富士山に親子登山

- GPS
- 09:17
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 9:07
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
|
写真
感想
今春大学に入学した下の息子が富士山に行ってみたいというので連れていくことにした。これまで山歩きには全く興味がなかった息子との嬉しい初登山となった。
金曜の夜のうちに富士宮口5合目駐車場に入った。途中の道路には鹿が多数で、気をつけないといけない。23時半ごろ到着した。駐車場はまだまだ空いていた。頭上に天の川が架かる素晴らしい星空をしばし鑑賞して、すぐに寝た。無風だし明日は期待できそうだ。
翌朝5時に起床。もう明るく、出発している人も多い。息子はまだ眠そうだが、軽く朝食を済ませ、準備も手伝って、5時半過ぎにスタートする。
晴れているが、雲海が広がり、霞んでいるので、眺めは愛鷹山がうっすら見える程度だ。ゆっくりを心掛けながら登る。順調に高度を上げる。息子は八合目の辺りからけっこう疲れた様子を見せ始めたが、まあ大丈夫そうだ。
九合五勺から登山道に雪が多くなった。アイゼンは持ってきたが、息子も不慣れなので、念のため、ここからはブル道を使うことにした。自分もブル道を使うのは初めてだが、正解だった。ストレスなく歩けるし、剣が峰方面に直接行けるので、無雪期でもこっちのほうがよさそうだと思った。
頂上エリアはまだ雪がいっぱいだった。馬の背も雪に埋まっているようだ。念のためここからはアイゼンを着ける。歩いてみたら不要だったかとは思ったが。馬の背を登りきると、息子も嬉しい日本最高地点だ。雲は出ているが、南アルプスの眺めがよい。その奥には北アルプスも。
息子も満足そうでよかったと思ったが、眠たい眠たい、と言い、頭痛もするとのこと。高度障害が出たようだ。御鉢巡りはあきらめ、少し休んで下山することにした。
下りはいつも通り御殿場ルートを使う。楽な下りができるかと思っていたが、少し下りたところから雪が大きく登山道を覆っており、案外大変だった。気温が高く、雪も緩んでいるのでよかったが、気温が低く、カチコチだったら、ピッケルが必要だろう。
8合目まで下りたらもう問題はない。宝永山は見えているがその下は雲海で見えない。ときどき急激にガスが発達して宝永山も隠れてしまう。
砂走館を過ぎると、グッと歩きやすくなる。宝永山はけっこうな人で賑わっていた。ガスで眺望がなくお気の毒だが、皆さん楽しそうだった。
第一火口分岐からは駐車場まで林間コースで帰るつもりだったが、息子も疲れているようなので、六合目経由で戻った。
息子は「疲れた。」と言っていたが、無事、初めての富士山頂を経験し充実感はあったようだ。
自分にとっても記憶に残る山行となりそうだ。
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