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記録ID: 1106032
全員に公開
ハイキング
丹沢

六郎(太郎)小屋山・不老山・三国山〜丹沢湖の流域分水嶺を歩く。その1

2017年04月15日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
20.6km
登り
1,710m
下り
1,038m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:51
休憩
1:22
合計
9:13
距離 20.6km 登り 1,710m 下り 1,057m
8:15
6
8:21
8:29
82
三保ダム
9:51
9:57
16
10:13
10:14
16
10:30
10:32
28
11:00
11:06
19
11:25
11:26
8
11:34
11:40
7
11:47
11
11:58
47
12:45
20
13:05
13:16
28
13:44
13:56
26
14:22
41
15:03
15:11
11
15:22
22
15:44
16:02
18
16:20
16:23
20
16:43
43
三国山ハイキングコース入口バス停
17:28
旭日丘バス停
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
谷峨駅から西丹沢自然教室行きのバスに乗車しましたが、定刻(7:46)より早くバスが到着しました。臨時バスが運行されていたのかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
丹沢湖から旧展望台に上がるまでの道は廃道同然で足元あまりよくありません。
旧展望台から六郎小屋山へ上がる尾根には一部踏み跡不明瞭個所があります。
尾根を忠実に辿って行けば問題ありませんが、林業作業道に引き込まれないように注意が必要です。
危険個所は尾根を登り始めてすぐに崩壊地の上部を通過するところがあります。崩壊地側に近づくと非常に危険です。位置取りに注意が必要です。
その他周辺情報 明神峠のトイレは撤去されていました。パノラマ台の駐車場にトイレがありました。
正面に見えるのは六郎(太郎)小屋山ですね。まずはあの山頂を目指してダムを渡ります。
2017年04月15日 08:15撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
1
4/15 8:15
正面に見えるのは六郎(太郎)小屋山ですね。まずはあの山頂を目指してダムを渡ります。
湖岸の桜が満開です。
2017年04月15日 08:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 8:19
湖岸の桜が満開です。
今年の目標は丹沢湖の流域分水嶺を歩くことです。年内中にここへまた戻ってくるつもりです。
2017年04月15日 08:22撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:22
今年の目標は丹沢湖の流域分水嶺を歩くことです。年内中にここへまた戻ってくるつもりです。
ダムカードが欲しい!
2017年04月15日 08:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:23
ダムカードが欲しい!
旧展望台への入口です。入口はチェーンで塞がれてますのでここから先は自己責任になります。
2017年04月15日 08:33撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:33
旧展望台への入口です。入口はチェーンで塞がれてますのでここから先は自己責任になります。
道は大荒れです。手摺りが倒れていて始めて道があったことが分かる状態です。急斜面で足元要注意です。
2017年04月15日 08:38撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:38
道は大荒れです。手摺りが倒れていて始めて道があったことが分かる状態です。急斜面で足元要注意です。
旧展望台に到着しました。かなり荒れてます。
2017年04月15日 08:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:43
旧展望台に到着しました。かなり荒れてます。
旧展望台からは木々の間からかろうじてダムが見える程度です。
2017年04月15日 08:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:43
旧展望台からは木々の間からかろうじてダムが見える程度です。
さあ、六郎小屋山へ向かいます。踏み跡はあるようです。
2017年04月15日 08:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:43
さあ、六郎小屋山へ向かいます。踏み跡はあるようです。
すぐに崩壊地の上部を通過します。振り返って見ると縁を歩くのは非常に危険なことが分かります。やばかった。
2017年04月15日 08:55撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 8:55
すぐに崩壊地の上部を通過します。振り返って見ると縁を歩くのは非常に危険なことが分かります。やばかった。
植林帯の中で見つけた双子です。
2017年04月15日 09:08撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 9:08
植林帯の中で見つけた双子です。
途中に小規模ながらミツマタの群落がありました。
2017年04月15日 09:30撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 9:30
途中に小規模ながらミツマタの群落がありました。
辺りには何とも言えない甘い香りが漂っていました。
2017年04月15日 09:34撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 9:34
辺りには何とも言えない甘い香りが漂っていました。
藪が刈り払いされています。ラッキー!
2017年04月15日 09:38撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 9:38
藪が刈り払いされています。ラッキー!
ただ根元の残った部分が槍のように尖っていますので要注意です。踏み抜きに注意して通過ください。
2017年04月15日 09:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 9:42
ただ根元の残った部分が槍のように尖っていますので要注意です。踏み抜きに注意して通過ください。
六郎(太郎)小屋山山頂に到着しました。山頂を示すプレートはありません。
2017年04月15日 09:56撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 9:56
六郎(太郎)小屋山山頂に到着しました。山頂を示すプレートはありません。
ここから藪に突入しますが、酷くはないです。
2017年04月15日 10:00撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:00
ここから藪に突入しますが、酷くはないです。
道を見失ってしまいました。とりあえず尾根を外さないように鹿柵沿いに進んで行きます。
2017年04月15日 10:07撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:07
道を見失ってしまいました。とりあえず尾根を外さないように鹿柵沿いに進んで行きます。
日影山に到着しました。山頂を示すプレートはありません。この辺りは林業の手が入っているようです。ここで進む方向を確認します。
2017年04月15日 10:13撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:13
日影山に到着しました。山頂を示すプレートはありません。この辺りは林業の手が入っているようです。ここで進む方向を確認します。
一般登山道と合流しました。これでバリルートは終了です。ほっとします。
2017年04月15日 10:21撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 10:21
一般登山道と合流しました。これでバリルートは終了です。ほっとします。
番ヶ平に到着しました。
2017年04月15日 10:29撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:29
番ヶ平に到着しました。
番ヶ平の林道脇が崩壊しています。展望につられてうっかり縁まで行きそうになりました。危ない危ない。
2017年04月15日 10:31撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:31
番ヶ平の林道脇が崩壊しています。展望につられてうっかり縁まで行きそうになりました。危ない危ない。
展望はこんな感じです。
2017年04月15日 10:31撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:31
展望はこんな感じです。
不老山への道は植林の中を鹿柵沿いにしばらく進んで行きます。
2017年04月15日 10:45撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:45
不老山への道は植林の中を鹿柵沿いにしばらく進んで行きます。
不老山山頂に到着。今日は誰もいません。貸切りです。
2017年04月15日 10:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 10:59
不老山山頂に到着。今日は誰もいません。貸切りです。
山頂標識との再会。2度目になります。
2017年04月15日 10:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 10:59
山頂標識との再会。2度目になります。
西峰に移動。残念ながら富士山は雲の中です。
2017年04月15日 11:09撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:09
西峰に移動。残念ながら富士山は雲の中です。
世附峠に到着。休憩はサンショウバラの丘まで我慢します。
2017年04月15日 11:25撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:25
世附峠に到着。休憩はサンショウバラの丘まで我慢します。
サンショウバラの丘に到着です。後ろは不老山になります。
2017年04月15日 11:33撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:33
サンショウバラの丘に到着です。後ろは不老山になります。
ここからは西丹沢の山並みがよく見渡せます。
2017年04月15日 11:39撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 11:39
ここからは西丹沢の山並みがよく見渡せます。
相変わらず富士山は雲の中です。今日はダメかな?
2017年04月15日 11:41撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:41
相変わらず富士山は雲の中です。今日はダメかな?
今日山中で見かけた初めての桜です。そういえばこの辺りにはほとんど桜を見かけないですね。
2017年04月15日 11:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:43
今日山中で見かけた初めての桜です。そういえばこの辺りにはほとんど桜を見かけないですね。
ネットで調べたところアブラチャンのようです。こちらは結構見かけました。
2017年04月15日 11:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:49
ネットで調べたところアブラチャンのようです。こちらは結構見かけました。
峰坂峠に到着しました。古びたベンチが一つありますが、一休みするような雰囲気ではないですね。
2017年04月15日 11:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 11:59
峰坂峠に到着しました。古びたベンチが一つありますが、一休みするような雰囲気ではないですね。
また来たよ!
2017年04月15日 12:36撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 12:36
また来たよ!
急坂を登ってようやく白クラノ頭に到着しました。ここの登りは結構きつかった。
2017年04月15日 12:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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急坂を登ってようやく白クラノ頭に到着しました。ここの登りは結構きつかった。
湯船山に到着しました。風が強いです。風をよけてここで一休みします。
2017年04月15日 13:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 13:05
湯船山に到着しました。風が強いです。風をよけてここで一休みします。
何とか雨だけは勘弁してください。
2017年04月15日 13:38撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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何とか雨だけは勘弁してください。
富士スピードウェイからのエンジン音が結構聞こえます。
2017年04月15日 13:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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富士スピードウェイからのエンジン音が結構聞こえます。
明神峠に到着しました。ここで虫にまとわりつかれて閉口します。
2017年04月15日 13:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 13:44
明神峠に到着しました。ここで虫にまとわりつかれて閉口します。
あれっ?トイレがない。シーズン中だけ設置されるのかな?
2017年04月15日 13:48撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 13:48
あれっ?トイレがない。シーズン中だけ設置されるのかな?
ここで車道を横断します。
2017年04月15日 14:20撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 14:20
ここで車道を横断します。
また来たよ!
2017年04月15日 14:28撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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また来たよ!
送電線下の刈り払い地から今日歩いた山並みを振り返ります。
2017年04月15日 14:33撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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送電線下の刈り払い地から今日歩いた山並みを振り返ります。
檜洞丸です。荒々しい山稜ですね。
2017年04月15日 14:35撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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檜洞丸です。荒々しい山稜ですね。
足元に春の息吹を感じます。
2017年04月15日 14:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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足元に春の息吹を感じます。
鉄砲木ノ頭(明神山)が見えます。ガンバロー。
2017年04月15日 14:56撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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鉄砲木ノ頭(明神山)が見えます。ガンバロー。
これなかなか渋いと思いませんか?
2017年04月15日 14:58撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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これなかなか渋いと思いませんか?
三国山に到着です。相変わらず風が強い。
2017年04月15日 15:02撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 15:02
三国山に到着です。相変わらず風が強い。
三境の標柱です。山頂には三県それぞれの標識があります。
2017年04月15日 15:02撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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三境の標柱です。山頂には三県それぞれの標識があります。
神奈川県。
2017年04月15日 15:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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神奈川県。
静岡県。
2017年04月15日 15:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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静岡県。
山梨県。
2017年04月15日 15:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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山梨県。
三国峠で再び車道を横断します。
2017年04月15日 15:22撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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三国峠で再び車道を横断します。
あれっ?山火事?野焼きですね。こちらも野焼きされたようです。
2017年04月15日 15:27撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 15:27
あれっ?山火事?野焼きですね。こちらも野焼きされたようです。
三国山稜の山肌はまだ灰色です。
2017年04月15日 15:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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三国山稜の山肌はまだ灰色です。
鉄砲木ノ頭(明神山)に到着です。ここまでの登りは結構きつかった。山頂まで野焼きされてました。
2017年04月15日 15:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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鉄砲木ノ頭(明神山)に到着です。ここまでの登りは結構きつかった。山頂まで野焼きされてました。
御正体山方面の展望。
2017年04月15日 15:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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御正体山方面の展望。
石割山方向です。
2017年04月15日 15:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 15:46
石割山方向です。
山頂からの富士山が素晴らしいです。しばし鑑賞。
2017年04月15日 15:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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山頂からの富士山が素晴らしいです。しばし鑑賞。
山中湖もよく見えます。
2017年04月15日 15:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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山中湖もよく見えます。
刻々と様子が変わっていきます。山頂はものすごい風なんだろうな。
2017年04月15日 15:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 15:59
刻々と様子が変わっていきます。山頂はものすごい風なんだろうな。
野焼きされた中を下っていきます。初めての体験です。
2017年04月15日 16:06撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 16:06
野焼きされた中を下っていきます。初めての体験です。
パノラマ台まで下りてきました。ここにはトイレがあります。
2017年04月15日 16:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 16:23
パノラマ台まで下りてきました。ここにはトイレがあります。
ここで車道を外れます。助かるなぁ。
2017年04月15日 16:31撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 16:31
ここで車道を外れます。助かるなぁ。
三国山ハイキングコース入口のバス停に到着してゴール!と行きたいところですが、バスの時間が合わないので旭日丘まで歩きます。
2017年04月15日 16:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 16:42
三国山ハイキングコース入口のバス停に到着してゴール!と行きたいところですが、バスの時間が合わないので旭日丘まで歩きます。
ちょっと寄り道してみます。
2017年04月15日 17:06撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 17:06
ちょっと寄り道してみます。
湖岸を歩いて行けそうです。風が強い。
2017年04月15日 17:11撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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4/15 17:11
湖岸を歩いて行けそうです。風が強い。
適当なところで車道に上がって旭日丘のバス停に到着しました。お疲れさまでした。
2017年04月15日 17:27撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
4/15 17:27
適当なところで車道に上がって旭日丘のバス停に到着しました。お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

今年の目標は数年来暖めていた丹沢湖の分水嶺を歩くことに決めていました。
ようやく雪も消えて日が長くなってきましたので取り掛かることにしました。
初回は丹沢湖(三保ダム)をスタートして直接不老山に上がり、県境尾根を辿って三国山から鉄砲木ノ頭まで歩くことにしました。
事前にネット等を調べてみるといくつか記録が紹介されていて一応尾根には踏み跡はあるようです。某有名ハイキング誌にも山行記録が紹介されていましたのでいろいろ参考にさせて頂きました。

丹沢湖から旧展望台に上がる入口にはチェーンで通せんぼされていました。
ここから先は自己責任になりますのでご注意ください。
いきなり急斜面をジグザグに登って行きますが、廃道同然で足元も不安定です。倒れた手摺りが道案内をしてくれる始末です。

旧展望台から尾根に入るとすぐに崩壊地の上部を通過します。ここがこの尾根唯一の注意しなければならないポイントです。あまり縁に近づきすぎると危険です。すこし尾根を巻くような感じで通過します。振り返ってみてぞっとしました。

崩壊地を過ぎてしまえば危険と思われる箇所はありませんでした。踏み跡は何度も見失いましたが、尾根上には境界杭やマーキングがあります。植林帯は作業道がついていますので誤って迷い込まないように注意が必要です。結構な登りですが、我慢して尾根を忠実に辿っていけば問題ありません。

途中でミツマタに出会いました。小規模でしたが、辺りには甘い香りが漂っていました。思いがけない出会いにちょっと心が和みます。

心配していた藪漕ぎもなく刈り払いもされていて助かりました。刈り払いされたところは根元が槍のように尖っていて転んだりするとあぶないなと感じました。トレッキングシューズなら大丈夫だと思いますが、底の柔らかいシューズを履いていると踏み抜く可能性もありそうです。

六郎(太郎)小屋山山頂には山頂を示す標識はありませんでした。うっかりすると気が付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。
山頂を越えると再び笹薮が現れますが、踏み跡はしっかりしていて煩わしい程度で通過できます。ただ笹は鹿さんに結構食べられているようですのでいずれ無くなってしまうかもしれません。鹿の糞が結構落ちてました。

日影山辺りは最近林業の手が入っているようです。山頂は刈り払われていました。
こちらも山頂を示すものは見当たりませんでした。

日影山を越えれば踏み跡もはっきりしてきます。間もなく一般ハイキングコースと合流してバリルート終了です。

番ヶ平で林道を横切ります。展望が開けていたので林道の縁まで進もうとしたところ、林道の縁から大きく崩落していることに気がつきました。横から見てみると結構危ないです。要注意です。

不老山山頂までの登りは結構きつく感じました。ようやく辿りついた山頂は誰もいませんでした。やはりこの山域が賑わうのはサンショウバラの花が咲く頃なんでしょうね。

サンショウバラの丘は眺めがいいので休憩に最適です。
西丹沢を一望できます。今年は西丹を歩くぞー。

このあたりで黄色い花を結構見かけましたが、帰ってから調べてみるとアブラチャンのようです。山中で桜はほとんど見かけませんでした。

白クラノ頭付近からぶなの木が現れ始めます。まだ新芽は出ていませんでした。
湯船山辺りから風が強くなって雲行きも怪しくなってきます。雨だけは勘弁してほしいです。風があると結構寒いです。

明神峠のトイレはありませんでした。シーズン中だけ設置されるのかしら?

三国山の登りでオフロードバイクとすれ違いました。登山道で自転車(MTB)とすれ違ったことは何度かありましたが、エンジンのついたバイクに出会ったのは初めてです。そう言えば不老山付近からバイクの轍らしきものがありました。まさかとは思っていましたが現実に出会ってみてビックリです。やはり登山道の走行はまずいでしょう。

三国山から一旦車道(三国峠)に下って鉄砲木ノ頭への登り返しは結構きつかったです。道も大きくえぐれていてとても歩きにくかったです。
展望が開けると山中湖側が広く焼き払われていてビックリ。最初山火事でもあったのかなと思いましたが、富士山の裾野で野焼きが行われているのが見えて合点がいきました。ここも野焼きが行われたようです。帰って調べてみると確かに載ってましたね。

鉄砲木ノ頭(明神山)山頂からの眺めは最高でした。風を避けて刻々と変わる富士山の姿をしばし鑑賞していました。

野焼きされた中を歩くのは初めての体験です。
正面に富士山を眺めながら下りるのはちょっと贅沢ですね。

パノラマ台でトイレを拝借してあとはバス停まで歩くだけです。このあたりも野焼きされているのには驚きです。

三国山ハイキングコース入口のバス停に到着しましたが、最初からバスの時間がないことは分かっていましたので旭日丘まで車道を歩きます。さすが観光道路(マリモ通り)なので歩道がしっかりついています。

途中から湖岸に下りることができましたのでしばらく湖岸を歩きました。適当なところで車道に上がって旭日丘バス停に到着して本日のミッション終了です。

次回は鉄砲木ノ頭からスタートして分水嶺の続きを歩きます。歩き直しも含めてなんとか年内に一巡りして丹沢湖に戻ってきたいと思っていますが、さてどうなることやら。
今回も静かな山行になりました。山中で出会ったのは2組だけでした。この山域は人気ないみたいですね。

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