きつかった5沢の日帰り、軍刀利沢と熊倉沢右㑨、左㑨と浅間嶺
- GPS
- 13:49
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,907m
- 下り
- 2,919m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 13:49
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<コースタイム> ガイドブックのCTと比べると、軍刀利沢は妥当ですが、熊倉沢は倒木が多くて厳しいと思いました。他の人のレコを見ても、熊倉沢は右㑨、左㑨ともガイドブックのCTよりかなり時間がかかっています。 <軍刀利沢の下山道> 矢沢林道の終点に出る山道が分かりませんでした。写真の建物の右に行く踏み跡がそうかもしれません。 <熊倉沢左㑨東沢> 水が無くなってからが倒木で時間がかかるので、早めに右側の尾根に登って尾根沿いに熊倉山を目指した方が楽そうです。 <熊倉沢右㑨左沢> ここを下りに使用する場合、通常は右㑨右沢を登りに使った後なので、ガイドブックの様なルートが距離が短くて良いです。しかし左㑨から来る場合は遠回りです。そこで今回の様な左沢の上流の二俣の左沢から下って来る(ガイドブックはここは右沢から)ルートが考えられます。当初は源流から下る予定だったのですが、左㑨東沢の水が枯れた後も続く倒木で大変だったので止めました。左沢の東側の尾根に踏み跡が有ったので、その踏み跡をたどって左沢の上流の二俣の少し上に下っています。このルートは右㑨、左㑨を連続してやる際、倒木が多くて大変な時は有効です。 <虫> この時期、この沢には何処も蚊、羽虫、クモが大量にいたので、嫌いな人は虫よけスプレー等の対策が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
沢タビ
ヘルメット
沢スパッツ
ヘッドライト
雨具
GPS
地図
ガイドブックのコピー
チェーンスパイク
|
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感想
この日は丹沢24Hのグループのメンバー3名が野辺山の100キロを走っているので、僕もきつい山行を計画する事にしました。天気は晴れて暑くなりそうなので沢登りがメインで、まだ未踏の奥多摩の沢に決めました。いつも行くのは丹沢や西沢渓谷の開放的な沢なので、初めての奥多摩の沢はかなり雰囲気が違って驚きました。
僕は登攀用具を持っていないので、どうしても初級の沢に限定されます。先月の今年の初沢登りは、日帰りで妙義山域の4沢を歩いたので、今回は5沢をやってみることにしました。4つが沢登り、1つが沢下りです。ただガイドブックで計画を立ててみると、5沢だけだと今回の沢はどれも短いので、野辺山100キロ走っている3名より楽そうでした。そこで5沢が終わった後で、未踏の浅間嶺に登り返して松生山に縦走するルートを加え、さらに上川乗と浅間嶺に時間制限を設定し、その時間に到着できなければリタイヤと決めました。トレランの大会のチェックポイントの様なものです。
3人は全てのチェックポイントをクリアして完走した様ですが、僕は浅間嶺の到着時間が遅れ、松生山への縦走を諦めてそのまま下りました。あと20分早ければ良かったのですが。。。今回は全て未踏のルートだったので道迷いもあったり、倒木が多くて時間を取られたのがききました。僕だけ計画を貫徹できずに非常に残念でした。60歳になって初めての山行でもあったので貫徹したかったのですが。。。
今回のルートは直登できる滝が多くてその点では楽しめましたが、渓相が暗いのが残念でした。渓相が暗い分、できるだけ太陽が高い間に沢登りができる様、ルート取りを工夫するべきですね。そうすれば出発時間を4:35分から5:30分に遅らせられ、これでより日が差している軍刀利沢が見られるし、熊倉沢の奥ノ二俣到着時間を13:34から13時前にする事で、右㑨右沢の景色も良くなるでしょう。改良ルートを試してみたいけど、可能な限り未踏のルートを歩くという無雪期ソロ山行のルールに反します。そうすると誰かを誘っていくしかないのですが、ガイドブックに書かれている様に、初級者にはロープを出さないと危険な箇所が数ヶ所あるので悩みどころ。。。
今回のルート作りの際、以下のレコを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
Lynn_Katoさん達の軍刀利沢と熊倉沢左㑨。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1105665.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-868840.html
kanosukeさ、geraniumさん、cherroさんの熊倉沢右㑨。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-476349.html
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終わった当初はきつかった思いだけが強かったのだけれど、時間がたつと良かったという思いがだんだん強まってきました。三国峠と浅間峠の間のエリアの沢が分かっただけでは無く、この区間の登山道から下山できる、地図に未掲載のバリルートの3つを歩けました。最後のバリルートは沢登りのガイドブックにも載っていなかったので収穫でした。炭焼き窯跡など、奥多摩には人が生活した歴史が奥まで残っているのがわかったし。。。奥多摩の沢とバリルートをもう少し探索してみたくなりました。
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