記録ID: 1124546
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山
駒ヶ岳〜豪士山(？)周回(福島・山形県境)
2017年05月03日(水) [日帰り]
山形県
福島県
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 968m
- 下り
- 951m
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| 天候 | 快晴(雲一つなし) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
元宮キャンプ場へは、途中から凸凹道になりますが、あれ〜と思うほど早く駐車スペースに到着します。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
結構急登です。いろんなコースが有り、体力・技量に合わせて選べます。 沢沿いの道は、急登・急斜面があり話や写真に夢中だったりで転げ落ちに注意です。また、登山道以外の沢沿いから稜線へは、かなり急登ですし、春は雪崩、季節に関係なく落石が頻発すると思われます、道迷いに注意です。また、始めて豪士山方面に登られる方は、雪で登山道を見失うので雪の無い時季に登られることをお勧めします、今年は雪が多くゴーデンウイークでも沢山雪がありました。低い山と侮ってはいけません。 また、ピンクリボンは全面的に信用せず地図と照らし合わせて登山を楽しんで下さい。 駐車スペース付近は、特にブヨ等の虫が凄いです、虫対策をしっかりと。 |
| その他周辺情報 | 登山口に(元宮キャンプ場にも)はトイレはありません｡ 高畠道の駅などを利用されると良いと思います｡また､１号線から236号線へ入る角にコンビニが有り､我慢できない時は気持ちお茶でも買って利用させて頂いては｡ |
写真
長井高畠線1号線より高畠町からですこの表示板、左にはコンビニ有りで左折です。
凸凹道(未舗装ですが悪路ではありません)に入り、そんなに長くなく元宮キャンプ場駐車スペースに到着です。
車の轍が水路となり、深く抉れていました。
途中、オフロードタイプの車もバックのままで戻って来ました。
途中、オフロードタイプの車もバックのままで戻って来ました。
山菜採りの方ともここで擦れ違い、山菜の出具合の話をする。今年は雪が多いとも言っていました。この話が、これからに影響していました。
1
5/3 7:56
山菜採りの方ともここで擦れ違い、山菜の出具合の話をする。今年は雪が多いとも言っていました。
この話が、これからに影響していました。
この話が、これからに影響していました。
左を見ると左側にピンクリボンがありました。
地図も広げず迷わずピンクリボンの通り行けばどっちみち目的地に行けると判断。
地図も広げず迷わずピンクリボンの通り行けばどっちみち目的地に行けると判断。
でもブナの樹にも赤いペイント。沢沿いに進むももうリボンはありません。方向的にも稜線に出れば稜線に出れば登山道があるのは分かっているので、沢沿いを歩くのは止めて体力を消耗するけど稜線目掛けて強行突破。
1
5/3 8:14
でもブナの樹にも赤いペイント。沢沿いに進むももうリボンはありません。方向的にも稜線に出れば稜線に出れば登山道があるのは分かっているので、沢沿いを歩くのは止めて体力を消耗するけど稜線目掛けて強行突破。
沢状の雪は、だいぶ溶けていて、その上を歩くのは非常に危険です。
対岸に移動の為、沢沿いに下りました。やはり、道が分からなくなり沢沿いに下りても、沢沿い移動はこんなに危険です。是が非でも稜線に登るべきですね。
5/3 8:42
対岸に移動の為、沢沿いに下りました。
やはり、道が分からなくなり沢沿いに下りても、沢沿い移動はこんなに危険です。是が非でも稜線に登るべきですね。
やはり、道が分からなくなり沢沿いに下りても、沢沿い移動はこんなに危険です。是が非でも稜線に登るべきですね。
稜線へ向かいます、風が無く直射日光が当たり結構、汗が出て水を消耗しました。
最初の稜線は、比較的歩き安いですが、踏み込んだ跡があるような所もあり、さらに稜線を進みますが樹間からの見晴らしは、格別でした。
1
5/3 9:00
最初の稜線は、比較的歩き安いですが、踏み込んだ跡があるような所もあり、さらに稜線を進みますが樹間からの見晴らしは、格別でした。
本日は、とても良い天気です。周りの山々の展望が期待出来そうです。左から紫倉山・三体山方面でしょうか、三角は祝瓶山、そして大朝日岳(朝日連峰)、右端は月山。
4
5/3 9:22
本日は、とても良い天気です。周りの山々の展望が期待出来そうです。
左から紫倉山・三体山方面でしょうか、三角は祝瓶山、そして大朝日岳(朝日連峰)、右端は月山。
左から紫倉山・三体山方面でしょうか、三角は祝瓶山、そして大朝日岳(朝日連峰)、右端は月山。
向こうの稜線が正規の駒ヶ岳への登山道正規ルートです。
奧に飯豊連峰の北部方面。
奧に飯豊連峰の北部方面。
では、駒ヶ岳へ向かいますが、稜線には雪。
所々登山道が雪で隠れてしまっています。夏道とリボンを頼りに進みます。
所々登山道が雪で隠れてしまっています。夏道とリボンを頼りに進みます。
ブナの幹の周りは、こんな感じで丸く雪が溶けています。
風の影響なら丸が扁平するでしょうから、樹木の熱によるものなのでしょうか。
風の影響なら丸が扁平するでしょうから、樹木の熱によるものなのでしょうか。
目的地の方向を失わないようにと登山道探している内に駒ヶ岳に到着。
飯豊連峰方面の景色は、樹木の影響で殆ど見えません。
飯豊連峰方面の景色は、樹木の影響で殆ど見えません。
駒ヶ岳(1067.5m)の標柱と七ツ森山(1219m)。標高がある為、周り一面雪です。
これから向かう、高畠町最高峰(1074.8m)方面。
奧に七ツ森山。
奧に七ツ森山。
蔵王連峰の全貌も駒ヶ岳からやっと見られました。
船形連峰方面は蔵王連峰の裏になるのでしょうか見えません。
船形連峰方面は蔵王連峰の裏になるのでしょうか見えません。
高畠町最高峰頂きの様子、そんなに広くありませんが見晴らしは良いです。樹木の影響で飯豊連峰方面を除いては。
�⊆轡朕校格�面。七ツ森は、夏道が無いとか、でもここからだと存在感があり登って見たくなります。
疲れている時は、やっぱり甘い物ですね。我が家の柿をスライスして干した物です。
ところが登山道は、長年の状況からか、雪の無い北斜面を通っていました。
ブナの樹には、いろんな形の木がありました。
ほんの一部ですが…。
ほんの一部ですが…。
これから進む稜線、登山道には雪がありませんように。
雪があっても登山道が分かりますように。
雪があっても登山道が分かりますように。
稜線より高畠町方面。奧に朝日連峰と月山。
大朝日岳の左側の小さな三角は、祝瓶山(別称:東北のマッターホーン)
大朝日岳の左側の小さな三角は、祝瓶山(別称:東北のマッターホーン)
稜線の樹木の間より青空、何か頂きがありそうな感じがしませんか。何もありませんでした。
ひかば越え(峠)と豪士山方面。
鞍部は冬、風が強いのか雪はありません。山形と福島側の見晴らしが良いです。
鞍部は冬、風が強いのか雪はありません。山形と福島側の見晴らしが良いです。
では、豪士山方面に向かいます。雪渓が気になります、急斜面の雪渓は登れるでしょうか。
正解でした。でもこの付近からの見晴らしは、とても良かったです。
ニセ豪士山頂付近より、左から右へ
�―佞氾澆虜�在景色の七ツ森。
�―佞氾澆虜�在景色の七ツ森。
��高畠町方面の散村風景。とても長閑に見えます。
奧に飯豊連峰、憧れの山です、また花の時期、登りたいな〜あ。
奧に飯豊連峰、憧れの山です、また花の時期、登りたいな〜あ。
�イ舛腓海辰搬�王。(船形連峰方面は蔵王の裏でしょうか見えません)
高畠町方面と奧に飯豊連峰。
飯豊連峰、今度はハクサンイチゲのお花畑を散策したいな〜あ。
飯豊連峰、今度はハクサンイチゲのお花畑を散策したいな〜あ。
何度も済みません、朝日連峰方面。
中央、左寄りの三角山が祝瓶山。
中央、左寄りの三角山が祝瓶山。
さて、これから豪士山目指すぞと、雪面の登山道を探すも見付からず、藪漕ぎになりました。※後で気付いたのですが登山道を探すのに夢中でしたがここから豪士山山頂まで5分の所に居たのですが気付かずじまい。豪士山山頂を目指したのに分岐点も山も気付かず道探しに夢中で通過。豪士山山頂は行けずじまいでした。
2
5/3 12:46
さて、これから豪士山目指すぞと、雪面の登山道を探すも見付からず、藪漕ぎになりました。
※後で気付いたのですが登山道を探すのに夢中でしたがここから豪士山山頂まで5分の所に居たのですが気付かずじまい。豪士山山頂を目指したのに分岐点も山も気付かず道探しに夢中で通過。豪士山山頂は行けずじまいでした。
※後で気付いたのですが登山道を探すのに夢中でしたがここから豪士山山頂まで5分の所に居たのですが気付かずじまい。豪士山山頂を目指したのに分岐点も山も気付かず道探しに夢中で通過。豪士山山頂は行けずじまいでした。
何かの道標に到着。な・な・なんと「豪士峠」、つまり豪士山山頂に行かずに豪士峠に到着。(゜◇゜)ガーン
再び、藪漕ぎは、(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-。-)で(^.^)す。少しだけ戻り豪士山アップで写真だけでも。残念だけど諦めも肝心です。
1
5/3 13:05
再び、藪漕ぎは、(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-。-)で(^.^)す。
少しだけ戻り豪士山アップで写真だけでも。残念だけど諦めも肝心です。
少しだけ戻り豪士山アップで写真だけでも。残念だけど諦めも肝心です。
豪士峠付近の見晴らしの良い所で大休憩。疲れた体にはちょっぴり酸っぱい果物ですね。
座り休憩で、ご覧の大パノラマを独り占めでおかずに…。
4
5/3 13:10
豪士峠付近の見晴らしの良い所で大休憩。
疲れた体にはちょっぴり酸っぱい果物ですね。
座り休憩で、ご覧の大パノラマを独り占めでおかずに…。
疲れた体にはちょっぴり酸っぱい果物ですね。
座り休憩で、ご覧の大パノラマを独り占めでおかずに…。
�Ｔ�は飯豊連峰です。朳差岳は右側、ハクサンイチゲのお花畑の時行ってみたいです。
この先、豪士峠から中ノ沢峠方面の道も分からず、時間も時間なので、豪士峠登山口へ下りる事にしました。
沢沿いは、雪崩の多発地帯です。
それだけ積雪量も多く谷が切れ込んでいると言う事です。
それだけ積雪量も多く谷が切れ込んでいると言う事です。
登山者を楽しませてくれるイワウチワがそっちにも、こっちにも今が時期と言わんばかりに咲き競っていました。
また、こんなにも多くの「タムシバ」(別名:ニオイコブシとか)に会ったのは、このコースがはじめてです。ずーとタムシバ……タムシバです。
1
5/3 14:07
また、こんなにも多くの「タムシバ」(別名:ニオイコブシとか)に会ったのは、このコースがはじめてです。ずーとタムシバ……タムシバです。
満開のタムシバ。タムシバとコブシの見分け方は、花弁の下に葉があるのがコブシです、当然無いのがタムシバです。
確認してみて下さい。
6
5/3 14:10
満開のタムシバ。
タムシバとコブシの見分け方は、花弁の下に葉があるのがコブシです、当然無いのがタムシバです。
確認してみて下さい。
タムシバとコブシの見分け方は、花弁の下に葉があるのがコブシです、当然無いのがタムシバです。
確認してみて下さい。
下山コースに岩場が一ヶ所有り、でも全く問題ない岩場です、見晴らしは良好です。
この辺から、下り坂も厳しくなります。でもタムシバが最後まで楽しませてくれます。
道端のカタクリ。朝は開いていなかったのに日の光を浴びると万歳するのですね。いずこの花たちも同じですね。
1号線手前のコンビニでご褒美に少し多めの500mℓノンアルコール(アサヒ)を一気に飲み干し、登ってきた山の方面を振り返えるも何処をどのように周回したのかさっぱり分かりませんでした。
1
5/3 15:31
1号線手前のコンビニでご褒美に少し多めの500mℓノンアルコール(アサヒ)を一気に飲み干し、登ってきた山の方面を振り返えるも何処をどのように周回したのかさっぱり分かりませんでした。
感想
今年最初の、本格登山前の足慣らしとして駒ヶ岳〜豪士山周回を選びました。軽い気持ちで望んだのですがこれが間違いでした。
昨年のブログ等を覗いてみると、4/30頃には問題なく周回できた様子でしたが今回稜線はまだ雪で、始めて駒ヶ岳〜豪士山を周回したものにとっては
登山道が雪でたびたび隠れており、登山道の道取りに苦労しました、豪士山付近では、分岐点が見付からず藪漕ぎに夢中で豪士山に辿り付けずじまいでした。豪士峠の道標を見て始めて通過したことに気付きましたが、疲れ切っており戻る気になれず諦めました。分岐点付近から5分も掛からず行けたのですが情報不足の典型的例でしょうか。
でも、本日の天気は今までに無いくらいの晴天と遠望が効き、周りの山々が全て見ることが出来ました。
七ツ森から始まり、西吾妻山、飯豊連峰、祝瓶山を始めとする朝日連峰、月山、鳥海山、葉山(村山)、蔵王連峰と豪士山付近から見えるはずの山が全て見ることが出来ました。
また、豪士峠への下山道は、沢沿いの雪崩の凄さや、道端にはイワウチワのお花畑々、何よりも驚いたのは今まで見たこともない程のタムシバの花々、このコースの始めから最後まで見させてくれたと言っても過言で無い程、登山道を埋め尽くしていました。苦労したけどとても感激させて頂いた山旅でした。
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