そのほかに直進する細い道もあって、道標は「頭高山近道」としています。「山と高原地図」で示されているのもこの道なので、ここを入ってみます。
するとすぐに「御嶽大権現入口(2分)」という標識や石碑のある分岐点に出て、ここで左に分かれるのが栃窪神社への道でした。
栃窪神社への寄り道に入ると、そこは犬の鳴き声がひっきりなしで、実に騒々しい道でした。夥しい数の犬が、どれもヒステリックに吠えている様子で、やかましいことこの上ありません。近くにある愛犬ハウスから聞こえてくるようです。
そんな中、分岐点の標識にあった通りに2分ほどで着いた栃窪神社は、境内がきれいに保たれていて、犬の鳴き声さえなければ、しっとりとして落ち着ける雰囲気でした。
訪れる人は少なそうですが、恐らくは地元の人たちが、きちんと手入れを続けているのでしょう。
分岐まで戻ってコースに復帰すると、その先で少しだけ山道が続いたと思ったら、みるみる道幅が広がっていくと、またしても道路に合流してしまいます。
その後しばらくの間は、道標に従って道路を歩いていくだけとなりました。その途中には、「かりがねの松」の伝説があるらしい雁音神社や、祈りの丘という広場などがあります。
正面が開けると、もう頭高山が目の前にあって、すぐに東屋のある「八重桜の里」という園地に着きます。付近には丹沢方面のパノラマ展望図も設置されていました。
園地から斜面に取り付いて少し登ると、道が左右に分かれていきますが、どちらも山頂に通じている模様です。その後もさらに分岐点があったりしますが、なにしろ山頂はすぐ上なので、適当に登っていけば、どの道でも山頂に出られるようでした。
頭高山の頂上には真新しいあずまやと解説板がありました。解説板の設置が昨年4月の日付だったので、あずまやもほぼ同時期の設置と思われます。
周囲を樹木に取り囲まれている中で、丹沢方面や箱根方面に限っては、木が伐採されたらしく展望が開けています。
着いた時点では年輩のご夫婦らしい2人組の先客がありましたが、少し経つと下って行かれたので、それ以降は静かな山頂となりました。
下りは登りとは違う道を歩いて、「八重桜の里」の園地へ戻ります。そして少しだけ来た道を戻り、最初の分岐を道標を無視して左に折れてみました。
すると、次の分岐点でも道標を見ませんでしたが、やがて市街地に入ったあたりで再び道標完備となったので、そこで道標に従ったルートと合流したようです。
広いバス通りに出てからは、歩道のない道を渋沢駅の間近まで歩かされますが、さほど交通量が多くないのが救いでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2009_01_03/mt2009_01_03.html#20090301
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